インフラ維持管理を変革する「土木せんせい」が2025年4月3日サービス開始
ベストカレンダー編集部
2025年4月3日 10:34
土木せんせいサービス開始
開催日:4月3日
インフラ維持管理の新しい仕組み「土木せんせい」のサービス開始
2025年4月3日、株式会社コクリエは、インフラの維持管理における新しいサービス「土木せんせい」を開始しました。このサービスは、市町村と土木関連事業者の関係性を「ただの外注先」から「地域を守るパートナー」へと変革し、新たな維持管理のスタンダードを作ることを目的としています。
土木技術者の減少が深刻化する中で、地域の安全を守るためには、組織の壁を越えた連携が必要です。「土木せんせい」は、こうしたニーズに応えるために開発されたプラットフォームであり、地域の土木をみんなで支えることをコンセプトにしています。
サービスコンセプトと特徴
「土木せんせい」は、土木業界の各事業者が組織の壁を越え、新しい関係性を構築することをサポートするためのプラットフォームです。このサービスは、特に市町村とのコミュニケーションを円滑にすることを重視しています。
サービスの利用にあたっては、無料プランを用意しており、これにより市町村の方々と気軽にコミュニケーションをとることが可能です。以下に、具体的なサービスメニューを紹介します。
サービスメニュー
- 無料プラン: 日常相談の閲覧・コメント機能
- オプション①: 共創プラン: 市町村の共創テーマに対する意見交換
- オプション②: PRプラン: 自社の技術や実績を市町村にPR
無料プランの詳細
無料プランでは、市町村ユーザーが投稿した日常業務の中での困りごとに対して、自社のノウハウを活かしてコメントを行うことができます。コメントをすると、担当者名と企業名がページ内に表示され、自社をアピールすることが可能です。
この機能により、営業担当者が市町村を訪問する際に行うやりとりをWEB上で行うことができ、効率的な営業が実現します。なお、民間事業者アカウントでは、企業名は非表示となるため、他の民間事業者への情報開示を気にせずに利用できます。
共創プランの詳細
共創プランでは、市町村が地域で取り組みたい中長期的な課題や方針を「共創テーマ」として掲載し、意見交換先を探すことができます。企業側は、市町村の共創テーマに対して意見交換を申し出ることができ、意見交換を通じて新技術の導入案件や包括的民間委託案件など、より高付加価値の案件の創出を目指します。
「土木せんせい」を通じて、企業側は意見交換の申し出から初回のアポイント確定までの流れをスムーズに進めることができます。
PRプランの詳細
PRプランでは、市町村に対して自社の技術や実績を2テーマまで掲載することができます。また、自社のアカウントを閲覧した市町村の履歴を確認することができ、興味を持ってくれた市町村への営業に集中することが可能です。
このように、PRプランを活用することで、自社の強みを効果的にアピールし、地域との関係を深めることができます。
登録市町村数と今後の展望
2025年3月末時点で、近畿圏を中心に40以上の市町村が「土木せんせい」に登録しています。このサービスを通じて、地域の土木業界がより活性化し、インフラ維持管理の新たなスタンダードが確立されることを目指しています。
今後も「土木せんせい」を当たり前のツールとして活用していただくため、サービスの充実を図り、地域の安全を守るための取り組みを続けていきます。
会社概要とお問い合わせ
本サービスに関するお問い合わせは、以下の通りです。
- 会社名
- 株式会社コクリエ
- 代表取締役
- 髙﨑 陽子
- メールアドレス
- doboku-sensei@co-creative.co.jp
- 会社URL
- https://www.co-creative.co.jp/
まとめ
「土木せんせい」は、地域のインフラ維持管理を支えるための新しいプラットフォームです。市町村と土木関連事業者の関係性を変革し、地域の安全を守るための取り組みをサポートします。以下に、本サービスの主要なポイントをまとめました。
| サービス名 | 内容 |
|---|---|
| 無料プラン | 日常相談の閲覧・コメント機能 |
| 共創プラン | 市町村の共創テーマに対する意見交換 |
| PRプラン | 自社の技術や実績を市町村にPR |
このように、「土木せんせい」は、地域の土木業界の活性化とインフラ維持管理の向上に寄与することを目指しています。
参考リンク: