大人の推し活女子の実態調査結果発表！担降り・オタ卒の理由とは？

大人の推し活女子における担降り・オタ卒の実態調査

推し活アプリ「Favomatch（ファボマッチ）」は、18歳以上の女性を対象に「オタ卒（オタクを卒業すること）」と「担降り（特定の推しから別の推しに移行すること）」に関する実態調査を実施しました。この調査では、推し活を行う大人の女性たちが抱えるリアルな悩みや状況を明らかにすることを目的としています。

調査結果は、オタ卒や担降りを経験した人の割合やその理由、元推しに対する意識の変化など、多岐にわたります。ここでは、その詳細を紹介します。

調査結果の概要

調査の結果、以下のような重要なデータが得られました。

• 担降り・オタ卒を経験した人の割合：77.2％
• 主な原因：1位は「他の推しの出現」
• 推し歴が長くなると：活動の方向性や推しのライフステージの変化が原因となる割合が増加
• 元推しを陰ながら応援する人：多いが、再び推す人は3.6％と少数
• 新しい推しとの出会いのきっかけ：「SNS・動画サイトで話題になっていた」が最多

担降り・オタ卒の経験率とその原因

調査対象の成人女性の中で、77.2％が担降りまたはオタ卒を経験したと回答しました。この数字は、推し活の広がりとともに、推しの変遷が一般的な現象となっていることを示しています。

担降りやオタ卒の主な原因については、以下のような結果が得られました。

推していた期間と担降り・オタ卒の関係

元推しの推し歴に関するデータでは、最も多かったのが「2～5年未満」で42.5％を占めています。長い期間推していた場合、担降りやオタ卒の原因として特に多く挙げられたのは、以下のような理由です。

1. 他の推しの出現（14.6%）
2. 活動の方向性・路線が変わった（13.4%）
3. 理由はないが急に冷めた（12%）
4. 推しの脱退・卒業（11.2%）
5. 推しの結婚 /推しの活動休止（4.8%）

推し歴が長いほど、活動の方向性や推しのライフステージの変化が担降り・オタ卒の原因となる割合が高くなることが明らかになりました。

担降り・オタ卒後の元推しへの意識

担降り・オタ卒後も元推しを陰ながら応援している人の割合は高いものの、再び推す割合はわずか3.6％にとどまっています。このことから、一度離れたファンの熱量を取り戻すことは難しいことがわかります。

また、元ファンの中には「未練はないが複雑な気持ち」や「まだ見かけるのもつらい」といったネガティブな感情を抱えている人も一定数存在しています。具体的な意識は以下の通りです。

新しい推しとの出会いのきっかけ

担降り・オタ卒の原因として最も多かった「他の推しの出現」ですが、新しい推しと出会うきっかけとして最も多かったのは「SNS・動画サイトで話題になっていた」が28.7％を占めました。

また、2次元コンテンツの推しとの出会いのきっかけとしては「二次創作が流れてきた」という理由が、「購読中の週刊誌で連載されていた」という理由を上回るという特徴も見られました。具体的な出会いのきっかけは以下の通りです。

まとめ

本調査により、大人の推し活女子の担降り・オタ卒の実態が浮き彫りになりました。調査結果は、推し活の実態を深掘りし、より充実した推し活ライフをサポートする情報の発信に役立てられます。

調査は、推し活アプリ「Favomatch」を利用している18歳以上の推し活中の女性を対象に、アプリ内アンケートにて実施されました。調査期間は2025年3月1日から2025年3月9日までで、有効回答数は464人でした。このようなデータを元に、今後も推し活に関する情報を提供していきます。