フィオーレ、MicoCloud導入でLINE経由の入会数が2倍に！婚活市場での成功事例

結婚相談所「フィオーレ」がMicoCloudを導入し、LINE経由の入会数が前期比2倍に

株式会社トータルマリアージュサポートが運営する結婚相談所「FIORE（フィオーレ）」は、Micoworks株式会社が提供するLINEマーケティングプラットフォーム「MicoCloud（ミコクラウド）」を導入しました。この取り組みにより、顧客とのコミュニケーションを最適化し、直近3ヶ月のLINE月間入会数が前期比で2倍に達したことを発表しています。また、広告の費用対効果も14％改善されました。

この成果は、2024年8月から10月の実績と2024年11月から2025年1月の実績を比較した結果によるものです。婚活市場の多様化が進む中で、結婚相談所に対する安心と信頼のニーズは依然として高いことが背景にあります。

導入の背景と目的

2023年の婚姻数は47万組であり、10年前の2014年と比較して約17万組減少しています。また、人口千人あたりの婚姻率も3.9に低下していることが、婚活市場の現状を示しています。マッチングアプリやオンライン婚活サービスの普及に伴い、顧客は多様な選択肢を持つようになりましたが、結婚相談所への入会を検討する際には、費用やサービス内容に対する不安が存在しています。

フィオーレでは、成婚に至るまでのプロセスをサポートする仕組みを整えており、独自の「活動分析レポート」や「交際温度感システム」を活用して、客観的なデータに基づいた活動を進めています。これにより、顧客に対して最適なプランを提供する体制が整っています。

さらに、入会検討時の顧客に対するコミュニケーション手段としてLINE公式アカウントを活用し、サービスの特長を理解してもらうことで、婚活に対する不安を払拭することを目指しています。そのためにMicoCloudの導入が決定されました。

MicoCloud導入後の活用方法と成果

MicoCloud導入後、フィオーレではLINEの月間入会数が前期比で2倍に増加し、新規入会に向けた広告の費用対効果も14％改善されました。これらの成果は、LINE公式アカウント上でのステップ配信やコンバージョンポイントの改善、リッチメニューの見直しによって実現されています。

具体的には、LINE経由の資料請求数が前期比で1.2倍に増加し、Web上で完結する入会フローよりも多くの方に最終的な入会決定をいただいています。これにより、顧客に対する段階的なサービス理解を促進し、入会までのステップをPDCAサイクルで検証する取り組みが評価されています。

入会までのステップと顧客の反応

フィオーレの公式アカウントでは、「マッチングシミュレーション」などのコンテンツをLINE公式アカウント上で配信し、顧客がサービス理解を深めるための工夫が施されています。最初に企画コンテンツに触れてもらい、その後営業担当者が面談を案内するという段階的なアプローチを実施しています。

これにより、顧客は自分のペースでサービスを理解し、安心して入会を検討できる環境が整っています。フィオーレ事業本部の副本部長兼中日本エリア部長である山下直幸氏は、MicoCloud導入以前は、手厚いシステムや幅広いサポート内容を十分に伝えきれないことが課題だったと述べています。

MicoCloudについて

MicoCloudは、企業と顧客のコミュニケーションを最適化するためのマーケティングプラットフォームです。LINE公式アカウントを高度に拡張した機能を持ち、マルチチャネルでデータを収集し、顧客にとって最適なコミュニケーションを提供します。さらに、コンサルティングから運用支援までをワンストップで提供し、顧客の成果創出に貢献しています。

詳細については、MicoCloudの公式サイト（https://www.mico-cloud.jp/）をご覧ください。

Micoworks株式会社の概要

Micoworks株式会社は、大阪市北区に本社を置き、代表取締役社長は山田修氏です。2017年10月30日に設立され、資本金は1億円で、累計調達額は63億円に達しています。主な事業内容には、LINEマーケティングシステム「MicoCloud」、ビジネスチャット「BizClo」、会員証ミニアプリ「ミコミー」、AI電話システム「MicoVoice」の企画・開発・販売が含まれています。

Micoworksの公式HPは、https://www.micoworks.jp/です。

まとめ

結婚相談所「フィオーレ」は、MicoCloudの導入により顧客とのコミュニケーションを最適化し、LINE経由の月間入会数を前期比2倍に増加させたことが明らかになりました。この成果は、広告の費用対効果の改善にも寄与しており、顧客の不安を払拭するための取り組みが功を奏しています。

このように、フィオーレの取り組みは顧客に対してより良いサービスを提供するための重要なステップとなっています。