キヤノンの新レンズ「RF20mm F1.4 L VCM」が4月下旬に登場、超広角で高画質を実現
ベストカレンダー編集部
2025年3月27日 10:36
RF20mm発売
開催日:4月20日

新たな超広角レンズ「RF20mm F1.4 L VCM」の登場
キヤノン株式会社は、2025年3月27日に「EOS R SYSTEM」の交換レンズ「RFレンズ」の新製品として、大口径超広角単焦点レンズ「RF20mm F1.4 L VCM」を発表しました。この新しいレンズは、2025年4月下旬に発売予定で、画面全域での高画質と開放F値1.4による美しいボケ味を実現します。
「RF20mm F1.4 L VCM」は、焦点距離20mmの超広角撮影が可能で、開放F値1.4を活かした豊かなボケ味を提供します。これにより、静止画撮影だけでなく、本格的な映像制作にも対応できるレンズとして、幅広いニーズに応えることが期待されています。

開放F値1.4の特徴と高画質の実現
このレンズの最大の魅力は、開放F値1.4による大きく美しいボケ味です。焦点距離20mmという特性を活かし、肉眼では捉えきれないダイナミックな表現が可能となります。特に夜間の撮影においても、ノイズの少ないクリアな静止画や動画撮影を実現し、星空やイルミネーションの撮影においても高い性能を発揮します。
また、リアフィルターを装着することで、点光源のひずみを抑えた撮影が可能です。このような特性を持つ「RF20mm F1.4 L VCM」は、特に星空撮影やポートレート撮影において、優れた表現力を発揮します。

光学設計と特殊コーティング技術
「RF20mm F1.4 L VCM」では、非球面レンズやUDレンズ、スーパーUDレンズを効果的に配置した光学設計が採用されています。これにより、画質劣化の原因となる収差、フレア、ゴーストを低減し、全域で高画質を達成しています。
さらに、特殊コーティング技術やBR光学素子の採用により、青色光の屈折を大きくし、色収差補正を高い水準で実現しています。このような技術は、クリエイターや映像制作に携わる方々にとって、大きな利点となるでしょう。
動画撮影における優れたフォーカス機能
「RF20mm F1.4 L VCM」には、質量の大きいフォーカスレンズユニットの駆動に適したボイスコイルモーター(VCM)が採用されています。このリアフォーカス方式により、優れたフォーカシングが実現され、EOS RシリーズのデュアルピクセルCMOS AFとの組み合わせにより、高速・高精度なオートフォーカスが可能です。
動画撮影時には、滑らかなピント合わせが可能であり、フォーカスブリージングを抑制する光学設計により、安定した構図での撮影が実現されます。この特性は、YouTubeや映画制作などの映像制作において、非常に重要な要素となります。
小型・軽量設計と高い操作性
「RF20mm F1.4 L VCM」は、質量約519g、全長約99.3mmの小型・軽量設計を実現しており、優れた機動性を発揮します。これにより、撮影現場での取り回しが容易になり、クリエイターにとって使い勝手が向上します。
また、発売済みの他の開放F値1.4の単焦点レンズシリーズと全長・フロントフィルター径を共通化することで、撮影現場での一貫した使用感を提供します。さらに、アイリスリング(絞りリング)を搭載しており、主に動画撮影中の絞りのマニュアルコントロールが可能です。
製品の詳細情報
製品名 | 希望小売価格 | 発売日 |
---|---|---|
RF20mm F1.4 L VCM | オープン価格 | 2025年4月下旬 |
このように「RF20mm F1.4 L VCM」は、星空撮影やポートレート撮影、動画制作など、様々なシーンで活躍することが期待されるレンズです。高画質な静止画や動画を求めるクリエイターにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
以上の情報をまとめると、次のようになります。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | RF20mm F1.4 L VCM |
特徴 | 開放F値1.4、超広角20mm、豊かなボケ味 |
光学設計 | 非球面レンズ、UDレンズ、スーパーUDレンズ |
動画撮影機能 | VCM採用、滑らかなピント合わせ、フォーカスブリージング抑制 |
サイズ・重量 | 質量約519g、全長約99.3mm |
発売日 | 2025年4月下旬 |
このように、キヤノンの新しい「RF20mm F1.4 L VCM」は、クリエイターや映像制作を行う方々にとって、非常に優れた選択肢となることが期待されます。
参考リンク: