こうの史代の新作『空色心経』が4月7日発売!2色の美麗コミック登場
ベストカレンダー編集部
2025年3月6日 12:16
『空色心経』発売
開催日:4月7日

こうの史代の新作ストーリーコミック『空色心経』が刊行決定
株式会社朝日新聞出版は、2025年4月7日(月)に大人気漫画家・こうの史代さんの新作長編ストーリー漫画『空色心経(そらいろしんぎょう)』の刊行を発表しました。この作品は、ファン待望のストーリー漫画であり、2つの世界を2色が繋ぐ新しく美しい一冊として期待されています。
こうの史代さんは、これまで『この世界の片隅に』や『ぼおるぺん古事記』、さらには『ギガタウン 漫符図譜』など、数々の作品を通じてマンガ表現の可能性を広げてきた実力派の漫画家です。今年は漫画家生活30周年を迎え、特別な年に新作を発表することとなりました。

作品のテーマと内容
新作『空色心経』では、日本で最も有名なお経である般若心経を題材にしています。この作品は、全編が黒色と空色の2色の万年筆で描かれるオール2色コミックとなっており、視覚的にも楽しめる内容です。
物語は、スーパーマーケットで働く女性、麻木あいを中心に展開されます。あいは未知のウイルスがまん延する中、心の中にある悩みを抱えています。一方、遥か昔のインドでは、観自在菩薩(観音さま)が舎利子と対話を重ねています。あいが観自在菩薩の説く般若心経と出会うことで、彼女の心の変化が描かれ、読者はその過程を共に体験することができます。

作品の魅力
- 美麗な2色カラー: 黒色と空色の万年筆で描かれた美しいビジュアル。
- 心の変化: 主人公あいの内面的な成長が繊細に描かれる。
- 深いテーマ: 般若心経を通じて心の平穏を探求するストーリー。
- 愛らしいキャラクター: くるくると表情が変わる観自在菩薩の言葉が印象的。
この作品を通じて、読者は般若心経の深い意味を理解し、壮大な世界にトリップすることができるでしょう。
著者紹介
こうの史代さんは1968年に広島で生まれた漫画家です。彼女の代表作には、古事記をテーマにした『ぼおるぺん古事記』や、戦争を背景にした『この世界の片隅に』などがあります。これらの作品は、多くの賞を受賞し、アニメ映画としても大ヒットを記録しました。
こうのさんは、作品ごとに新たな表現方法を模索し続けており、今回の『空色心経』もその一環として位置づけられています。彼女の作品は、ただのエンターテインメントに留まらず、深いメッセージ性を持つものが多く、読者に感動を与えています。
『空色心経』の基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
著者 | こうの史代 |
発売日 | 2025年4月7日(月)(仮) |
予価 | 990円(本体900円+税10%)(仮) |
判型・仕様 | B6判、オール2色カラー、並製コミック |
頁数 | 136ページ(仮) |
ISBN | 978-4-02-252047-0 |
『空色心経』は、こうの史代さんの新たな挑戦として、多くのファンにとって待望の作品となるでしょう。作品の詳細や購入に関しては、朝日新聞出版の公式サイトをご覧ください。
このように、こうの史代さんが描く『空色心経』は、ただの漫画ではなく、心の深い部分に触れる作品として、多くの読者に感動を与えることが期待されます。新しい表現方法で描かれたこの物語を通じて、心の平穏を見つける旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
参考リンク: