ファミリーマートが3月14日にOtemachi Deli マルシェで農福連携を初展開
ベストカレンダー編集部
2025年3月11日 11:23
Otemachi Deli 開催
開催日:3月14日

ファミリーマートが農福連携の取り組みを拡大
株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、障がいのある社員が地域の農家と協働し、農業の発展や周知を目的とした「農福連携」の取り組みを強化しています。2025年3月14日(金)には、農福連携として初めて「Otemachi Deli マルシェ」を開催することが発表されました。このイベントは、農林中央金庫(本店:東京都千代田区、代表理事理事長:奥和登)と株式会社しゅん・あぐり(本社:埼玉県八潮市、代表:臼倉正浩)との連携により実現しました。
「Otemachi Deli マルシェ」は、農林中央金庫本店が入居するOtemachi Oneタワーで行われ、障がいのある社員が農家と協力して栽培、収穫、出荷の作業を行うことを目的としています。このイベントの開催は、農福連携の周知とさらなる拡大を目指すものであり、多くの方々に農福連携の重要性を伝える機会となるでしょう。

農福連携の目的と取り組み内容
ファミリーマートは、障がいのある方の雇用創出や障がいへの理解促進を通じて、誰もが活躍できる社会の実現を目指しています。その一環として、2024年からは「ソーシャルサポートグループ」を新設し、障がいのある社員に対する職域拡大やきめ細やかなサポート体制を進めています。
この「ソーシャルサポートグループ」は、専門知識を持つ社員が中心となり、農福連携の取り組みをより効果的に進めるための重要な役割を担っています。2024年11月には、連携農家である「株式会社しゅん・あぐり」と千葉県のいちご農家「Ken’s Garden」との協力を開始し、農家との綿密なコミュニケーションを図ることで、障がいのある社員が働きやすい環境を整えることに成功しています。

農福連携の具体的な成果
農福連携の開始以来、農家とソーシャルサポートグループの担当者が連携し、障がいのある社員が働きやすい環境の構築を進めています。この取り組みは、農家で働くパートの方々の作業環境を改善するだけでなく、売上の向上にも寄与しています。
さらに、2025年1月からは千葉県野田市のいちご農家「SENOU FARM」とも協業を開始し、現在では農福連携は3農家にまで拡大しています。2025年2月末には、距離的なサポート体制を強化するために、千葉県柏市に「ソーシャルオフィス柏」を新設する予定です。
「Otemachi Deli マルシェ」の詳細
「Otemachi Deli マルシェ」は、2025年3月14日(金)に開催され、時間は11時30分から14時00分までです。ただし、売り切れ次第終了となります。会場はOtemachi OneタワーのB2エントランスホール前(東京都千代田区大手町1-2-1)で行われます。
出店者は「株式会社しゅん・あぐり」で、ファミリーマートの障がいのある社員が参加します。販売品は、以下の通りです:
- いちご
- 小松菜
- かぶ
- サラダ人参
- ジェラート
このイベントを通じて、地域の農産物の魅力を伝え、農福連携の重要性を広めることが期待されています。
ファミリーマートの今後の展望
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という理念のもと、地域に寄り添い、顧客一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指しています。農福連携を通じて、障がいのある方の雇用創出や障がいへの理解促進を進め、誰もが活躍できる社会づくりを支援していく方針です。
このような取り組みは、地域社会全体に良い影響を与えることが期待されており、ファミリーマートの今後の活動にも注目が集まります。
イベント名 | 日時 | 場所 | 出店者 | 販売品 |
---|---|---|---|---|
Otemachi Deli マルシェ | 2025年3月14日(金)11:30~14:00 | Otemachi Oneタワー B2エントランスホール前 | 株式会社しゅん・あぐり | いちご、小松菜、かぶ、サラダ人参、ジェラート |
このように、ファミリーマートの農福連携の取り組みは、地域の農業の発展と障がい者の雇用促進を同時に達成することを目指しています。今後の展開にも注目が集まることでしょう。
参考リンク: