ENILISが4月1日にMateRealとbrossomを吸収合併し新経営体制を発足

ENILISがMateRealとbrossomを吸収合併し新経営体制へ

2025年4月1日、株式会社ENILIS（本社：東京都港区、代表取締役：星 崇祥、以下「ENILIS」）は、バーチャルアイドルグループ『Palette Project』を運営するMateReal株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：星 崇祥、以下「MateReal」）と、VLiverのプロデュース・マネジメントを行う株式会社brossom（本社：東京都渋谷区、代表取締役：星 崇祥、以下「brossom」）の2社を吸収合併し、新たな経営体制へ移行することを発表しました。

背景と目的

近年、世界のバーチャルアイドル・VTuber市場は急成長を続けており、2037年末までに264億米ドルを超えると予測されています。特に2025年から2037年の年平均成長率（CAGR）は25.7%に達する見込みです。このような市場の成長性を背景に、ENILISは2023年7月にVLiver事業、同年10月にはVTuber事業を始動し、現在44名のタレントが活動を行っています。

VLiverプロジェクト「HareVare」からは、複数名がVTuberとしてデビューしており、個性豊かなバーチャルタレントの輩出やタレントの多様なキャリアパスを支援しています。MateRealは2018年5月に設立され、2022年6月にBrave groupにグループインしました。現在は『色とりどりなストーリーを君と一緒に』をテーマに活動するバーチャルアイドルグループ「Palette Project」の運営を行っています。

brossomの役割と強み

brossomは2019年に創業し、VLiverのプロデュース・マネジメントを行っている会社で、複数のVライバー事務所を運営し、合計200名を超えるタレントが所属しています。長年の事務所運営経験を元にした独自のライバー育成・マネジメントノウハウや高クオリティなイラストプロデュースを強みとしており、イベント入賞者や上位ランクのライバーを多数輩出しています。

今回の吸収合併により、3社それぞれのノウハウを共有し、タレント一人ひとりの成長を支えることを目指しています。また、経営体制を一元化することで、意思決定の迅速化を図り、変化の激しいエンターテインメント市場に柔軟に対応するとともに、経営効率や企業価値の向上にも努める方針です。

ENILIS代表取締役・取締役のメッセージ

代表取締役の星 崇祥氏は、新体制により新生ENILISをスタートすることを強調し、MateReal社で培ったナレッジやbrossom社、ENILIS社での組織構成や各社の知見を掛け合わせ、体制変更に伴うコストの最適化を行い、成長を目指す意向を示しています。

取締役の菅野 一成氏も、新たにBrave groupのグループ会社であるMateRealとbrossomを迎え、新生ENILISとしてスタートを切ることを述べ、これまでのナレッジを各事業に横展開し、より効率的な運営体制の構築を目指すとしています。

ENILISのビジョン

ENILISは、「もっと自由なエンタメを」というコンセプトのもと、個性豊かなバーチャルタレントの創出とマネジメントを行っています。バーチャルタレントが自分らしく、夢を持って自由に活動できるような幅広いプロデュースを行い、日本の漫画やアニメと同様にエンタメ文化の拡大に挑戦しています。

Brave groupについて

Brave groupは『世界に、日本の冒険心を』というパーパスを掲げ、『80億の、心をうちぬけ』というミッションのもと、VTuber事業を行うIP Productionをはじめ、同領域と親和性の高いIP PlatformやIP Solution、Incubationの領域において複数事業を国内外で展開しています。

同社は2025年4月1日時点で421名の従業員を抱え（昨対比139.9%）、グループ会社数は18社に達しています。事業・サービスの多角化とともに組織も拡大しており、さらなる事業の拡大に向けて引き続き積極的な採用活動を行っています。

採用情報

Brave groupでは、現在募集中の職種については、以下の求人一覧ページから確認することができます。

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会社概要

ENILIS、MateReal、brossomの吸収合併により、新たな経営体制がスタートし、エンターテインメント市場での競争力を高めることが期待されています。各社のノウハウを活かし、さらなる成長を目指す新生ENILISの今後に注目が集まります。