3月11日から販売開始!京都の老舗が贈る湯葉寿司弁当の魅力
ベストカレンダー編集部
2025年3月7日 10:19
湯葉寿司弁当発売
開催日:3月11日

京の老舗が紡ぐ、伝統と革新の味
2025年3月7日、株式会社キョートフードサービスは、老舗湯葉屋「京ゆば三田久」とのコラボレーションにより、湯葉を使った復刻寿司弁当を新たに発売することを発表しました。この特別な弁当は、冷蔵設備が発達する以前に親しまれていた湯葉寿司の味わいを現代に蘇らせるものです。提供開始は2025年3月11日からで、笹寿し伍十の店舗(西大路七条)での販売が予定されています。

コラボレーションの背景
「京ゆば三田久」と「笹寿し伍十」は、それぞれ100年以上の歴史を持つ老舗企業です。京ゆば三田久の後継ぎである三田竜太氏は、湯葉がかつて寿司の食材として使われていたことに着目し、その復刻企画を温めてきました。一方で、2023年に会社を引き継いだ笹寿し伍十の女将である岩本有希氏は、伝統を守りながらも新たな挑戦を通じて京都の魅力を発信したいと考えていました。このように、両社の後継ぎの思いが共鳴し、今回のコラボレーションが実現したのです。
湯葉の魅力
湯葉は、大豆の豊かな風味と滑らかな舌触りを持つ食材です。寿司飯との相性も非常に良く、具材には京都津乃吉のちりめん山椒や京漬物が使用され、彩り豊かで栄養満点の弁当に仕上げられています。観光バス等で京都を訪れる人々にとって、手軽に京料理を味わえるお弁当として最適です。
新商品の詳細
今回のコラボレーションから生まれた新商品には、以下の2つがあります。
湯葉大名巻
- 名称: 湯葉大名巻
- 価格: 6貫 1,050円(税込)、8貫 1,400円(税込)
- 内容量: 約500g
- 特徴: 伍十のロングセラー商品「大名巻」の海苔を湯葉に変更した巻寿司。具材には無漂白の国産干瓢、国産椎茸、きゅうり、焼き穴子、海老が使用されており、湯葉の優しい味わいと中の具材が見事に調和しています。
京の湯葉寿司弁当
- 名称: 京の湯葉寿司弁当
- 価格: 1,600円(税込)
- 内容量: 約500g(湯葉大名巻2貫と湯葉ちらし寿司)
- 特徴: ちらし寿司には、出汁の味がしみ込んだ湯葉の刻みを錦糸卵の代わりに使用。冷蔵庫が普及する前の時代によく使われた技法を再現しており、湯葉の素材の味と無添加のちりめん山椒の風味が見事にマッチした一品です。
会社概要
この新商品を提供する両社の概要は以下の通りです。
会社名 | 創業 | 所在地 | 代表取締役 | 事業内容 | ホームページ |
---|---|---|---|---|---|
京ゆば三田久 | 1920年(大正9年) | 京都府京都市南区東九条西山王町3番地の1 | 三田直嗣 | 湯葉の製造・販売 | https://mitakyu.co.jp/ |
笹寿し伍十 | 1976年(昭和51年) | 京都府京都市下京区西七条北衣田町37 | 岩本有希 | 寿司の製造・販売 | https://sasazushigotou.com/ |
まとめ
「京ゆば三田久」と「笹寿し伍十」のコラボレーションによって生まれた新しい湯葉寿司は、伝統と革新を見事に融合させた一品です。これまでの歴史を尊重しながらも、現代のニーズに応える形で復刻されたこの弁当は、多くの人々に新たな食体験を提供することでしょう。両社は今後も京都の食文化を盛り上げるために、さらなる取り組みを続けていくとしています。
参考リンク: