5月16日発売！コーセーの量子コンピュータ処方クレンジング美容液が登場

株式会社コーセーが発表した新しいクレンジング美容液

株式会社コーセー（本社：東京都中央区、代表取締役社長：小林 一俊）は、2025年5月16日より、ハイプレステージブランド『コスメデコルテ』の象徴ライン「AQ」から、世界初の量子コンピュータを用いて計算した化粧品処方によるクレンジング美容液「毛穴美容液オイル」を発売します。この製品は、毛穴の角栓に最適なアプローチを追求して開発されたもので、価格は11,000円（税込）です。

発売日は2025年5月16日で、全国の百貨店や化粧品店、公式オンラインショップでの取り扱いが予定されています。また、グローバル展開も視野に入れており、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、イギリス、イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど、14の国と地域で順次展開される予定です。

量子コンピュータを用いた革新的な処方開発

株式会社コーセーは、2019年から量子コンピュータ技術を化粧品開発に応用するための研究を進めてきました。特に注目したのは、無数にある原料の種類や配合量の組み合わせから目標品質に向けた最適な組み合わせを設計する“化粧品処方の開発”です。量子コンピュータは、その高い演算能力を活かし、膨大な組み合わせの中から最良なものを選び出すプロセスで特に威力を発揮します。

2023年には、量子コンピュータと従来型のコンピュータを組み合わせたハイブリッド型アルゴリズムにより、化粧品の処方自動生成システムを立ち上げ、実際にクレンジングオイルの処方を自動生成することに成功しました。このシステムにより、1,000億通り以上の成分の種類と配合量の組み合わせから、毛穴ケアにおける最適なアプローチが導き出されました。

毛穴の角栓とは？

毛穴の角栓は、古い角質と過剰に分泌された皮脂が混ざり合い、毛穴に詰まって固まった汚れのことを指します。具体的には、タンパク質である角質と脂質である皮脂が年輪のように重なり合って固まるため、除去が難しいという特徴があります。また、毛穴の奥深くで作られるため、個々の構成成分に差があり、どの角栓にも高い効力を発揮する汎用性のある処方を生み出すことが難しいとされています。

このような背景から、毛穴の角栓を効果的にケアするためには、皮脂にアプローチする設計が求められます。「毛穴美容液オイル」は、この点に着目して開発され、肌の負担感を抑えながら、日々のお手入れでは落としきれない角栓や黒ずみ、酸化皮脂を溶かし出し取り除く高機能な処方を実現しています。

製品の特長と使用感

「毛穴美容液オイル」は、肌を柔らかくときほぐすオイル美容成分を厳選して配合しています。余分な汚れを落としながら、ざらつきのないなめらかな明るい肌へと整えることができます。摩擦感のない軽い伸び広がりで、角栓が詰まった毛穴のすみずみまで行きわたり、洗い流し後もすっきりとした心地の良い使用感を提供します。

この製品は、クレンジング料として顔全体に使用することもでき、部分的に使うことも可能です。アレルギーテスト済みで、アルコールフリー、鉱物油フリー、パラベンフリーのため、肌に優しい処方となっています。また、香りにはライン共通のフレッシュフローラルムスキーを採用し、金香木や月下美人、マグノリアなどの花々をブレンドした香りが肌と心に深いやすらぎを与えます。

コスメデコルテのブランド背景

『コスメデコルテ』は1970年に誕生し、皮膚科学研究に基づく技術と、肌効果・感触・香りの相互作用により、心地良い商品を提供してきました。現在は、コーセーの重点グローバルブランドの一つとして、世界15の国と地域で展開しています。ブランドを象徴するプレステージライン「AQ」は、1990年に誕生し、エイジングケアを提案する高付加価値ブランドとして、先鋭的な皮膚科学研究や厳選された美容成分を取り入れています。

「AQ」ラインは、心と身体の両面を満たすエイジングケアを基に、洗練されたデザインや感触、香りにこだわり、究極のリラクゼーションを提供しています。今回の「毛穴美容液オイル」は、先進性と独自性の高い処方を取り入れたパーソナルケアアイテムとして、さらなる顧客獲得と愛用者の拡大を図るものです。

このように、「毛穴美容液オイル」は、量子コンピュータを用いた革新的な処方によって、毛穴ケアにおける最適解を提供する製品です。株式会社コーセーは、今後も高い技術力を基にした製品開発を進め、顧客のニーズに応える商品を提供していくことを目指しています。