2025年3月18日、大阪・関西万博で「EARTH MART」が初公開!食といのちの新たな体験を
ベストカレンダー編集部
2025年3月18日 14:12
EARTH MART公開
開催日:3月18日
2025大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「EARTH MART」の全貌
2025年3月18日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」が初公開されました。このパビリオンは、テーマ事業プロデューサーの小山薫堂氏が手掛け、食といのちをテーマにした新たな体験を提供します。
「EARTH MART」のテーマは「食を通じて、いのちを考える」。ここでは、食に関する様々な課題を探求し、日本の食文化の可能性やテクノロジーによる進化を共有します。来館者と共に「新しい食べ方」を考えることを目的とし、食を通じて感謝の気持ちを育むパビリオンを目指しています。
EARTH MARTの魅力的なコンテンツ
「EARTH MART」は、食といのちの循環に触れ、未来へのヒントを見つけることができる空想のスーパーマーケットです。ここでは、伝統、文化、社会課題、テクノロジーなど、食の現在をニュートラルに見つめ直し、食べることの喜びを再発見する旅に誘います。
以下に、EARTH MARTで体験できる様々なコンテンツを紹介します。
- いのちのフロア: スーパーマーケットのような感覚で、食の当たり前をリセットし、新しい食べ方を体験できるフロアです。
- 未来のフロア: 日本の伝統や文化、テクノロジーから未来に残したい食べ方を提案するフロアです。
いのちのフロアの具体的な体験
いのちのフロアでは、以下のような体験が提供されます。
- 野菜のいのち: 野菜が新しい種を作るために存在することを理解する展示。
- いちばん食べられる魚: 地球で最も多くのいのちを支える「イワシ」の重要性を学ぶコーナー。
- 家畜といういのち: 食べるために育てられる家畜の視点から、いのちの大切さを考える展示。
- いのちのショーケース: 世界の主な食べ物とその年間消費量を示す展示。
- いのちのカート: 日本人が食べる約10年分の食材を体感できるカート。
- 世界のレシート: 世界の家族が一週間に消費する食糧を示すレシートの展示。
未来のフロアの体験
未来のフロアでは、以下のような革新的な食の体験が待っています。
- 未来を見つめる鮨屋: 鮨職人とフードテクノロジーの融合による新しい鮨の楽しみ方。
- 進化する冷凍食: 食材を凍結粉砕し、新たな可能性を広げる展示。
- 味を記憶し、再現できるキッチン: 調理過程のデータを共有し、未来の料理を体験できるコーナー。
- みんなが幸せになる未来のお菓子: 子どもたちが考えた未来のお菓子の展示。
- UMEBOSHI 〜BANPAKU-ZUKE〜: 2025年に作られる梅干し「万博漬け」を2050年に開ける、食のタイムカプセル。
EARTH MARTの協力者と協賛企業
「EARTH MART」のプロジェクトには、多くの協力者が参加しています。以下はその一部です。
- 総合プロデューサー
- 小山薫堂
- 建築・設計
- 隈研吾
- 全体アートディレクション
- 八木保
- 協力者
- 漆芸家、重要無形文化財保持者、室瀬和美など
また、EARTH MARTの協賛企業には、江崎グリコ株式会社、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、株式会社ニチレイフーズなどが名を連ねています。
まとめ
2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」は、食を通じていのちを考える新たな体験を提供する場です。多様な食の担い手と共創された約20のコンテンツを通じて、来館者は食の重要性や未来の可能性を体感できます。
以下に、EARTH MARTの主要な情報を表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| テーマ | 食を通じて、いのちを考える |
| プロデューサー | 小山薫堂 |
| コンテンツ数 | 約20 |
| 協力者 | 隈研吾、八木保など |
| 協賛企業 | 江崎グリコ、セブン‐イレブンなど |
このように、「EARTH MART」は食をテーマにした新しい体験を通じて、来館者にとって有意義な時間を提供することを目指しています。
参考リンク: