物語コーポレーション株主優待券電子化で利便性向上とコスト削減を実現

株主優待券電子化

開催日:3月11日

株主優待券電子化
物語コーポレーションの株主優待券はどう変わるの?
紙の優待券から電子カード「株主様ご優待カード」に変更され、1円単位での利用が可能になります。
株主優待券の電子化でどんなメリットがあるの?
管理工数やコストの削減、環境負荷の軽減、株主の利便性向上が期待できます。

バリューデザインによる株主優待券の電子化支援

2025年3月11日、ペイクラウドホールディングス株式会社の傘下企業である株式会社バリューデザインが、株式会社物語コーポレーションの株主優待券の電子化を支援したことが発表されました。物語コーポレーションは、焼肉きんぐや丸源ラーメンなどの人気レストランチェーンを展開しており、今回の取り組みは、ペーパレス化を通じて管理工数の削減と株主様の利便性向上を目指しています。

電子化の背景と目的

近年、企業はコスト削減や業務効率化、環境対策を求められる中、商品券や優待券の電子化が進んでいます。バリューデザインは、飲食や小売業界向けにキャッシュレス決済サービス「独自Pay」を中心に複数のサービスを展開しており、全国で12万店舗以上に導入されています。このような背景の中、物語コーポレーションは株主優待券の電子化を決定しました。

物語コーポレーションは、国内外で19ブランドを展開しており、株主優待制度を通じて、株主様に紙の優待券を提供していました。しかし、ペーパレス化を推進し、株主様の利便性を向上させるため、紙の株主優待券から電子カード「株主様ご優待カード」への変更を行いました。

電子化によるメリット

株主優待券の電子化には、以下のようなメリットがあります。

  • ペーパレス化による管理工数・コストの低減
    使用済み株主優待券の管理や廃棄処理に伴う店舗での業務を削減できます。また、紙の使用量や加工費も削減され、環境負荷の軽減にも寄与します。
  • 株主様の利便性向上
    紙の優待券では冊子を持ち歩く手間や、会計時に必要な分を切り取る煩わしさがありましたが、電子化によりこれらが解消されます。さらに、1円単位での利用が可能となるため、優待券をより有効に活用できます。

バリューデザインの今後の展望

バリューデザインは、独自Pay発行サービス「Value Card」の提供で得たノウハウを活かし、紙で運用しているギフトカードや従業員向け優待券、株主優待券の運用効率化や環境負荷の軽減を目指します。また、店舗への再来店強化やロイヤルカスタマーの育成に貢献するための取り組みを続けていく方針です。

企業概要

ここで、バリューデザインと物語コーポレーションのそれぞれの企業概要を紹介します。

株式会社物語コーポレーション

  • 会社名: 株式会社物語コーポレーション
  • URL: https://www.monogatari.co.jp/
  • 事業内容: 飲食店の経営、運営およびフランチャイズチェーン展開
  • 連結売上高: 2024年6月期 1,071億円(グループ店舗売上高 1,550億円)
  • 店舗数: 国内725店舗(直営474店、FC251店)、海外42店舗(2025年1月末時点)

株式会社バリューデザイン

  • 会社名: 株式会社バリューデザイン(ペイクラウドホールディングス株式会社の100%子会社)
  • 所在地: 東京都中央区京橋3‐1-1 東京スクエアガーデン14階
  • URL: https://www.valuedesign.jp/
  • 設立: 2006年7月
  • 代表者: 代表取締役社長 林 秀治
  • 事業内容: キャッシュレス決済とマーケティングを組み合わせた独自Payサービスを提供

まとめ

バリューデザインが支援した物語コーポレーションの株主優待券電子化は、ペーパレス化による管理工数の削減と株主様の利便性向上を実現する重要な取り組みです。今後、バリューデザインはこの経験を活かし、さらなるサービスの向上を目指していくと考えられます。以下に、今回の内容を整理した表を示します。

項目 詳細
電子化の目的 ペーパレス化による管理工数削減、株主様の利便性向上
メリット 管理工数・コストの低減、利用時の煩わしさ解消、1円単位での利用可能
今後の展望 運用効率化、環境負荷軽減、再来店強化への取り組み
物語コーポレーションの店舗数 国内725店舗、海外42店舗
バリューデザインの設立年 2006年7月

このように、バリューデザインと物語コーポレーションの取り組みは、今後の飲食業界におけるキャッシュレス化の進展を示す重要な事例となるでしょう。

参考リンク: