三井住友カードが3月13日にMaaSプラットフォームとPass Caseアプリを提供開始

Pass Case提供開始

開催日:3月13日

Pass Case提供開始
三井住友カードの新しいサービスって何?
三井住友カードは「stera transit」を基盤にしたMaaSプラットフォームを稼働し、総合交通アプリ「Pass Case」を提供開始します。
Pass Caseアプリってどう使うの?
Pass Caseは、クレジットカードを登録し、交通チケットを購入して、専用リーダーにタッチするだけで利用できます。

三井住友カードのMaaSプラットフォームが稼働開始

三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)は、公共交通機関向けソリューション「stera transit」を基盤としたMaaSプラットフォームの稼働を開始しました。これに伴い、2025年3月13日より利用者向けの総合交通アプリ「Pass Case(パスケース)」の提供も開始されます。

この新しいプラットフォームは、全国の交通事業者との連携を可能にし、利用者がシームレスに交通機関を利用できる環境を整えます。これにより、交通システムの利便性向上が期待されています。

三井住友カード MaaSプラットフォームの稼働開始について 画像 2

「stera transit」とは

「stera transit」は、2020年7月から展開されている公共交通機関向けのソリューションで、クレジットカード等のタッチ決済を活用しています。今年度は全国39都道府県、180の事業者での導入が予定されており、各地の交通機関を結ぶインフラが整備されます。

このソリューションは、国際ブランドカードの非接触決済機能を活用し、交通事業者が統一されたクラウドシステムに接続することで、スムーズな交通乗車を実現します。また、これまでにない新たなMaaSプラットフォームを構築し、定期サービスや各種割引などの機能を提供することを目指しています。

三井住友カード MaaSプラットフォームの稼働開始について 画像 3

新たな価値の創出

このMaaSプラットフォームは、以下のような新たな価値を生み出します。

  • 社会課題の解決
    • 交通事業者のDX化:アプリや端末でのタッチ決済により、乗車券販売手続きや現金補充業務を削減し、業務効率を向上させます。
    • 地域経済の活性化:交通事業者と周辺地域の消費を結びつけ、新たな移動と消費行動を創出します。
  • 利用者の利便性向上
    • 決済手段と移動手段の集約:アプリ「Pass Case」により、クレジットカードやスマートフォンで複数の交通機関の利用が可能となります。
    • 交通のパーソナライズ:利用者のニーズに合わせた乗車サービスを選択できるようになります。
三井住友カード MaaSプラットフォームの稼働開始について 画像 4

総合交通アプリ「Pass Case」について

「Pass Case」は、利用者が移動時に必要なパスを格納できるアプリで、様々な移動に対応しています。このアプリを通じて、より快適な移動体験を提供することを目指しています。

以下は「Pass Case」の具体的な情報です。

サービス名称 Pass Case(パスケース)
サービスサイト Pass Case サイト
サービスリリース 2025年3月13日(木)
対象カード Visaブランドのクレジットカード・デビットカード・プリペイドカード
三井住友カード MaaSプラットフォームの稼働開始について 画像 5

利用イメージ

「Pass Case」の利用方法は以下の通りです。

  1. Pass Caseへ会員登録
  2. チケットページから購入するチケットを選択
  3. クレジットカード等でチケットを購入
  4. 購入時に使用したカードを専用リーダーにタッチ
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江ノ島電鉄との取り組み

「Pass Case」での第一弾として、江ノ島電鉄株式会社が販売する『江ノ電1日乗車券 「のりおりくん」』の取り扱いが開始されます。このチケットは、江ノ電全線が乗り放題となる1日券で、価格は大人1枚800円(税込み)です。

具体的な利用方法は以下の通りです。

  • タッチ決済対応のカードを登録し、事前にチケットを購入します。
  • 利用当日、改札に設置された端末に登録済のカードをタッチすることで通過が可能です。
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タッチ決済の利便性

タッチ決済は、国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法で、対応の端末にタッチするだけで支払いが完了します。これにより、サインや暗証番号の入力が不要となり、スピーディーかつ安心・安全にお支払いができます。

タッチ決済は、コンビニエンスストアや飲食店、公共交通機関など、日常生活の様々なシーンで利用可能です。

まとめ

三井住友カードが展開するMaaSプラットフォームは、公共交通機関の利用をより便利にし、地域経済の活性化にも寄与することが期待されます。「Pass Case」を通じて、利用者は手軽で快適な移動体験を享受できるでしょう。

内容 詳細
サービス名称 Pass Case (パスケース)
サービスリリース日 2025年3月13日
対象カード Visaブランドのクレジットカード・デビットカード・プリペイドカード
江ノ電1日乗車券 大人1枚800円(税込み)

このように、三井住友カードの新たな取り組みは、今後の交通利用のあり方に大きな影響を与えることが期待されます。

参考リンク: