静岡の名産「お茶」をテーマにした移動型サウナバス「サバス」3号車、2025年夏登場
ベストカレンダー編集部
2025年3月5日 21:44
サバス3号車製作
開催日:7月1日

引退した路線バスを活用した新しい移動型サウナバス「サバス」3号車の製作
株式会社リバースは、2025年3月5日に移動型サウナバス「サバス」の新たなモデル、3号車の製作を発表しました。このプロジェクトは、静岡県の静鉄バスが運行していた路線バスを再利用し、新たな価値を提供することを目指しています。サウナをテーマにしたこのバスは、静岡の名産である「お茶」をモチーフにしており、地域の特性を反映したユニークな体験を提供します。
移動型サウナバス「サバス」の概要
「サバス」は、2022年3月にサービスを開始し、これまでに1号車と2号車が製作されています。1号車は神姫バス株式会社で運行されていたバスを改造し、関西地域で多くのイベントや事業者に提供されました。続いて、2024年8月には関東拠点用の2号車が東急バス株式会社で運行されていたバスを改造し、長野、栃木、群馬、静岡などで体験が可能になりました。
新たに製作される「サバス」3号車は、これまでのモデルとは異なり、静岡の自然や文化をテーマにしたデザインが施されます。具体的には、茶畑をイメージしたサウナ室を設け、富士山や茶畑の美しい景色を眺めながら、リラックスした時間を過ごすことができる空間を目指します。車両の完成は2025年夏頃を予定しており、詳細な運営方法や製作背景については、完成後に発表される予定です。
株式会社リバースの理念と背景
株式会社リバースの代表である松原安理佐は、神姫バス株式会社に在籍していた時期に「人を運ぶ」以外の可能性を感じ、2021年5月に「出向起業」として株式会社リバースを設立しました。会社名の「リバース」は、「RE BUS(バスの再生)」や「RE BIRTH(生まれ変わる)」という意味が込められています。
リバースでは、バスという自走可能で広いスペースを活用し、サウナバスの他にも託児所やシャワー、キッチンなどのサービスを展開することで、地域の活性化や遊休地の活用、災害支援、社会課題の解決に貢献することを目指しています。
サウナイキタイとの連携
「サバス」プロジェクトは、日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」と連携して進められています。サウナイキタイは、全国14,000件以上のサウナ施設を網羅し、サウナ愛好者が自分の好みに合ったサウナを見つけることができるサービスを提供しています。
さらに、サウナ体験を記録できる「サ活」機能や、サウナの魅力を広めるためのサウナマガジンも展開しており、サウナの楽しみを共有する場を提供しています。サウナイキタイの公式サイトには、詳細な情報が掲載されています。
サウナイキタイの特徴
- 全国規模の情報提供:14,000件以上のサウナ施設を網羅。
- 詳細な条件検索:サウナの温度や水風呂の深さ、休憩スペースの有無など、細かな条件で検索が可能。
- サ活機能:サウナ体験を記録し、他のユーザーと共有できる。
- サウナマガジン:サウナの魅力や情報を発信するプラットフォーム。
サバスプロジェクトチームと今後の展望
「サバス」プロジェクトは、株式会社リバースとサウナイキタイが共同で企画・プロデュースを行っています。また、内装設計は株式会社OSTRが担当し、独自のデザインが施される予定です。
今後、サバス3号車の完成に向けて、地域の特性を生かした新しい体験を提供するための準備が進められています。サウナバスという新たな形態のサービスが、どのように地域に貢献し、利用者に喜ばれるのか注目されます。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト名 | 移動型サウナバス「サバス」3号車 |
製作会社 | 株式会社リバース |
運行開始日 | 2025年夏頃予定 |
テーマ | 静岡の名産「お茶」 |
連携サイト | サウナイキタイ |
内装設計 | 株式会社OSTR |
移動型サウナバス「サバス」3号車は、静岡の文化や自然をテーマにした新しい体験を提供することを目指しています。地域活性化や新たな観光資源としての役割が期待されるこのプロジェクトに、今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: