2025年6月着工!旧校舎を活用した当別蒸溜所が新たなウイスキーを創造

当別蒸溜所設立

開催日:6月1日

当別蒸溜所設立
当別蒸溜所ってどんな場所なの?
当別蒸溜所は、北海道当別町の旧弁華別小学校をリノベーションして設立される小規模モルトウイスキー蒸留所です。
当別蒸溜所のウイスキーの特徴は何?
スコットランドの伝統製法を踏襲し、ジャパニーズウイスキーのスタイルを重んじ、地域資源を活用した独自の風味が特徴です。

88年の歴史を持つ木造校舎をリノベーションし、極小モルトウイスキー蒸留所を設立

2025年3月15日、株式会社Whisky Studentは、北海道石狩郡当別町にある旧弁華別小学校をモルトウイスキー蒸留所「当別蒸溜所」へとリノベーションする計画を発表しました。このプロジェクトは、歴史的価値を持つ木造校舎を蒸留所として活用することで、後世に残していくことを目的としています。

当別蒸溜所は、1バッチあたり麦芽150kg、年間最大生産量24,000Lという小規模な蒸留所であり、一般的なクラフト蒸留所の約1/7の規模です。しかし、その規模に反して、単式二回蒸留による本格的なモルトウイスキーを製造することを目指しています。スコットランドの伝統製法を踏襲し、ジャパニーズウイスキーのスタイルを重んじることで、独自の風味を持つ製品を提供する予定です。

88 年の歴史を持つ木造校舎を、極小モルトウイスキー蒸留所にリノベーション 画像 2

地域資源を活かしたウイスキー製造

当別町は、非常に軟らかい上水に恵まれており、泥炭が豊富で麦栽培が盛んな地域です。これらの特性を活かし、地場産の大麦やミズナラ、泥炭などの地域資源を活用することで、当別という地に根差した唯一無二の商品を生み出すことが期待されています。

また、製品に関わる情報をかつてないレベルで詳細に公開し、こだわる楽しみを持った消費者を新たな次元にご案内することを目指しています。このように、製造プロセスや原材料に関する透明性を持つことで、消費者との信頼関係を築くことが重要です。

プロジェクトのスケジュール

当別蒸溜所のプロジェクトは、以下のスケジュールで進行する予定です。

  • 2025年6〜7月:着工を目指し、補助金の活用も視野に入れながら、現在資金調達を進めています。
  • 2026年8月:製造開始を目標としています。

これにより、地域の歴史的建造物を活用しつつ、新たな産業を創出することが期待されています。

会社概要と代表者プロフィール

株式会社Whisky Studentの詳細な情報は以下の通りです。

商号 株式会社 Whisky Student
本店 札幌市北区新琴似十条五丁目 3 番 11 号
設立年月日 2024年10月9日
資本金 4500万円(増資手続中)
ホームページ https://www.whisky-student.com/

代表者の田中隆志氏は、1977年生まれで、北海道大学農学部を卒業・修了し、微生物学を専攻しました。その後、堅展実業株式会社厚岸蒸溜所で立ち上げから8年間勤務し、豊富な経験を持っています。

お問合せ先

当別蒸溜所に関するお問合せは、以下のメールアドレスまでご連絡ください。

メールアドレス:tobetsu-distillery@whisky-student.com

まとめ

株式会社Whisky Studentの当別蒸溜所プロジェクトは、歴史的な木造校舎をリノベーションし、地域資源を活かした本格的なモルトウイスキーの製造を目指す取り組みです。地域の特性を活かし、透明性のある製造プロセスを通じて、消費者との信頼関係を築くことに注力しています。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめました。

項目 内容
プロジェクト名 当別蒸溜所
所在地 北海道石狩郡当別町
着工予定 2025年6〜7月
製造開始予定 2026年8月
年間最大生産量 24,000L
代表者 田中隆志
連絡先 tobetsu-distillery@whisky-student.com

このプロジェクトは、地域の歴史や文化を尊重しつつ、新たな価値を創造する取り組みとして、注目されています。

参考リンク: