ヒュンメルと寺嶋良選手の新作Tシャツ、3月6日から予約開始！環境に優しい素材使用

ヒュンメルと寺嶋良選手の新たなコラボレーション

デンマークのスポーツブランドhummel（ヒュンメル）は、バスケットボールB1広島ドラゴンフライズの寺嶋良選手とのコラボアパレルを発表しました。このコラボレーションは2023年から始まり、今回で3回目となります。特に注目すべきは、土に還る生分解性素材「ピエクレックス」を採用したロングTシャツが登場することです。予約受付は2025年3月6日から3月16日まで、ヒュンメル公式オンラインストア及びヒュンメルららぽーとEXPOCITY店限定で行われます。

生分解性素材「ピエクレックス」とは

今回のコラボレーションで使用される「ピエクレックス」は、トウモロコシやサトウキビなどの植物由来のポリ乳酸を原料とした生分解性素材です。この素材は、土に還る性質を持ち、環境に優しい製品として注目されています。ピエクレックスを使用した製品は、堆肥化されることで農業や林業で利用される「P-FACTS」（ピーファクツ）の回収対象アイテムとなります。この取り組みは2024年から本格的に始まり、企業や自治体、学校などで協力が広がる予定です。

ピエクレックス本社では、製品の堆肥化に関する機能実験も行われており、非生分解性素材の糸で縫製したTシャツは、半年後には糸だけが残る結果が得られています。寺嶋選手は、この堆肥化された土を手にし、農作物が育つ様子に驚きを隠せない様子でした。「衣食住がある中で、衣から食になるという変換がすごい」とコメントしています。

社会貢献活動と未来への希望

寺嶋選手は、プロ入り初年度から積極的に社会貢献活動を行っており、今回のコラボレーションもその一環として位置づけられています。彼は「服を売るだけでなく、回収して土を作り、野菜を植える」という循環の仕組みに興味を持っており、この取り組みが多くの人を巻き込むことを期待しています。

デザインの打ち合わせでは、左袖にプリントを集中させ、切り取り線をデザインに取り入れることで、回収後の取り組みをスムーズに進める工夫がされています。「未来へのチケットをイメージしたアイテムが、どんな将来をもたらすのか楽しみ」と期待を寄せています。寺嶋選手は、ファンと共に地球のために活動することを重視しており、小さな一歩から大きな変化を生み出すことを目指しています。

商品情報と特典

今回発売される「HUMMEL × PIECLEX × RYO L/S TEE」は、税込価格12,100円で、サイズはS・M・L・O（UNISEX）から選べます。予約受付は2025年3月6日から3月16日までで、4月末から順次発送される予定です。また、1アイテムの購入につき、ピエクレックス素材のハンドタオル1枚と、回収したピエクレックスを使用した堆肥を活用した培養土がノベルティとしてプレゼントされます。

なお、ヒュンメルEXPOCITY店での取り扱いは2025年3月8日から開始されますので、こちらも合わせてチェックしておくことをおすすめします。

寺嶋良選手のプロフィール

寺嶋良選手は1997年10月23日生まれ、東京都出身のバスケットボール選手です。東海大学4年時の2019年12月に京都ハンナリーズとプロ契約を結び、2020-21シーズンには副キャプテンを務め、オールスターゲームにも初選出されました。2021-22シーズンからは広島ドラゴンフライズに移籍し、2022年8月にはFIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選に日本代表として出場するなど、活躍の場を広げています。

関連企業の紹介

株式会社ピエクレックスは、村田製作所の100%子会社であり、電気の繊維「ピエクレックス」を通じて革新を推進しています。彼らのビジョンは「”でんき（電気）のせんい（繊維）”で世界を変える」ことです。ピエクレックスは環境に優しい素材であり、アパレルやヘルスケア、一般消費財、産業分野など、幅広い用途に応用可能です。

また、ヒュンメルは1923年に誕生したスポーツブランドで、スタッド付きスパイクを世界で初めて開発しました。彼らのビジョンは「スポーツを通して世界を変える」というもので、100年にわたる歴史を持ちつつ、独自のブランドストーリーを展開しています。

まとめ

このコラボレーションは、環境への配慮と社会貢献を兼ね備えた取り組みとして、多くの人々に影響を与えることが期待されています。ヒュンメル、寺嶋良選手、ピエクレックスの三者が手を取り合い、持続可能な未来を目指す姿勢は、多くの人にとって新たなインスピレーションとなるでしょう。