デヴィッド・テナント主演『マクベス』が3月21日からシネ・リーブル池袋で上映開始
ベストカレンダー編集部
2025年3月11日 05:48
マクベス映画上映
開催日:3月21日

イギリスからの新たな『マクベス』が映画館で観られる
シェイクスピアの名作『マクベス』が、イギリスの実力派俳優デヴィッド・テナントとクシュ・ジャンボの共演によって新たに生まれ変わりました。2025年3月10日20時に、カルチャヴィル合同会社から発表されたこのニュースは、多くの演劇ファンや映画ファンの期待を集めています。特に、イギリスでの上演時には絶賛され、数多くの高評価を受けた本作が、映画館で観られる貴重な機会となります。
本作は、イギリスのハロルド・ピンター劇場での興行において、215万ポンドを超える売上を記録し、劇場史上最高興行週を5週も達成しました。これにより、観客からの高い評価が示されており、今後の上映に対する期待が高まっています。

日本での上映スケジュール
先日、日本でのオリジナル公開が終了した際、多くの観客から「再度観たい」という声が寄せられました。この期待に応える形で、シネ・リーブル池袋にて2025年3月21日(金)より上映が決定しました。また、特別に3月16日(日)には、鹿児島のガーデンズシネマで1回限りの上映も行われます。
- 上映場所: シネ・リーブル池袋
- 上映期間: 2025年3月21日(金)~
- 特別上映: 鹿児島・ガーデンズシネマで3月16日(日)に1回限定上映
映画館での鑑賞は、舞台とは異なる新たな視点で『マクベス』を体験する機会となります。観客は、デヴィッド・テナントとクシュ・ジャンボの迫力ある演技を大スクリーンで楽しむことができるでしょう。

映画作品の特徴と音響体験
本作は、イギリス現地の上演で使用されたバイノーラルステレオ技術を活かした立体的な音響体験が特徴です。バイノーラル音声は、実際に人が聞き取る音を再現するため、観客はよりリアルで臨場感のある体験を得ることができます。
映画館向けに特別に撮影された本編では、複数のカメラアングルやクローズアップが使用され、観客は登場人物の心の中に入り込むような感覚を味わうことができます。5.1シネマサラウンドサウンドによって、音の広がりを感じながら物語に没入することが可能です。
作品概要
本作の基本情報は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
原題 | Macbeth: David Tennant & Cush Jumbo |
作品名 | デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』 |
上映時間 | 約115分 |
演出 | マックス・ウェブスター |
出演 | デヴィッド・テナント、クシュ・ジャンボ |
制作年 | 2024年 |
制作国 | イギリス |
鑑賞料金 | 一般3300円、学生・障がい者2800円 |
この作品は、2024年1月に撮影され、ドンマー・ウエアハウスで制作されました。観客は、シェイクスピアの名作を新たな視点で楽しむことができるでしょう。
著名者からのコメント
本作について、著名な方々からも多くのコメントが寄せられています。以下に一部を紹介します。
- 松岡和子(翻訳家): “なんとストイックな『マクベス』だろう、というのが第一印象です。色彩の点でも、まるでモノクロで作ったかと思わせられるほど禁欲的。それだけに血の赤が引き立ちます。”
- 河合祥一郎(東京大学教授): “デヴィッド・テナントが演じると、“マクベス”も“ハムレット”になる!?”
- 五十嵐博久(東洋大学教授): “崩壊が人間の思考速度を超えて進行してゆく『マクベス』の劇世界を、商業演劇の大規模な舞台で描くのは難しい。”
- 木村龍之介(演出家・作家): “耳で、見る、『マクベス』! 聞き逃すな、この悲劇を!”
これらのコメントからも、本作がどれほどの期待を寄せられているかが伺えます。
まとめ
デヴィッド・テナントとクシュ・ジャンボが共演する『マクベス』は、イギリスでの大ヒットを受けて日本でも上映されることが決まり、観客に貴重な体験を提供します。上映スケジュールや作品の特徴、著名者からのコメントを通じて、この作品の魅力を再確認しました。以下に、今回の内容をまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
上映場所 | シネ・リーブル池袋、鹿児島・ガーデンズシネマ |
上映期間 | 2025年3月21日(金)〜、3月16日(日)1回限り |
鑑賞料金 | 一般3300円、学生・障がい者2800円 |
著名者のコメント | 多くの著名人から高い評価を受けている |
この作品は、シェイクスピアの名作を新たな視点で楽しむ貴重な機会となるでしょう。観客は、映画館での特別な体験を通じて、深い感動を得ることができると期待されます。
参考リンク: