FENNELが4月2日にeモータースポーツ部門設立、大湯都史樹選手と契約

プロeスポーツチームFENNELが新たにeモータースポーツ部門を設立

2025年4月2日、株式会社FENNEL（所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長：高島 稜）は、プロeスポーツチーム「FENNEL」において新たにeモータースポーツ部門を設立し、TOYOTA GAZOO Racingに所属する大湯都史樹選手との契約を締結したことを発表しました。この新部門の設立は、モータースポーツとeスポーツの融合を目指す重要なステップとなります。

FENNELは、eスポーツファンを対象に行ったアンケートによると、過去12か月で「モータースポーツまたはeモータースポーツに関わる経験がない」と回答した方が57.1%に達しました。これは、モータースポーツ、eモータースポーツ、eスポーツという三つのコミュニティがそれぞれ独立した文化を築いていることを示しています。FENNELは、このコミュニティをつなぎ、相互に影響を与え合うことを目指しています。

大湯都史樹選手のプロフィールと意義

大湯都史樹選手は、北海道出身の26歳で、TOYOTA GAZOO Racingに所属するトップドライバーです。彼は、リアルとバーチャルの両方で活躍する“二刀流ドライバー”として知られています。大湯選手は、eモータースポーツ大会に参戦し、これまでeスポーツコミュニティとの接点が少なかった自動車関連企業との取り組みも計画しています。

大湯選手は、モータースポーツの魅力を発信し、新しいファン層を開拓することを目指しています。この彼の想いは、FENNELの「新しいことに挑戦する」「スタイリッシュに選手を魅せる」という企業姿勢と一致しており、業界初の試みとして注目されています。

FENNELの新たな取り組みと提供価値

FENNELは、今回の取り組みを通じて以下の新たな価値を提供します。

• 新しい視聴文化の創出：モータースポーツの熱狂とeスポーツの視聴習慣を融合させた新たなエンターテイメント体験を提供します。
• 相互送客の実現：モータースポーツファンとeモータースポーツファン、eスポーツファンの相互交流による市場拡大を目指します。
• 次世代人材のマッチング：自動車業界に興味がある若年層と自動車関連企業をつなぐ新たなサービス展開を行います。

これにより、FENNELはファン、企業、選手を横断的につなぎ、モータースポーツとeスポーツの未来を形づくる新たなカルチャーと経済圏の創出に挑戦していきます。

大湯都史樹選手の戦績と経歴

大湯都史樹選手は、以下のような戦績を持つ実力派ドライバーです。

彼は、特に予選で見せるキレのある速さが特徴であり、SNSを通じてモータースポーツの人気を高める活動も行っています。

FENNELについての概要

株式会社FENNELは、2019年に設立され、2025年現在で7つのeスポーツタイトルで部門を保有しています。VALORANT部門は日本国内で2度の優勝を果たし、Pokémon UNITE部門は2024年夏に世界一に輝くなど、全体で国内最高水準の競技成績を誇ります。

また、FENNELは大会運営事業やアパレル事業も展開しており、主催するeスポーツ大会ブランド「FFL」は黎明期のeスポーツシーンに対して多くのイベントを開催してきました。最大同時接続者数は12万人を記録し、eスポーツシーンの盛り上がりを支えています。

FENNELの会社概要は以下の通りです：

• 会社名：株式会社Fennel
• 代表取締役会長：遠藤 将也
• 代表取締役社長：高島 稜
• 所在地：東京都渋谷区南平台町16-28 Daiwa渋谷スクエアビル6階
• 設立日：2019年10月
• 公式ウェブサイト：https://fennel-esports.com
• 公式 X：https://twitter.com/FENNEL_official
• 公式オンラインストア：https://fennel-store.com
• 公式YouTube：https://www.youtube.com/c/FENNEL_official

このように、FENNELはモータースポーツとeスポーツの融合を進めることで、業界の新たな可能性を切り開いています。今後の展開に注目が集まります。