Virtuos、3月12日に韓国ソウルに新ゲーム開発スタジオを設立

Virtuosが韓国にゲーム開発スタジオを設立

大手ゲーム開発会社であるVirtuosは、2025年3月12日、韓国のソウルに新たなスタジオを開設することを発表しました。この新しいスタジオの設立は、国内外のパートナー企業を支援し、ゲーム開発のグローカリゼーションにおけるトップ企業になるというVirtuosの戦略的目標の新たな一歩となります。

Virtuosは2004年に設立され、シンガポールに本社を置く独立系ゲーム開発会社であり、アジア、ヨーロッパ、北米に25拠点を展開し、4,200名以上の従業員を擁しています。これまでに1,500本以上のゲームタイトルに高品質なコンテンツを提供してきました。

新スタジオの役割と目的

Virtuosソウルスタジオは、韓国のゲーム開発者とパブリッシャーとの協力関係をより深めることを目的としています。これにより、韓国のクライアントと世界各地にあるVirtuosのゲーム開発スタジオとの連携を強化し、クリエイティブおよびデザイン分野の機能を向上させることを目指します。

特に、韓国市場は世界第4位のゲーム市場として、多くの世界的なヒット作を生み出してきた歴史があります。そのため、Virtuosは韓国のゲーム開発会社が抱える問題に取り組むことで、共同開発や連携をより緊密に行い、より多くの韓国ゲームを世界市場に送り出すことを期待しています。

ゼネラルマネージャーの紹介

Virtuosソウルスタジオのゼネラルマネージャーには、業界で20年の経験を持つユン・“ショーン”・スンファンが就任します。彼はKabamのシニアプロデューサーやWebzenのマネージング・ディレクターなど、さまざまなスタジオで重要な役割を担ってきました。

ショーン・スンファンは、アジア、ヨーロッパ、北米での実績を持ち、異文化間の効果的な連携を促進するエキスパートとして知られています。彼は、Virtuosの北アジア担当マネージング・ディレクターであるフィリップ・アンジェリーの直轄となります。

チームの構成と専門性

Virtuosソウルスタジオには、ショーン・スンファンの他にも、あらゆるプラットフォームとジャンルのゲーム開発で20年以上の経験を持つリー・キョンジンが開発ディレクターとして在籍しています。彼はLINE GAMESのクリエイティブ・ディレクターやSoftmaxのキャラクター・ディレクターなどを歴任してきました。

さらに、シニアビジネス開発マネージャーのス・サンウォンとエグゼクティブ・プロデューサーのワン・ユーファンも在籍しており、彼らはそれぞれ10年の経験を有しています。これらのメンバーは、経験豊富で多言語対応可能なチームの中核を成しており、韓国と世界のゲームスタジオとの効果的な協力体制を整えています。

採用活動と今後の展望

現在、Virtuosソウルスタジオではチームを拡大するために積極的に採用活動を行っており、関心のある方は公式ウェブサイトでテクニカルアートおよびゲームデザイン分野の募集ポジションを確認することができます。

今回のスタジオ設立は、Virtuosがゲーム開発におけるグローカリゼーションのトップ企業になるという目標に基づいています。最近、VirtuosはAbstraction、Pipeworks Studio、Umanaïa Interactive、Third Kind Gamesを買収し、ヨーロッパ市場および北米市場への進出を果たしています。

Virtuosの概要と連絡先情報

Virtuosは、フルサイクルのゲーム開発とアート制作に特化し、これまでに多くのプロジェクトを成功に導いてきました。Virtuosのクライアントには、世界のゲーム企業トップ25社のうち、23社が含まれています。

詳細情報やビジネスに関するお問い合わせは、以下の連絡先を通じて行うことができます。

• ビジネスに関するお問い合わせ: partner_relations@virtuosgames.com
• メディアの方からのお問い合わせ: pr@virtuosgames.com
• 採用情報に関して: www.virtuosgames.com/ja/careers/

まとめ

Virtuosが韓国に新たに設立したソウルスタジオは、韓国のゲーム開発者との連携を強化し、グローバルなゲーム開発の拠点としての役割を果たすことが期待されています。以下に、今回のプレスリリースの要点を整理しました。

このように、Virtuosソウルスタジオは韓国のゲーム業界における重要なハブとしての役割を果たし、今後の発展が期待されます。