JCBが2024年度キャッシュレス調査結果発表、95%がキャッシュレス利用

キャッシュレス調査結果発表

開催日:3月10日

キャッシュレス調査結果発表
キャッシュレスってどのくらい普及しているの?
日本では95%の人が何らかのキャッシュレスを利用しており、クレジットカード保有率は87%に達しています。
クレジットカードの利用率ってどのくらい?
クレジットカードの利用率は83%で、生活費の44%をクレジットカードで支払う人が増えています。

キャッシュレス利用の現状とクレジットカードの保有率

株式会社ジェーシービー(以下、JCB)は、2024年度版「キャッシュレスに関する総合調査」を実施し、その結果を発表しました。この調査は、2000年以降毎年、日本全国の一般消費者3,500人を対象に行われており、キャッシュレスの利用実態を把握することを目的としています。

調査結果によると、普段何らかのキャッシュレスを利用している人の割合は95%に達しており、クレジットカードの保有率は87%、利用率は83%と高水準を維持しています。この結果は、キャッシュレス決済が日本国内で広く受け入れられていることを示しています。

キャッシュレスを利用している人は95%、クレジットカードの保有率は87%と高水準を維持 画像 2

キャッシュレス利用の増加傾向

調査では、キャッシュレスの利用回数についても注目すべき結果が得られました。58%の利用者が前年よりもキャッシュレスの利用回数が増加したと回答しています。特に、コード決済の利用回数が63%、クレジットカードも52%と高い数字を記録しています。

この傾向は、キャッシュレス決済が日常生活においてますます重要な役割を果たしていることを示唆しています。特に、QRコード決済や電子マネーの普及が、利用回数の増加に寄与していると考えられます。

キャッシュレスを利用している人は95%、クレジットカードの保有率は87%と高水準を維持 画像 3

クレジットカードによる生活費の支払い

調査結果の中でも特筆すべきは、クレジットカード保有者の世帯あたりの月平均生活費が前年から1.7万円増加し、19.3万円に達した点です。このうち44%の金額をクレジットカードで支払っていることが明らかになりました。

このデータは、クレジットカードが生活費の支払いにおいて重要な決済手段であることを示しています。多くの消費者がクレジットカードを利用することで、現金を持ち歩く必要がなくなり、より便利に生活を送ることができるようになっています。

調査の概要と今後の展望

以下に、2024年度版「キャッシュレスに関する総合調査」の概要を示します。

調査項目 内容
調査時期 2024年9月17日~30日
調査機関 株式会社プラグ
調査対象 20~60代の一般消費者(学生含む)
サンプル数 3,500
調査方法 WEB調査

JCBは、今後も「おもてなしの心」「きめ細かな心づかい」でお客様一人ひとりの期待に応え、より便利で頼れるサービスを提供することを目指しています。

調査結果を通じて、キャッシュレス決済の普及やクレジットカードの重要性が強調される中、消費者のニーズに応えるサービスの提供が求められています。

まとめ

2024年度版「キャッシュレスに関する総合調査」の結果を以下にまとめます。

項目 結果
キャッシュレス利用者の割合 95%
クレジットカード保有率 87%
クレジットカード利用率 83%
利用回数が前年より増加した割合 58%
生活費のクレジットカード支払い割合 44%
月平均生活費 19.3万円

これらの結果を通じて、キャッシュレス社会の進展とクレジットカードの重要性が浮き彫りになりました。今後もこの動向が続くことが期待されます。