経営人材プラットフォーム「CHALLENGER CAREER」3月24日開設で企業共創を加速
ベストカレンダー編集部
2025年3月25日 10:41
CHALLENGER CAREER開設
開催日:3月24日
「CHALLENGER CAREER」開設の背景と目的
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社(以下「ワイハウ」)は、2025年3月24日に企業間共創を推進する経営人材プラットフォーム「CHALLENGER CAREER」を開設した。このプラットフォームは、ワイハウが掲げる「価値創造経営の力で、もう一度豊かになる」という理念のもと、CxO経験者を中心とした高度経営人材を活用し、企業間の価値創造を加速することを目的としている。
「CHALLENGER CAREER」は、2025年1月に実施した株式会社メディアインキュベートの事業譲受や、3月のブランド共創部設立、さらに「CHALLENGERコンサルティング」の提供開始という流れを受けて設立された。企業間の戦略的連携や新規事業開発、社会課題解決に向けた協業を促進する場となる。
プラットフォームの基本理念と機能
このプラットフォームは、「共創共助共成」という理念のもと、経営経験者に特化した場を提供する。CEO、COO、CFO、CTO、CMOなど、各分野での豊富な経験を持つ経営人材が、新たな挑戦に参画する機会を得ることができる。
「CHALLENGER CAREER」には、以下の3つの基本機能がある。
- 学び合いの場の創出
メンター・メンティー制度を通じて経営知の共有と継承を行い、キャリアを見つめ直し、共に切磋琢磨する交流機会を提供する。産業別研究会など、関心領域での集いと知見の掛け合わせが可能。 - 実践と成長の機会提供
企業の講演やインタビュー機会を通じ、新たな出会いを創出する。また、企業現場での実践を通じたキャリアの振り返りと成長機会を提供し、自らが講師となることで知見を伝える機会も設ける。 - 経営課題解決の場
新規事業や企業変革支援を行うため、代表取締役社長の岩尾俊兵の理論に基づいた研修や経営コンサルティング現場への参画を通じて、実際の経営課題解決に貢献する。
経営人材に求める役割と参画メリット
「CHALLENGER CAREER」では、様々な経営人材が求められている。それぞれの役割に対して、具体的な参画メリットも用意されている。
- CEO経験者
- 求める役割:業界の枠組みを超えた戦略的ビジョンを描き、複数企業の協業を牽引するリーダーシップを発揮すること。
参画メリット:「CHALLENGER/産業創造の挑戦者たち」メディアを通じた発信機会や、多様な業界のCEOとの共創ネットワーク構築、社会的インパクトの大きいプロジェクトへの参画が含まれる。 - COO経験者
- 求める役割:複雑な組織間連携のマネジメントや、企業文化や意思決定プロセスの違いを乗り越えた成果創出。
参画メリット:業界の垣根を超えた複雑なオペレーション構築経験や、「滞留理論」に基づく経営資源の最適活用スキルの習得、複数企業の組織文化を融合させるリーダーシップの発揮が期待される。 - CFO経験者
- 求める役割:企業間共創における財務モデル構築や投資判断、リスク管理の専門的助言。
参画メリット:VC/PE、金融機関、個人投資家との幅広いネットワーク形成や、複雑な企業間取引における財務・法務知見の深化が求められる。 - CTO経験者
- 求める役割:技術の社会実装と事業化の知見を活かし、複数企業の技術資産の組み合わせによる新価値創造。
参画メリット:最新技術動向と多様な業界知識の融合機会や、技術を軸とした社会課題解決プロジェクトへの参画が含まれる。 - CMO経験者
- 求める役割:企業間共創の価値を市場に伝え、新たな顧客体験を創出するマーケティング戦略の構築。
参画メリット:「CHALLENGER」メディアを活用したマーケティング発信や、業界横断的な消費者インサイト獲得機会が得られる。
具体的なプロジェクト想定例
「CHALLENGER CAREER」では、組織の垣根を超えた協働による価値創造プロジェクトが推進される。各プロジェクトは、参画者の専門性と情熱を結集し、社会的課題の解決や産業変革を目指す。
- 大手企業間の戦略的提携プロジェクト:異業種企業の強みを掛け合わせた新規市場創造。
- 社会課題解決型共創プロジェクト:複数企業の資源を結集した社会システム変革。
- 次世代産業育成プロジェクト:新興技術を核とした産業エコシステム構築。
- 地域創生支援プロジェクト:自治体と企業の連携による地域課題解決。
担当者のコメントと今後の展望
ブランド共創部担当部長の浜崎正己は、「『CHALLENGER CAREER』は、企業間の共創を促進する経営人材のプラットフォームです。この取り組みは、私が株式会社メディアインキュベートで大切にしてきた『光が当たっていないものに光を』という理念と、ワイハウのビジョンが融合した結果です。」と述べている。
今後、経営人材コミュニティの拡充や、企業変革事例の体系化と発信、さらに「価値創造の理論と実践」の融合を目指していく。これにより、参画経営人材の知見や実践を広く社会に発信し、日本企業全体の変革と成長に貢献する意向が示されている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム名 | CHALLENGER CAREER |
| 設立日 | 2025年3月24日 |
| 理念 | 共創共助共成 |
| 基本機能 | 学び合いの場、実践と成長の機会、経営課題解決の場 |
| 求める経営人材 | CEO、COO、CFO、CTO、CMO経験者 |
| 参画メリット | ネットワーク構築、知見の深化、社会的インパクトの大きいプロジェクトへの参画 |
| プロジェクト例 | 戦略的提携、社会課題解決、次世代産業育成、地域創生支援 |
このように「CHALLENGER CAREER」は、経営人材が企業間で共創し、価値を創造するための重要なプラットフォームとして機能する。これにより、経営人材の知見や実践が広く社会に発信され、日本企業全体の変革と成長に寄与することが期待される。
参考リンク: