HYBE IMが300億ウォン資金調達を発表、新作MMORPGに期待感

HYBE IM資金調達

開催日:3月31日

HYBE IM資金調達
HYBE IMが資金調達した理由は?
HYBE IMはグローバルパブリッシング能力を強化し、ゲームビジネスの拡張を目指して300億ウォンの資金調達を行いました。
新作ゲームはどんなタイトルがあるの?
HYBE IMは「Architect: Land of Exiles」と「Project Torch(仮称)」という新作MMORPGをリリース予定です。

HYBE IM、300億ウォンの追加資金調達を発表

株式会社HYBE IM(代表取締役:チョン・ウヨン)は、2025年3月31日16時00分に、合計300億ウォン(約30.6億円)規模の追加資金調達を実施したことを発表しました。この資金調達には、既存の投資会社であるIMM Investmentが150億ウォンを出資し、新たに新韓ベンチャー投資とDaesung Private Equityが参加しています。

今回の資金調達は、HYBE IMがこれまでに築き上げてきたグローバルパブリッシングおよびサービス能力、さらにHYBEのアーティストIPを活用したゲームビジネスの拡張可能性が市場で高く評価された結果です。特に、HYBE IMが初めてリリースする大規模MMORPG「Architect: Land of Exiles」と「Project Torch(仮称)」に対する期待感が、今回の投資の重要な背景となっています。

資金調達の背景と目的

HYBE IMは、2024年8月に8,000万ドル規模の戦略的投資契約を締結し、グローバルゲーム市場における競争力を証明しています。この契約に基づき、為替レートの変動を考慮した実際の投資金額を基準にすると、今回の300億ウォンの投資を含めた調達資金総額は1,375億ウォン(約140億円)に達します。

追加資金調達によって、HYBE IMはパブリッシング能力をさらに強化し、長期的な成長戦略を本格化させる計画です。具体的には、パブリッシングタイトルの成功と安定的なライブサービス運営のために、以下のような施策が予定されています。

  • マーケティング活動の強化
  • 運営最適化の実施
  • ローカライズ戦略の推進

HYBE IMの成長戦略とビジョン

HYBE IM代表のチョン・ウヨンは、「今回の追加資金調達は、HYBE IMがゲームパブリッシングと開発の両面でグローバル競争力を確保する重要なきっかけになるでしょう。HYBE IMがIPベースのゲーム事業を超えて、グローバルゲーマーに魅力的なコンテンツを提供する『次世代ゲームパブリッシャー』に飛躍することを目指します」と述べました。

このように、HYBE IMはグローバルパブリッシング事業を拡大すると同時に、既存の投資およびパブリッシング契約を締結した主要タイトルが市場で有意義な成果を出せるよう全力を尽くしています。持続可能なゲーム生態系を構築するために、安定的な運営と成長を最優先課題として掲げています。

HYBE IMの事業概要と提供するコンテンツ

HYBE IMは、HYBEのエンターテインメント事業領域を拡張するビジネスソリューションとして、エンターテインメントをライフスタイルに取り入れ楽しむためのゲーム開発を行っています。さらに、世界中のゲームプレイヤーとの交流を実現する多彩なパブリッシング事業を展開しています。

具体的には、HYBE IMが保有している先端インタラクティブメディア・テクノロジーに、HYBEの音楽やアーティスト、エンターテインメント要素を組み合わせることで、プレイヤーに新たな視点と体験を提供する多様なコンテンツとサービスを展開しています。

まとめ

HYBE IMが実施した300億ウォンの追加資金調達は、同社のグローバルパブリッシングおよびサービス能力を強化し、長期的な成長戦略を推進するための重要なステップです。今後の展開として、以下のポイントが挙げられます。

項目 内容
資金調達額 300億ウォン(約30.6億円)
主な出資者 IMM Investment、新韓ベンチャー投資、Daesung Private Equity
新作ゲーム Architect: Land of Exiles、Project Torch(仮称)
調達総額 1,375億ウォン(約140億円)
使用目的 マーケティング、運営最適化、ローカライズ戦略

HYBE IMは、今後もグローバル競争力を高め、魅力的なコンテンツを提供し続けることで、ゲーム業界における地位を確立していく考えです。

参考リンク: