ハリウッドが4月1日に新研究所設立、AI活用で次の100年へ

創業100周年を迎えたハリウッドが新たな研究所『Hollywood Beauty Science Lab.』を設立

2025年4月1日、ハリウッド株式会社は創業100周年を記念して、神奈川県川崎市から東京都江東区に新たな研究所『Hollywood Beauty Science Lab.』を移転・設立しました。この新しい研究所は、これまで以上にモノづくりの原点である研究に力を入れることを目指しています。

新研究所は三井リンクラボ新木場2に位置し、最新の設備と機器を整え、次の100年に向けた新たなスタートを切ります。創業社長の牛山清人と美容家のメイ・ウシヤマは、夫婦で共にハリウッドグループを牽引し、多くのロングセラー商品を生み出してきました。このベンチャー精神は、現在も受け継がれています。

AI活用を見据えた新たなモノづくり

ハリウッドの製品は、そのオリジナル処方が組まれるまでに、時には何百もの処方を経て誕生します。これらの膨大なデータをAIを活用して分析することで、新たな商品開発の可能性が広がります。AIの導入により、人間の想像を超えた分析が可能になり、ハリウッドらしい商品が生まれることが期待されています。

執行役員・研究所長の窪小谷淳一は、新しいラボが化粧品に限らず、食品、創薬、再生医療、バイオベンチャーなど、さまざまな研究機関が集まる環境であることを強調しました。このような異業種企業との連携や大学研究機関とのイノベーションが、新しい価値を生み出す協業シナジーとなると確信しています。

ハリウッドのビジョンとウエルビーイングの実現

新体制では、六本木ヒルズにある本社とお客様相談室、新木場のハリウッドビューティサイエンスラボが一体となって、美容と健康を提供することを目指します。ハリウッドは「心身ともに美しく、健康であり続ける幸せの実現」を掲げ、ウエルビーイングを叶えるライフスタイルカンパニーとしての役割を果たしていきます。

ハリウッドに出会うすべての人々が新しい自分を見つけられる企業であり続けることを目指し、今後も様々な取り組みを行っていく予定です。

ハリウッド株式会社の歴史と背景

ハリウッド株式会社は1925年に創業され、牛山清人と美容家のメイ・ウシヤマが夫婦で化粧品や健康食品の研究・製造・開発・販売を行ってきました。美容室経営や美容専門学校、大学院大学も六本木で展開し、化粧品研究開発製造メーカーとして数々のロングセラー商品を生み出してきました。

特に、日本で初めてマスカラを発売したのもハリウッドであり、メイ・ウシヤマは「Skin-肌」「Body-体」「Mind-心」から不要なものを取り除くことが重要だとするSBM美容法®（三大排泄美容法）を提唱しました。このような歴史と実績を持つハリウッドは、今後も美容と健康の分野で革新を続けていくことでしょう。

ハリウッド株式会社は、創業100年を迎えた今、新たな研究所の設立を通じて次の100年に向けた挑戦を続けています。AI技術を活用し、異業種との連携を強化することで、さらなるイノベーションを目指す姿勢が伺えます。これからのハリウッドの展開に注目が集まることでしょう。