4月5日放送開始!TVアニメ『小市民シリーズ』第2期と新スチール帯小説登場
ベストカレンダー編集部
2025年3月27日 18:41
アニメ第2期放送開始
開催日:4月5日

TVアニメ『小市民シリーズ』第2期放送開始と原作小説の新スチール帯付き出荷決定
株式会社東京創元社は、2025年4月5日(土)から放送が開始されるTVアニメ『小市民シリーズ』第2期に合わせて、原作小説6点に新たなスチール帯をつけての出荷を決定しました。この新帯付きの商品は、3月末から4月上旬にかけて順次書店店頭に並ぶ予定です。
『小市民シリーズ』は、直木賞作家・米澤穂信による、大人気の学園ミステリです。シリーズは累計で110万部を突破しており、特に小鳩君と小佐内さんという名コンビが織り成す物語は、多くの読者に愛されています。彼らは名探偵になりたいとは思わず、小市民として慎ましく生きることを望みつつも、さまざまな謎に遭遇してしまうという設定が魅力です。

新スチール帯付き商品の詳細
新しく出荷されるスチール帯付きの書籍には、以下の作品が含まれます。特に、各書籍には季節に合わせた服装の小鳩君と小佐内さんが描かれたカラフルなイラストカバーが施されています。
- 『春期限定いちごタルト事件』
- 『夏期限定トロピカルパフェ事件』
- 『秋期限定栗きんとん事件』
- 『冬期限定ボンボンショコラ事件』
- 『巴里マカロンの謎』
特に『秋期限定栗きんとん事件』は第2期のメインビジュアルと新たに登場するキャラクター、瓜野君と仲丸さんも描かれており、ファンにとっては見逃せない内容となっています。
なお、新しい帯付きの商品は、3月末から4月上旬にかけて書店に並ぶ予定ですが、在庫がない書店もあるため注意が必要です。書店に在庫がない場合は、注文が可能です。また、ネット書店での購入時には、新帯がつかない場合があるため、事前に確認することが推奨されます。

第10回吉川英治文庫賞受賞とアニメの人気
最近、シリーズは「第10回吉川英治文庫賞」を受賞したことが発表され、さらなる注目を集めています。この受賞は、シリーズが大衆文学作品としての評価を受けた証であり、米澤穂信の作品が多くの読者に支持されていることを示しています。
TVアニメ『小市民シリーズ』は、『春期限定いちごタルト事件』と『夏期限定トロピカルパフェ事件』を原作として2024年7月から放送され、緻密な構成やキャラクター同士の掛け合いが人気を博しました。放送終了後には第2期の制作が発表され、2025年4月から新たなエピソードが展開されることが期待されています。

コミカライズと今後の展開
さらに、原作の『春期限定いちごタルト事件』がコミカライズされることも決定しました。少年マガジン公式無料マンガアプリ「マガポケ」にて、2025年5月2日(金)から週刊連載が開始される予定です。コミカライズは、紗川アンリさんが手掛けることになっています。
このように、小説、アニメ、コミックと様々な形で楽しめる『小市民シリーズ』は、今後も多くのファンに愛され続けることでしょう。作品の多様な展開に注目が集まります。

書誌情報と著者プロフィール
以下に、代表的な書籍の詳細情報をまとめます。
書籍名 | 著者 | ページ数 | ISBN | 定価 |
---|---|---|---|---|
春期限定いちごタルト事件 | 米澤穂信 | 252ページ | 978-4-488-45101-1 | 660円(税込) |
冬期限定ボンボンショコラ事件 | 米澤穂信 | 432ページ | 978-4-488-45112-7 | 880円(税込) |
著者の米澤穂信は、1978年に岐阜県で生まれ、2001年にデビューしました。彼の作品は青春小説としての魅力と謎解きの面白さを兼ね備え、多くの読者に支持されています。特に『春期限定いちごタルト事件』から始まる〈小市民〉シリーズは、直木賞や日本推理作家協会賞など、数々の賞を受賞しており、人気作家としての地位を確立しています。
このように、TVアニメ『小市民シリーズ』第2期の放送開始に伴う原作小説の新スチール帯付き出荷や、コミカライズの情報など、多くの魅力が詰まったシリーズについて、今後も注目が集まります。
参考リンク: