Live2D Cubism 5.3 alpha版公開!新機能で表現力がさらに進化
ベストカレンダー編集部
2025年3月25日 18:06
Cubism 5.3 alpha公開
開催日:3月25日
新たな表現力を手に入れた「Live2D Cubism 5.3 alpha版」の公開
2025年3月25日、株式会社Live2Dは「Live2D Cubism Editor 5.3」のalpha版を公開しました。この新バージョンは、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術「Live2D」をさらに進化させるものです。ユーザーからのフィードバックを基に、より使い勝手の良い機能を検討するためのプレビューバージョンとして提供されており、誰でも無料で体験することができます。
Live2D社は、東京都新宿区に本社を置き、代表取締役は中城哲也氏です。彼らは、ユーザーの意見を重視し、製品開発の初期段階からフィードバックを受け付けています。今回のalpha版では、特に新機能が注目され、様々な表現が可能になることが期待されています。
Cubism 5.3 alpha版の利用方法
Cubism 5.3 alpha版を利用するための情報は、以下のURLからアクセス可能です。ユーザーは、ダウンロード方法やフィードバックの方法について詳細を確認することができます。
このページには、よくある質問や注意事項も掲載されているため、利用前に目を通すことが推奨されています。なお、Cubism 5.3 alpha版は、WindowsおよびmacOSに対応しており、日本語版、英語版、簡体字版が提供されています。
新機能の詳細
2025年3月25日の時点で、Cubism 5.3 alpha版には以下の新機能が追加されています。
ブレンドモード
この機能は、オブジェクトの合成に関するもので、10種類以上のカラーブレンドとアルファブレンドを個別に設定することが可能です。これにより、より多彩な表現が可能になります。
オフスクリーン描画
オフスクリーン描画機能は、複数のオブジェクトをメモリ内に描画してから、キャンバスに転写することができる機能です。この機能により、パーツ内のオブジェクトの重なりを気にせずに不透明度の調整ができるため、表現の幅が広がります。
エイリアス
エイリアス機能では、設定された描画順でオブジェクトやパーツを再度描画することができます。これにより、オブジェクトを複製することなく前髪に目や眉を透けさせる表現が可能になります。
これらの新機能は開発中のものであり、実際の搭載機能とは異なる場合があります。SDKへの対応は製品版で搭載される予定です。
開発スケジュールとフィードバック
Cubism 5.3 alpha版は、beta版の公開後、順次終了する予定です。beta版の公開は2025年6月下旬を予定していますが、フィードバックの量によっては、alpha版の期間やその後のリリース予定が前後する可能性があります。
ユーザーからのフィードバックは、「Live2D公式クリエイターズフォーラム」または「X(旧Twitter)」を通じて受け付けています。詳細は、前述のnote記事を参照してください。
株式会社Live2Dについて
株式会社Live2Dは、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える技術「Live2D」を中心に事業を展開しています。彼らは、ソフトウェアライセンス販売や制作・表現研究を行う「Live2D Creative Studio」、公式マーケットプレイス「nizima」、VTuber向けトラッキングアプリ「nizima LIVE」、オンライン動画エディター「nizima ACTION!!」、オンライン講座「Live2D JUKU」など、多岐にわたるサービスを提供しています。
現在、Live2Dはゲームやアプリ、VTuber、教育などの分野で広く利用されており、国内外で高い評価を得ています。彼らは、「クリエイターが描きたい通りに描き、動かしたい通りに動かす」というビジョンに向かって日々努力しています。
まとめ
今回の「Live2D Cubism 5.3 alpha版」の公開により、ユーザーは新機能をいち早く体験することができ、フィードバックを通じて製品の改善に参加することが可能になります。以下に、今回のプレスリリースの内容を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2025年3月25日 |
| 利用方法 | 詳細情報 |
| 新機能 | ブレンドモード、オフスクリーン描画、エイリアス |
| beta版公開予定 | 2025年6月下旬 |
| フィードバック受付 | Live2D公式クリエイターズフォーラム、X(旧Twitter) |
このように、Live2Dは新たな挑戦を続け、ユーザーの声を大切にしながら進化を続けています。今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: