日色保が5月1日にウォルト・ディズニー・ジャパン新社長に就任、今後の展望
ベストカレンダー編集部
2025年4月3日 10:51
日色保社長就任
開催日:5月1日

日色保がウォルト・ディズニー・ジャパンの新社長に就任
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、2025年5月1日付で日色保が新たにウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の代表取締役社長兼マネージング・ディレクターに就任することを発表しました。日色は、アジア太平洋地域(APAC)のプレジデントであるルーク・カンにレポートする形で、ディズニー・エンターテイメント事業のさらなる成長と発展を推進していくことになります。
日色保は、35年以上の企業経験を持ち、以前には日本マクドナルドホールディングス株式会社の代表取締役社長兼CEOとして知られています。それ以前には、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の代表取締役社長も務めており、豊富な経験を基にディズニー・ジャパンの新たな成長を担うことになります。
キャロル・チョイからのリーダーシップの引き継ぎ
現在の代表取締役社長であるキャロル・チョイは、東京での5年間を経て日本のリーダーシップの役割を日色に引き継ぎます。キャロルは、エグゼクティブ・バイスプレジデントとしてAPACにおけるスタジオ、オリジナルコンテンツ戦略、ネットワーク、インテグレーテッド・マーケティングなどの複数の役割を継続します。
キャロル・チョイの任期中には、ディズニープラスを主要な動画配信サービスに成長させ、「ライオン・キング:ムファサ」、「モアナと伝説の海 2」、「デッドプール&ウルヴァリン」、「インサイド・ヘッド 2」などのヒット作でスタジオビジネスを拡大し、日本オリジナルコンテンツの戦略とチームを確立しました。これにより、ディズニー・ジャパンは日本市場において重要な地位を築いてきました。
ルーク・カンの期待と日色保の抱負
ウォルト・ディズニー・カンパニーのアジア・パシフィック プレジデントであるルーク・カンは、日色保の就任について次のように述べています。「私たちは、この非常に重要な市場において消費者とのつながりを深めていく中で、日色さんのような実績あるリーダーが日本ビジネスの指揮を執ることを大変嬉しく思っています。彼の深い市場洞察力、戦略的なビジネス感覚、そして日本における広範なネットワークが、ディズニー・エンターテイメント事業を日本で新たな高みに引き上げると信じています。」
日色保は、就任に際し次のようにコメントしています。「数多くの日本の消費者に愛され、何世代にもわたって生み出される物語とキャラクターを持つ、ウォルト・ディズニー・カンパニーのような象徴的で尊敬されるグローバル企業に参加できることを嬉しく思います。日本がエンターテイメント業界の消費者およびコンテンツハブとして戦略的な重要性を増す中で、会社の力強い成長に貢献できる機会を楽しみにしています。」
日色保の経歴とディズニー・ジャパンの展望
日色保は、日本で数十年にわたり多国籍ブランドを率いる経験を持ち、日本マクドナルドでは国内最大のレストラン・ブランド全体の経営と成長を統括しました。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンで30年間、様々な役職を歴任し、多くの事業部門を率いました。日色は、経済同友会で副代表幹事を務めており、経済界でも高い評価を受けています。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、1959年に日本法人を設立し、日本市場に本格参入しました。現在、ディズニー・エンターテイメント(スタジオ、ディズニープラス)、ディズニー・エクスペリエンス(パーク、コンシューマ・プロダクツ、ゲーム、パブリッシング、ディズニーストア)を含む多様なビジネスを日本で展開しており、国際的なファミリー・エンターテイメント及びメディアビジネスのリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
新社長 | 日色保 |
就任日 | 2025年5月1日 |
前社長 | キャロル・チョイ |
経歴 | 日本マクドナルド社長兼CEO、ジョンソン・エンド・ジョンソン社長 |
ルーク・カンのコメント | 日色のリーダーシップに期待 |
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、日色保の新たなリーダーシップのもと、さらなる成長と発展を目指していくことが期待されます。日色の豊富な経験とリーダーシップが、ディズニーのブランド価値を高め、日本市場での競争力を一層強化していくことが見込まれます。
参考リンク: