アースボート、2025年7月に新拠点開業予定！全国展開を目指す

株式会社アースボートが2.5億円の資金調達を実施

株式会社アースボートは、2025年に20拠点の開業を目指し、2.5億円の資金調達を行ったことを発表しました。この資金調達は、長野県や新潟県を拠点とする企業からの出資を受けて実施され、関東圏および甲信越地域での拠点拡大を進めるための重要な一歩となります。

アースボートは「Nature Escape すべての人に、大自然を。」を理念に掲げ、プライベートサウナ付きトレーラーハウス「Earthboat」を全国に展開しています。今回の資金調達によって、土地の取得や運営体制の強化を図り、さらなる成長を目指します。

「Earthboat」の拠点拡大と稼働実績

2025年3月現在、アースボートは全国に7拠点を展開しており、各拠点ではCLT建材を使用した設計により、豪雪地でも快適に過ごせる仕様となっています。2月の稼働率は全拠点平均で70%以上を達成し、平均客単価は¥50,000を記録するなど、多くのお客様に選ばれています。

2024年には長野県と群馬県で計5拠点を開業し、2025年1月には7拠点目となる「Earthboat Minakami Hodaigi」をオープンしました。今後は、2025年までに20拠点の運営を目指し、土地を借地または取得して直営拠点として運営を進めていく計画です。

新たな拠点計画

アースボートは、新たに栃木県那須の土地の売買契約を締結し、Earthboat Village Kurohimeに続く2拠点目の直営拠点を運営する予定です。さらに、長野県白樺湖に新たな拠点を2025年7月に開業予定であり、今回の資金調達先との連携による新たな拠点計画も進行中です。

Earthboatの用地と採用強化

アースボートの優先エリアは、長野県・新潟県・関東近郊エリアであり、3,500㎡以上の土地を確保し、自然と調和した「Earthboat」の体験を提供できる魅力的な環境を重視しています。また、首都圏からのアクセスの良さも考慮されています。

直営拠点の拡大に伴い、採用活動も強化されており、各拠点の品質向上を横断的に推進することで顧客満足度の最大化を目指しています。地域に埋もれている土地を活用し、唯一無二のアウトドア体験型宿泊施設を展開することがアースボートの目標です。

出資者のコメント

今回の資金調達に関与した企業からは、アースボートの事業に対する期待が寄せられています。八十二インベストメント株式会社の内久根慎一氏は、アースボートのプロダクツが地域活性化に寄与する高いポテンシャルを持つと述べ、出資を喜んでいるとコメントしました。

また、第四北越キャピタルパートナーズ株式会社の川邊正則氏は、アースボートの経営理念や地域創生への想いに共感し、出資を決定したと語っています。地域創生ソリューション株式会社の佐藤学氏は、アースボートの事業運営の柔軟性と多様な活用用途に期待を寄せています。

Earthboatの特徴と体験

Earthboatは、自然の中で快適に過ごすためのトレーラーハウス型宿泊施設です。キャンプ体験をアップグレードし、誰もが快適にアウトドアを楽しめるように設計されています。滞在中は、自ら火を起こし、景色を眺めながら会話を楽しむことができ、風を感じながら星空を楽しむこともできます。

また、室内にはキッチン、トイレ、シャワー、サウナ、ふかふかのベッドルームが完備されており、愛犬や愛猫と一緒に滞在することも可能です。大切な人と静かな時間を過ごしながら、自然の美しさを満喫することができるのがEarthboatの魅力です。

受賞歴と公式情報

Earthboatは2024年にグッドデザイン賞を受賞しており、そのデザイン性と機能性が高く評価されています。公式サイトでは、各拠点の詳細や新たな土地の導入希望者向けの情報が提供されています。

公式サイト：Earthboat公式サイト

公式Instagram：Earthboat Instagram

公式X：Earthboat X

公式note：Earthboat note

まとめ

株式会社アースボートは、2.5億円の資金調達を通じて、2025年までに20拠点の開業を目指しています。新たな拠点の開発や運営体制の強化を図り、地域に根ざしたアウトドア体験型宿泊施設の展開を進めていく予定です。

アースボートは、地域の事業者と提携しながら、自然の中での快適な宿泊体験を提供し続けていくことを目指しています。このような取り組みを通じて、地域活性化や観光振興にも寄与することが期待されています。