生きテク・フォーラム2025が3月20日に開催、堀祐大朗氏らが登壇
ベストカレンダー編集部
2025年3月13日 17:08
生きテク・フォーラム2025
開催日:3月20日

生きテク・フォーラム2025の開催について
生きテクは、自殺を踏みとどまった体験を集めたデータベースであり、2025年3月20日(木・祝日)に渋谷キューズにて「生きテク・フォーラム2025」を開催することを発表しました。このイベントでは、悩みを抱える方々に向けて、専門家が「悩みはどのように解決できるのか」についての知見を共有します。
先月のデータによると、192人が「生きてみる」をクリックし、自らの生を選ぶ勇気を示しました。生きテクは、こうした体験を通じて、多くの人々に自らの悩みを乗り越える手助けをすることを目指しています。

追加登壇者の紹介
今回のフォーラムには、新たに堀祐大朗氏が登壇することが決定しました。彼は任意団体nayamiiの代表であり、東京大学教養学部の4年生です。堀氏は、心のつながりを感じられる安らぎある社会の実現を目指し、悩みを話したい相手に不安なく話すサポート方法を模索しています。
堀氏は「長期的な安らぎをどのように得ることができるか」というテーマのもと、nayamiiでの活動や大学での研究、さらには課外活動を通じてその実現に向けた取り組みを行っています。

生きテクとは何か?
生きテクは、生きるためのテクニックを集めたデータベースであり、自殺を完了してしまった人がいる一方で、あるきっかけを通じて悩みや苦しみを乗り越えた人々の貴重な体験を集めています。これらの体験をもとにインタビューを行い、生き延びた経験と回復までのプロセスを「生きるためのテクニック」として公開しています。
2025年3月12日現在、記事数は145に達し、累計で28,109人が生きテクを読んで「生きてみる」をクリックしています。これらのデータは、悩みを抱える多くの人々にとっての希望となることを目指しています。

生きテク・フォーラム2025のテーマと登壇者
フォーラムでは、以下のテーマに基づいて専門家が講演を行います。
- 子どもの自殺について(2024年の児童・生徒の自殺者数は527人で過去最多)
- パパゲーノ効果と生きテク(自殺を踏みとどまった人の体験を伝えることで自殺を抑止する学説)
- 感情が可視化できるデバイスとコミュニケーションの未来
- もっと人に頼れるようになるために
- 登壇者が選ぶ生きテク(重要論点と可能性)
- 質疑応答
登壇者には、以下の方々が名を連ねています。
- オキタリュウイチ(NPO法人 生きテク代表理事)
- 1976年生まれ。2007年に生きテクを立ち上げ、自殺者の激減を目指す啓発活動を開始。
2019年には脳出血を経験し、現在も活動を続けている。 - 白石愛美(株式会社Amplify Asia 代表取締役)
- リサーチャーとしての経験を経て、企業コミュニケーションをサポートする会社を立ち上げた。
- 山本愛優美(株式会社e-lamp. 代表取締役)
- 数理心理学や感性工学に基づく研究を行い、STEAM人材として注目されている。
- 堀祐大朗(任意団体nayamii 代表 / 東京大学教養学部4年)
- 心のつながりを感じられる社会の実現を目指し、安らぎを得る方法を模索している。

フォーラムの詳細情報
生きテク・フォーラム2025の詳細は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日 | 2025年3月20日(木・祝日) 18時00分〜20時00分 |
会場 | SHIBUYA QWS (渋谷キューズ) 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目24−12 スクランブルスクエア 15F |
参加費 | 無料 |
定員 | 50名(定員に達し次第締め切ります) |
参加申し込み | こちらからお申し込みください |
本イベントは「令和6年度東京都地域自殺対策強化補助事業」として実施されます。生きづらさを抱える方々に向けて、専門家の知見を共有し、解決策を考える貴重な機会となることでしょう。
生きテクの活動は、社会における自殺予防やメンタルヘルスの向上に向けた重要な取り組みであり、多くの人々にとっての希望となることを目指しています。今回のフォーラムを通じて、参加者が新たな視点を得ることができることを期待しています。
参考リンク: