名鉄バスが3月10日から新型EVバス『エルガEV』と『SORA』を運行開始

名鉄バスが国産初のバッテリーEV大型バス『エルガEV』と燃料電池バス『SORA』を導入

名古屋鉄道株式会社は、2025年3月10日より名古屋市内の基幹バスで、いすゞ自動車株式会社が製造した国産初のバッテリーEV大型バス『エルガEV』1台と、トヨタ自動車株式会社が製造する燃料電池バス『SORA』1台の営業運行を開始します。これにより、名鉄バスは環境に優しい交通手段を提供し、地域社会の持続的な発展と脱炭素社会への取り組みを一層強化します。

導入車両の詳細

名鉄バスが導入する車両の詳細は以下の通りです。

• いすゞ自動車株式会社 バッテリーEV大型バス『エルガEV』
  乗車定員：67名（着席19名）＋運転士1名
• トヨタ自動車株式会社 燃料電池バス『SORA』
  乗車定員：77名（着席19名）＋運転士1名

これらの新型バスは、名古屋市内を走る基幹バス路線で運行され、敬老パスも利用可能です。これにより、高齢者を含む多くの市民が利用しやすい交通手段が提供されます。

運行開始日と営業所

新たに導入されるバスの営業運行は、2025年3月10日（月）から開始されます。運行を担当する営業所は、名古屋中央営業所（名古屋市中川区清船町2-1-6）です。この営業所を拠点に、名古屋市、長久手市、瀬戸市、尾張旭市の基幹バス路線で運行されます。

運行路線の特徴

名鉄バスが運行する基幹バス路線は、名古屋市内を中心に広がり、地域住民の移動を支える重要な交通手段です。新たに導入される『エルガEV』と『SORA』は、環境性能に優れているだけでなく、ユニバーサルデザインを採用し、全てのお客様が利用しやすいよう配慮されています。

• エルガEVの特徴：車内フロアのフルフラット化により、混雑緩和と段差でのつまずき防止を実現。
• SORAの特徴：ノンステップエリアに自動的に格納されるシートを採用し、ベビーカーや車いす利用者と一般利用者の居住性を両立。

環境への配慮と今後の展望

名鉄バスは、これまでも小型EVバスや大型EVバス、ハイブリッドバスなど、環境にやさしい車両の導入を進めてきました。今回のバッテリーEVバスと燃料電池バスの導入は、地域社会の持続的な発展や脱炭素社会への取り組みの一環として位置付けられています。

これにより、名鉄バスは環境性能だけでなく、利用者の快適性や安全性にも配慮した交通サービスを提供し、地域の交通インフラの向上を目指します。

まとめ

名鉄バスが導入する国産初のバッテリーEV大型バス『エルガEV』と燃料電池バス『SORA』は、2025年3月10日より名古屋市内の基幹バスで運行を開始します。これらの車両は、環境に優しいだけでなく、ユニバーサルデザインを取り入れ、全てのお客様が利用しやすい設計となっています。

以下に、導入車両や運行に関する詳細をまとめました。

名鉄バスの新たな取り組みは、地域社会における持続可能な交通手段の提供に寄与することが期待されます。