FlutterFlowもくもく会開催レポート - ノーコード開発の新たな可能性を探る
ベストカレンダー編集部
2025年3月19日 05:53
FlutterFlowもくもく会
開催日情報なし
FlutterFlowもくもく会の開催概要
合同会社NoCodeCamp(東京都稲城市 代表:宮崎)は、2025年3月15日に調布にて「FlutterFlowもくもく会」を開催しました。このイベントは、参加者同士の技術交流を深めることを目的としており、多くのエンジニアや開発者が集まり、様々なテーマについて議論を行いました。
本イベントでは、ノーコード/ローコード開発のツールとして注目されているFlutterFlowを中心に、決済システム、IoT、チーム開発、バックエンド戦略、技術選定など、多岐にわたるトピックが取り上げられました。参加者はそれぞれの専門知識を持ち寄り、活発な意見交換が行われました。
主要議題の詳細
本会では、以下の主要議題について具体的に議論が行われました。各トピックにおいて、参加者は実際の経験や知識を基に意見を交わし、有意義な情報を共有しました。
1. コンビニ決済に関する提案
宮崎氏からは、コンビニ決済の手数料や利用状況についての情報が共有されました。特に、最近のStripeの審査基準が厳しくなった影響や、代替決済サービスの評価についても言及されました。これにより、参加者は今後の決済システムの選定に役立つ情報を得ることができました。
2. IoTの活用
IoTに関する議論では、RFIDおよびBluetoothリーダーデバイスを活用した在庫管理システムの構築について話し合われました。Kinari氏も同様のアイデアを検討中で、実現に向けたライブラリやプラグインの選定を進めているとのことです。また、Bluetoothデバイスの複数検知機能の実証実験の進捗についても触れられました。
3. チーム開発とリモートワークの課題
デザイナーとエンジニアの連携の重要性が強調され、デザインを開発プロセスに組み込むためのノーコードツールの利点について議論が行われました。特に、オンライン環境での協働の難しさと、よりスムーズなコミュニケーション方法の模索が求められました。
4. バックエンド戦略と技術選定
バックエンド戦略に関しては、SupabaseとFirebaseの比較が行われ、各々の利点について詳しく議論されました。選定のポイントとしては、プロジェクトの特性やニーズに応じた最適な選択が求められることが共有されました。
5. 技術選定とFlutterFlowの活用
FlutterFlowの活用に関しては、テスト実施の検討が行われ、GitHub Actionsを活用したFlutterFlowの自動更新プロセスの可能性についても話し合われました。また、FlutterFlowとBubbleの使い分けや、Flutter Webのパフォーマンス向上の課題と対策についても具体的な意見が交わされました。
6. スキル開発と人材育成
スキル開発に関しては、バブルの資格保有者を増やす計画が述べられ、2-3ヶ月の研修プログラムを通じた開発スキル向上が目指されました。営業マンの育成やチームの拡大についても議論され、ペアプログラミングの推奨が重要であることが確認されました。
7. 地域課題と社会的文脈
地域課題に関しては、地元コミュニティを活用するためのオフラインファーストのアプローチが提案されました。また、高齢化と自治体のDX推進の課題についても議論が行われ、地域社会との連携が重要であることが強調されました。
今後のアクションアイテム
イベントの最後には、今後のアクションアイテムが確認されました。具体的には、以下のような項目が挙げられました。
- 宮崎がFlutterFlowでのテストを実施すること。
- Supabaseの活用範囲を拡大する方法を模索すること。
- 決済サービスの最適な選択肢を再評価すること。
- IoTアプリの試作を進め、Bluetoothデバイスとの連携を強化すること。
NoCodeCampは、今後もこのような技術交流イベントを積極的に開催し、ノーコード/ローコード開発の発展に貢献していく方針です。次回の開催についても、多くの参加者が期待を寄せています。
次回のイベント案内
NoCodeCampでは、ノーコードに特化したオンラインサロンを運営しており、プログラミングを使用しないノーコードを通じてアイデアを実現する人たちのコミュニティを形成しています。このオンラインサロンでは、以下のような活動が行われています。
- Web開発の相談相手が欲しい方
- 仲間や出会いを作りたい方
詳細については、以下のリンクからご確認いただけます。
まとめ
FlutterFlowもくもく会では、ノーコード/ローコード開発に関する多岐にわたるテーマが議論され、参加者は貴重な知見を得ることができました。以下に、本イベントでの主要な内容をまとめます。
| 議題 | 内容 |
|---|---|
| コンビニ決済 | 手数料や代替決済サービスの評価について |
| IoTの活用 | 在庫管理システムの構築と実証実験の進捗 |
| チーム開発 | デザイナーとエンジニアの連携の重要性 |
| バックエンド戦略 | SupabaseとFirebaseの比較 |
| 技術選定 | FlutterFlowの活用と自動更新プロセス |
| スキル開発 | バブルの資格保有者増加計画 |
| 地域課題 | オフラインファーストのアプローチ |
このように、FlutterFlowもくもく会は技術交流の場として非常に有意義なイベントであり、今後のノーコード/ローコード開発における新たな可能性を探るきっかけとなりました。
参考リンク: