ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで3月7日から卵殻アップサイクル「たまからシール」配布開始
ベストカレンダー編集部
2025年3月6日 16:46
たまからシール配布
開催期間:3月7日〜6月29日

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとキユーピーの共同プロジェクト
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)とキユーピー株式会社は、環境に配慮した新たな取り組みとして、卵殻をアップサイクルしたステッカー「たまからシール」を制作しました。このステッカーは、2025年3月7日から6月29日まで開催される春のシーズナル・イベント「ユニバーサル・イースター・セレブレーション 2025」にて配布される予定です。
キユーピーは、2015年からUSJのイースターイベントに協賛しており、毎年イースターをテーマにしたオリジナルステッカーを配布しています。今年は新たに、レストランで提供される卵メニューに使用された卵の殻を活用したステッカーを制作することになりました。

「たまからシール」の詳細
「たまからシール」は、キユーピーのグループ会社の工場から排出される卵殻を微粉末化したものを51%配合したバイオマスプラスチックを使用しており、従来の一般的なステッカーと比較してプラスチック使用量を低減し、廃棄物の削減にも貢献します。
このステッカーは、USJ内のクルーに「ハッピー・イースター!」と声をかけ、両手で頭の上にうさぎの耳を作る「ハッピー・イースター!ポーズ」をとることで入手可能です。配布場所やデザインは異なるため、訪れる際には様々なデザインを楽しむことができます。
配布概要
配布場所 | ユニバーサル・ワンダーランド、ミニオン・パーク他 |
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配布期間 | 2025年3月7日(金)~6月29日(日) |
注意事項 | 配布予定数に達し次第終了、内容は予告なく変更の可能性あり |
詳細については、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの公式WEBサイトを確認することができます。
サーキュラーエコノミー推進プロジェクト
本プロジェクトは、USJのCSRスローガン「LOVE HAS NO LIMIT」のもと、環境問題への取り組みの一環として進められています。卵殻という本来は廃棄される資源をアップサイクルし、ステッカーとして再利用することで、廃棄物の削減に寄与しています。
さらに、この取り組みを通じて、クルーとのやり取りの中で資源の有効活用を身近に感じてもらうことを目指しています。これにより、人々や社会全体に「気づき」や「目覚め」を提供することが期待されています。
具体的な取り組み内容
- 廃食油の活用: パーク内のレストランから生じた廃食油をバイオディーゼル燃料として利用し、アトラクション「Jaws(ジョーズ)」の運航に使用。
- 生ごみの液肥化: 食品廃棄物を減らすために生ゴミ処理機を導入し、生ゴミを液肥化して植栽に利用。
- 工事シートのアップサイクル: 工事中の足場を隠すシートをアップサイクルし、バッグとして活用。
これらの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなっています。
キユーピー株式会社とユニバーサル・スタジオ・ジャパンの企業概要
キユーピー株式会社は、主に食品の製造・販売を行っており、特にマヨネーズや各種ソースが主力商品です。創業以来、品質と安全性を重視し、持続可能な社会の実現に向けた活動にも積極的に取り組んでいます。
一方、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、国内外から多くのゲストが訪れるエンターテイメントのランドマークとして、ハリウッド映画や日本のアニメをテーマにしたアトラクションを提供しています。常に革新を追求し、訪れるすべてのゲストに特別な体験を提供しています。
企業名 | キユーピー株式会社 |
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主な事業 | 食品の製造・販売、医薬品、化粧品 |
企業理念 | 持続可能な社会の実現 |
このように、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとキユーピーの取り組みは、環境問題に対する意識を高めるだけでなく、持続可能な未来に向けた具体的な行動を示しています。今後も両社の活動に注目が集まることでしょう。
参考リンク: