三菱電機、2025年度の採用計画を発表 - 10月から新卒採用開始
ベストカレンダー編集部
2025年3月12日 12:18
2025年度採用計画
開催日:10月1日

三菱電機株式会社の2025年度採用計画
2025年3月12日、三菱電機株式会社は新卒者および経験者の採用計画を発表しました。この計画では、単独での新卒者採用数が秋季採用(2025年10月入社)および2026年4月入社で1,050名、経験者採用数は1,000名、合計で2,050名を採用する予定です。さらに、国内関係会社を含めたグループ全体での新卒者および経験者採用数は合計4,950名になる見込みです。
三菱電機は、事業を通じた社会課題解決とサステナビリティの実現を目指し、採用活動を通じて多様で多才な人財の確保を推進しています。この考え方は、「人と共に成長し、人財の力で未来を拓く」という人財戦略の基本理念に基づいています。人的資本の価値を最大化することで、中長期的な企業価値の向上を図る「人的資本経営」を推進しているのです。
採用活動の重点施策
三菱電機は、採用活動において以下の重点施策を掲げています。
- 新卒採用におけるジョブマッチングの強化
- 事務系では、従来の「オープンコース」に加え、応募者のニーズに応じた「職種確約コース」を導入し、継続的な採用を行います。
- 技術系では、「配属先指定リクルート制度」を導入し、特に高度な技術領域においては高い水準の処遇条件を提示します。
- 経験者採用施策の拡充
- リファラル採用やカムバック採用を通じて、多様な経験を活かす人財の獲得を目指します。
- カムバック採用の実効性を高めるために、「Re-MELCO~アルムナイネットワーク~」を新設し、再雇用機会を拡大します。
- DX人財の強化
- 2030年度までに2万人のDX人財を確保することを目指し、育成・獲得・配置活用を強化します。
- 「DXイノベーションアカデミー」を2025年4月に設立し、体系的にDX人財を育成します。
- 多様・多才な人財が集い、活躍する環境の実現
- キャリア開発のコンセプトを策定し、人事制度を刷新して自律的な挑戦・成長を支援します。
- 社内異動制度やキャリア相談窓口を拡充し、従業員の成長を促進します。
採用計画の詳細
三菱電機の2025年度の採用計画は、以下のように具体的に策定されています。
採用区分 | 採用人数 |
---|---|
新卒者 | 1,050名 |
経験者 | 1,000名 |
合計 | 2,050名 |
グループ全体(新卒者・経験者) | 4,950名 |
このように、三菱電機は新卒者と経験者の両方を対象にした採用計画を立て、特に多様な人財を求める姿勢を明確にしています。採用活動を通じて、応募者のキャリア観や専門性に応じた柔軟な対応を行い、幅広い経験を持つ人財の確保を目指しています。
三菱電機グループのビジョンと取り組み
三菱電機グループは、技術革新と創造力を通じて社会に貢献することを目指しています。サステナビリティを重視し、事業を通じて社会課題を解決するための「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」への変革を進めています。
また、デジタル基盤「Serendie®」を活用し、得られたデータを分析することで新たな価値を生み出し、社会課題の解決に寄与する取り組みを行っています。1921年の創業以来、100年を超える歴史を持つ三菱電機は、社会システムや電力システム、自動車機器など多岐にわたる事業を展開し、2023年度の連結売上高は5兆2,579億円となっています。
以上の情報をまとめると、三菱電機株式会社の2025年度採用計画は、社会課題解決とサステナビリティの実現を目指し、多様で多才な人財を採用するための具体的な施策を実施することが明らかになりました。今後の採用活動に注目が集まります。
採用計画の要点 | 詳細 |
---|---|
新卒者採用数 | 1,050名 |
経験者採用数 | 1,000名 |
グループ全体採用数 | 4,950名 |
重点施策 | ジョブマッチング強化、経験者採用施策の拡充、DX人財の強化、多様な人財の活躍環境の実現 |
このように、三菱電機の採用計画は多岐にわたり、企業の成長と社会貢献を両立させるための重要な施策となっています。
参考リンク: