2025年大阪・関西万博で4月13日から「ものもの by MATSURI」展示開始
ベストカレンダー編集部
2025年3月27日 15:09
ものもの展示開始
開催日:4月13日

2025年大阪・関西万博における「ものもの by MATSURI」展示の概要
2025年4月13日より開幕する2025年大阪・関西万博において、ちとせグループが主導する藻類産業を構築するプロジェクト「MATSURI」が、日本政府館(以下、日本館)のファクトリーエリアにて、藻類を活用した循環型ものづくり展示「ものもの by MATSURI」を公開することが決定しました。この展示は、循環型社会の実現を目指し、藻類を素材として多様な製品を紹介するものです。
「ものもの by MATSURI」は、株式会社ちとせ研究所をはじめ、展示品を手がける5社と、本取り組みに賛同する5社の協力によって実現しました。MATSURIは、藻類を活用した循環型ものづくりの可能性を広く伝えるため、10社の協賛を得て展示を行います。

展示品を手がける企業と賛同企業
この展示に関与する企業は以下の通りです。
- 展示品を手がける企業:
- 株式会社ちとせ研究所
- 株式会社資生堂
- マルハニチロ株式会社
- 武蔵塗料ホールディングス株式会社
- 株式会社富洋海運
- テーブルマーク株式会社
- 本取り組みに賛同する企業:
- 池田糖化工業株式会社
- 神鋼商事株式会社
- サントリーホールディングス株式会社
- スズキ株式会社
- 株式会社三井住友銀行

日本館のテーマと展示の背景
日本館は「いのちと、いのちの、あいだに」というテーマを掲げており、いのちを繋ぐ「循環」が重要なキーワードとなっています。この館は、「ファームエリア」「プラントエリア」「ファクトリーエリア」という3つのエリアで構成されており、来場者は多様な「循環」を体感することができます。
ファームエリアでは藻類が主役となり、ちとせ研究所が技術監修を担当しています。持続可能なものづくりをテーマとするファクトリーエリアでは、MATSURIが「ものもの by MATSURI」と題した展示を行い、藻類を「素材」として衣類、化粧品、食品、塗料、PET樹脂、航空機燃料、船舶燃料など、未来の暮らしを支える製品を紹介します。

MATSURIプロジェクトの進化と目的
MATSURIは、2021年に藻類産業の構築を目指してスタートしたプロジェクトで、ちとせグループ主導の産官学連携によるものです。2025年には、藻類の枠を超えた“バイオエコノミーを推進する産業横断型プロジェクト”へと進化し、AIを活用したバイオものづくりや資源循環、持続可能な農業など、多岐にわたる挑戦を行っています。
このプロジェクトの目的は、持続可能な社会の実現に向けて、藻類を活用した循環型ものづくりの可能性を広げることです。業種や規模を問わず、共に未来をつくる仲間を募集中です。

ちとせグループの概要とビジョン
ちとせグループは、千年先まで人類が豊かに暮らせる地球環境を残すために、生き物の力を借りて光合成を基点とした産業の構築を目指しています。創業以来、日本と東南アジアを中心に国や多くの企業と連携し、実用性の高い技術の開発・蓄積を通じて、世界のバイオエコノミーの発展をリードしています。
以下は、ちとせグループの主要な法人の概要です。
- CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.
- 設立:2011年10月
本社:シンガポール
代表者:CEO 藤田朋宏 Ph.D. - 株式会社ちとせ研究所
- 設立:2002年11月
本社:神奈川県川崎市
代表者:代表取締役 CEO 藤田朋宏 Ph.D./代表取締役 COO 釘宮理恵
日本館の役割と関連情報
大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」をプレゼンテーションする拠点である日本館は、訪れる人々に自分自身があらゆるいのちとのつながりの中で生かされていることを認識させる機会を提供します。
展示製品の詳細については、万博MATSURI特設サイトにて順次掲載される予定です。また、以下のリンクからさらに詳細な情報を得ることができます。
まとめ
2025年大阪・関西万博における「ものもの by MATSURI」展示は、藻類を活用した循環型ものづくりの可能性を広く伝える重要な機会です。展示に参加する企業の技術と実績を通じて、持続可能な未来社会の実現に向けた挑戦が行われます。以下に、展示に関する情報をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
展示名 | ものもの by MATSURI |
開催日 | 2025年4月13日〜 |
場所 | 日本館ファクトリーエリア |
参加企業 | 10社(展示品を手がける企業と賛同企業) |
テーマ | いのちと、いのちの、あいだに |
この展示は、持続可能な社会に向けた重要な一歩であり、多くの人々にその意義を伝えることが期待されます。
参考リンク: