UCC復刻缶コーヒーが4月7日発売!1969年の味とデザインを再現
ベストカレンダー編集部
2025年4月3日 13:17
UCC復刻缶発売
開催日:4月7日
1970年大阪万博で爆発的大ヒットした缶コーヒーの復刻版が登場
UCC上島珈琲株式会社は、1969年に発売された世界初の缶コーヒー『UCC コーヒーミルク入り』の味わいとパッケージデザインをアレンジ・再現した『UCC コーヒーミルク入り 缶250g』を、2025年4月7日(月)より数量限定で発売します。この復刻缶は、昭和100年にあたる2025年を迎えるにあたり、当時の懐かしさを感じさせる商品となっています。
『UCC コーヒーミルク入り』は、創業者である上島忠雄氏の「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」という強い思いから開発された製品です。1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)での大ヒットを契機に、日本中に広がり、缶コーヒー市場の発展に寄与しました。56年経った今でも、世代を超えて愛され続けるロングセラーブランドです。
復刻缶の特徴と製品概要
今回の復刻缶では、発売当時のレシピを参考にし、しっかりとした甘さとコーヒー感のある味わいに仕上げています。パッケージデザインは1969年から1978年まで使用されていた初代パッケージを忠実に再現しており、懐かしさを感じさせるビジュアルが特徴です。
『UCC コーヒーミルク入り 缶250g』の製品概要は以下の通りです:
- 発売日:2025年4月7日(月)
- 希望小売価格:125円(税抜)
- カロリー:44kcal(100gあたり)
- ケース入数:250g×30本
- 販売地域/チャネル:全国のコンビニエンスストア、量販店、オンラインストア
缶コーヒーの歴史とUCCの取り組み
缶コーヒーの開発は、UCC創業者の上島忠雄氏のある体験から始まりました。駅の売店で冷蔵の瓶入りコーヒー牛乳を購入した際、発車ベルが鳴り、飲み残した瓶を返却せざるを得なかったことが、常温長期保存が可能な缶コーヒーのアイデアを生むきっかけとなりました。
製品化には多くの困難が伴い、コーヒーとミルクの分離や風味の変化など、多くの試行錯誤が行われました。特に、缶内の鉄イオンとコーヒー成分のタンニンが結合し、変色する問題に対しては、製缶会社との協力により特殊コーティング技術が開発され、無事に缶コーヒーが誕生しました。
パッケージデザインと商標登録
『UCCミルクコーヒー』のパッケージは、発売当初から茶色・白色・赤色の3色を使用しており、これらの色はそれぞれ「焙煎したコーヒー豆」「コーヒーの花」「熟したコーヒーの実」を表現しています。この色の組み合わせは高い識別性を有し、2019年には特許庁により「色彩のみからなる商標」として登録されました。
以下に、パッケージの歴史をまとめた表を示します。
| 年 | パッケージデザイン |
|---|---|
| 1969年 | 初代パッケージ |
| 1978年 | 2代目パッケージ |
| 1981年 | 3代目パッケージ |
| 1986年 | 4代目パッケージ |
| 1993年 | 5代目パッケージ |
| 2000年 | 6代目パッケージ |
| 2001年 | 7代目パッケージ |
| 2003年 | 8代目パッケージ |
| 2010年 | 9代目パッケージ |
| 2019年 | 10代目パッケージ |
このように、UCCの缶コーヒーは長い歴史とともに進化を続けており、今後も多くの人々に愛される製品を提供していくことが期待されます。
以上の内容をまとめると、UCC上島珈琲株式会社が2025年4月7日より数量限定で発売する『UCCコーヒーミルク入り 缶250g』は、1969年の発売当時の味わいとパッケージデザインを再現した製品であり、缶コーヒーの歴史的背景や商標登録に関する情報も含まれています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | UCCコーヒーミルク入り 缶250g |
| 発売日 | 2025年4月7日 |
| 価格 | 125円(税抜) |
| カロリー | 44kcal(100gあたり) |
| 販売チャネル | 全国のコンビニ、量販店、オンラインストア |
この復刻缶は、懐かしさを感じるとともに、コーヒーの新しい楽しみ方を提供する製品となることでしょう。
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