ヨシタケシンスケ展が3月20日開幕!東京で楽しむ体験型アート展示
ベストカレンダー編集部
2025年3月20日 09:44
ヨシタケシンスケ展
開催期間:3月20日〜6月3日

「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」が開幕
2025年3月20日(木・祝)から6月3日(火)まで、東京・京橋にあるCREATIVE MUSEUM TOKYOにて「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」が開催されます。この展覧会は、2022年4月からスタートした展覧会の15会場目にあたります。開幕に先立ち、著名な絵本作家であるヨシタケシンスケさんが来場し、本展の見どころについて語りました。
ヨシタケさんは、コロナウイルスの影響で触れることができる体験展示を作ることができなかった過去を振り返り、今展では「つり輪にぶらさがって足の裏を地面から離すことができる森」など、自身のアイデアを形にすることができたと述べました。また、子どもが早く帰りたいと言わないような楽しい仕掛けをたくさん用意したこと、大人もじっくり楽しめる内容であることを強調しました。

展覧会の内容と見どころ
本展では、ヨシタケさんが描きためた7500枚以上のスケッチの複製が展示されます。ヨシタケさんはこの量の多さに「単純にぞっとしてほしい」と笑いながらコメントしました。彼は40歳で絵本作家となり、子供の頃の自分に「こんな大きな会場で展覧会ができるんだよ」と伝えたいという思いを語りました。
会場には、以下のようなユニークな展示が用意されています:
- あなただけのおまじないづくりコンピューター – レトロな仕組みを体験できるコーナー。
- 手をつなぐことのできる絵本の宇宙人 – 見るだけでなく、触れる楽しみを提供。
- 言葉や絵を描いてシュレッダーで粉々にするコーナー – 自分だけの作品を作ることができる体験。
また、「きみはいったいどこにいるんだ」という目印の箱の中に何が見えるのか、ぜひ会場で確かめてほしいとヨシタケさんは語っています。さらに、展覧会オリジナルグッズや東京会場限定のテーマカフェも充実しています。

ヨシタケシンスケの経歴と影響
ヨシタケシンスケさんは、ベストセラー『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)の作者であり、2013年にデビューして以来、約11年間で31冊の絵本を含む約100冊の著作を出版し、子どもから大人まで幅広い支持を得てきました。
本展覧会では、彼が日々観察した身の回りのできごとをもとに描きためた膨大なスケッチを紹介し、絵本制作の過程をたどることができるアイデアスケッチや原画も展示されます。さらに、ヨシタケさんのインスピレーションの源となった愛蔵のコレクションも展示し、様々な角度から彼の「頭のなか」をのぞくことができます。
また、本展のために考案されたインタラクティブなアトラクションや体験展示も多数用意されており、絵本の世界をリアルに体感できる仕掛けが施されています。例えば、うるさいおとなにりんごを投げるアトラクションや、歩くとふかふかする天国の道、座ると痛い地獄のトゲトゲイスなどがあり、来場者は遊び心満載の体験を楽しむことができます。

開催概要とアクセス情報
以下は「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」の開催概要です:
展覧会名 | ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ |
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会期 | 2025年3月20日(木・祝)~2025年6月3日(火) |
開館時間 | 10時~18時(毎週土・日曜および祝日は9時から、金・土曜および5月4日・5月5日は20時まで) |
会場 | CREATIVE MUSEUM TOKYO(東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 6 階) |
料金 | 一般2,000円、高校・大学・専門生1,500円、小・中学生1,000円、未就学児無料 |
主催 | 朝日新聞社、白泉社、CREATIVE MUSEUM TOKYO |
チケットはe-tixにて販売中です。各種障がい者手帳をお持ちの方は当日料金の半額、付き添いの方(1名まで)は無料となります。詳細は展覧会公式サイトや公式SNSを通じて確認できます。
この展覧会は、ヨシタケシンスケさんの独自の視点や創造力を体感できる貴重な機会です。多様な展示や体験を通じて、来場者は彼の作品に新たな魅力を見出すことができるでしょう。
参考リンク: