カナリークラウドとLIFULL住まいんど診断が3月10日から連携開始、効率化と成約率向上へ
ベストカレンダー編集部
2025年3月10日 11:50
カナリークラウド連携開始
開催日:3月10日
不動産業務特化型SaaS「カナリークラウド」と「LIFULL 住まいんど診断」の連携について
2025年3月10日、株式会社カナリーは不動産業務特化型SaaS「カナリークラウド(CANARY Cloud)」と株式会社LIFULLが提供する「LIFULL 住まいんど診断」との連携を開始したことを発表しました。この連携により、賃貸や売買仲介会社は、住まいんど診断で得られた診断結果をカナリークラウドの顧客情報に統合し、顧客情報管理の効率化を図ることが可能になります。
この取り組みは、顧客の住まい探しに関する価値観や志向を診断し、最適な物件提案につなげることを目的としており、心理学や統計学を活用した新たなアプローチを提供します。診断結果を活用することで、営業担当者の育成や営業手法の理解を深めることが期待されます。
連携の背景と目的
「住まいんど診断」は、顧客の住まい探しに対する価値観や志向を診断するツールです。この診断を通じて得られる営業アドバイスは、経験の浅い営業担当者の育成や、ベテラン営業担当者が異なる営業手法を理解するために役立てられます。
一方、「カナリークラウド」は顧客管理(CRM)機能を主軸に、不動産仲介業務を効率化するSaaSです。ポータルサイトなどからの反響を自動で取り込み、顧客とのやりとりや売上案件を蓄積し、オリジナルのダッシュボードとして自動集計します。これにより、店舗運営やKPIの向上に寄与します。
連携による具体的なメリット
今回の連携によって、以下のような具体的なメリットが実現されます:
- 住まいんど診断の診断結果をカナリークラウドへ自動取込:診断結果を迅速に顧客情報に反映させることが可能です。
- 診断結果を顧客情報と紐づけ、一元管理:顧客の情報と診断結果を一元的に管理し、効率的な営業活動を支援します。
- カナリークラウドのダッシュボードによる分析:診断結果を分析し、営業戦略に役立てることができます。
カナリークラウドの主な機能
「カナリークラウド」は、不動産業務に特化したSaaSであり、顧客管理機能を中心にした高機能を提供しています。以下にその主な機能を示します:
- 顧客の自動登録:主要ポータルサイトや自社独自ホームページからのメール反響を取り込み、自動で顧客情報を反映します。
- コミュニケーション一元管理:顧客とのメール、LINE、SMSの送受信を一元管理し、データを蓄積します。
- 生成AI連携:ChatGPTを基にした生成AIを活用し、顧客とのやりとりをパーソナライズします。
- 来店予約/スケジュール管理:営業時間外でも顧客からの来店リクエストを受け付け、リマインドを自動で実施します。
- 追客ワークフロー:顧客のフェーズに応じた自動追客を実現します。
- オートメーション:トリガーとアクションを組み合わせ、ルーティン操作を自動化します。
- データベース:顧客情報とは紐づかないさまざまなデータをノーコードで構築します。
- 初期費用カード決済連携:クレディセゾン社との連携により、決済手続きを一元管理します。
- 分析ダッシュボード:データを集計し、可視化するダッシュボードを構築します。
今後の展望と結論
カナリーは、今後もユーザーの部屋探しから不動産会社の業務に至るまで、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、ユーザー体験(UX)の向上に努めていく方針です。特に、住まいんど診断との連携により、さらなる成約率や顧客満足度の向上を目指します。
最後に、今回の連携に関する情報を以下の表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連携サービス | カナリークラウドとLIFULL 住まいんど診断 |
| 目的 | 顧客情報管理の効率化と成約率向上 |
| 主な機能 | 自動登録、コミュニケーション管理、生成AI連携など |
| 連携によるメリット | 診断結果の自動取込、一元管理、営業戦略への活用 |
このように、カナリークラウドと住まいんど診断の連携は、不動産業界における新たな価値を創出するものと期待されます。
参考リンク: