久石譲が指揮する特別コンサート「祈りのうた 2025」8月23日より開催

久石譲が挑む特別コンサート「祈りのうた 2025」開催決定

戦後80年を迎える2025年、著名な作曲家・指揮者・ピアニストである久石譲が特別コンサート「祈りのうた 2025」を開催することが決定しました。このコンサートは、久石譲が音楽監督に就任する日本センチュリー交響楽団との共演によるもので、2025年4月に正式に音楽監督としての活動を開始することが予定されています。

コンサートは、2025年8月23日から27日にかけて愛知、大阪、兵庫、東京の4都市で行われます。久石譲が指揮を務め、日本センチュリー交響楽団と東京混声合唱団が共演します。

コンサートの詳細

「祈りのうた 2025」では、久石譲の作品を中心に、スティーヴ・ライヒの「砂漠の音楽」や、久石譲自身の「祈りのうた」などが演奏されます。以下は、各公演の詳細です。

コンサートのプログラムには、以下の作品が含まれています。

• スティーヴ・ライヒ：砂漠の音楽（Chamber version with brass）
• 久石譲：祈りのうた（映画「君たちはどう生きるか」より）
• 久石譲：The End of the World

なお、演奏曲は変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイトで確認することが推奨されます。

チケット情報

「祈りのうた 2025」のチケットは、以下の価格で販売されます。

• S席：8,000円（税込）
• A席：6,500円（税込）

未就学児の入場は不可です。また、一般発売は2025年4月18日（金）12:00から開始される予定です。

お問い合わせ先は、各地域のプロモーターにより異なります。愛知に関してはサンデーフォークプロモーション（052-320-9100）、大阪・兵庫はキョードーインフォメーション（0570-200-888）、東京はサンライズプロモーション東京（0570-00-3337）にて受け付けています。各社の営業時間は平日12:00～17:00または12:00～18:00となっています。

久石譲のプロフィール

久石譲は、現代音楽の作曲家としてのキャリアをスタートさせ、音楽大学卒業後にミニマル・ミュージックに興味を持ちました。1981年に発表した「MKWAJU」から始まり、約40枚のソロアルバムをリリースしています。特に、2023年にリリースされた「A Symphonic Celebration」は、米国ビルボードのクラシックアルバムチャートで2度の1位を獲得しました。

映画音楽の分野でも広く知られており、宮崎駿監督作品の音楽を数多く手掛けています。『風の谷のナウシカ』から『君たちはどう生きるか』まで、多岐にわたる作品があり、これまでに数々の賞を受賞しています。特に、日本アカデミー賞最優秀音楽賞や紫綬褒章、アニー賞の生涯功労賞などが挙げられます。

久石譲は、2004年から新日本フィルハーモニー交響楽団の初代音楽監督を務め、全国ツアーを実施するなど、オーケストラ活動にも積極的に関与しています。近年は、クラシック音楽の指揮者としても活動し、数多くの作品を発表しています。

日本センチュリー交響楽団について

日本センチュリー交響楽団は、大阪府を拠点に活動するオーケストラで、1989年に発足しました。2011年には公益財団法人として独立し、現在は豊中市を拠点に活動しています。久石譲が2025年4月に音楽監督に就任することが決まっており、今後の活動が注目されています。

日本センチュリー交響楽団は、定期演奏会や地域連携事業、オーケストラ体感コンサートなどを通じて、地域文化の発展に寄与しています。これまでに2度の大阪府文化祭奨励賞を受賞しており、その演奏は高く評価されています。

以上のように、久石譲が音楽監督に就任する日本センチュリー交響楽団との特別コンサート「祈りのうた 2025」は、戦後80年の節目にふさわしい内容となっています。詳細については、公式サイトでの確認が推奨されます。