日経CNBCが投資家アンケート結果発表、最も多いきっかけはメディアの影響

投資家アンケート結果発表

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投資家アンケート結果発表
投資を始めるきっかけって何が多いの?
日経CNBCのアンケート結果によると、最も多いきっかけは「テレビや本、雑誌などで興味を持った」で13.8%でした。
老後の不安で投資を始める人って多いの?
「老後の生活に不安を感じた」ことを理由に投資を始めた人は13.4%で、2番目に多い理由となっています。

日経CNBCが実施した投資家アンケートの結果

2025年4月2日、株式会社日経CNBCは、現役の投資家を対象に「投資を始めたきっかけ」に関するアンケートを実施し、その結果を発表しました。この調査は、2025年3月27日から31日の間にインターネットで行われ、有効回答数は217件でした。年齢層は10代から80代まで幅広く、様々なバックグラウンドを持つ投資家の意見が集まりました。

アンケートの質問内容は「投資のきっかけを教えてください」というもので、以下の9つの選択肢から回答を選ぶ形式でした。

  • テレビや本、雑誌などで興味を持った
  • 老後の生活に不安を感じた
  • まとまった資金ができた
  • NISA、iDeCoなどの制度を知った
  • 知人や家族に勧められた
  • 退職した
  • SNS、YouTubeなどで興味を持った
  • 金融機関に勧められた
  • その他
【投資のきっかけを教えてください~日経CNBC 投資家アンケート】1位は「テレビや本、雑誌などで興味」、2位は「老後不安」に 画像 2

投資家のきっかけ:主な結果とその分析

アンケートの結果、最も多くの投資家が選んだきっかけは「テレビや本、雑誌などで興味を持った」で、得票率は13.8%でした。これに次いで「老後の生活に不安を感じた」が13.4%、さらに「まとまった資金ができた」が10.6%という結果が得られました。

具体的な数値は以下の通りです:

選択肢 得票率
テレビや本、雑誌などで興味を持った 13.8%
老後の生活に不安を感じた 13.4%
まとまった資金ができた 10.6%
NISA、iDeCoなどの制度を知った 8.3%
知人や家族に勧められた 8.3%
SNS、YouTubeなどで興味を持った 8.3%
金融機関に勧められた 8.3%
その他 3割以上

この結果から、投資を始めるきっかけは多岐にわたることが分かります。特に「テレビや本、雑誌」からの影響は大きく、メディアが投資への興味を喚起する重要な役割を果たしていることが示されています。また、老後の不安も多くの人にとって投資を始める動機となっていることが明らかになりました。

【投資のきっかけを教えてください~日経CNBC 投資家アンケート】1位は「テレビや本、雑誌などで興味」、2位は「老後不安」に 画像 3

投資家のコメントから見える背景

アンケートでは、各選択肢に対する具体的なコメントも寄せられました。例えば、「テレビや本、雑誌などで興味を持った」と回答した方の中には、高校生の時にヤフー株のニュースを見て投資に興味を持ったというエピソードや、ウォーレン・バフェットについての書籍を読んで投資を始めたという体験がありました。

また、「老後の生活に不安を感じた」との回答者からは、預貯金だけでは資産が増えないことを実感し、投資の勉強を始めたという意見がありました。これらのコメントからは、投資に対する意識の変化や、実際に行動に移すきっかけとなった出来事が浮き彫りになっています。

その他のきっかけとその影響

「まとまった資金ができた」という選択肢を選んだ投資家は、初めての投資でアベノミクスの恩恵を受けたという経験を共有しています。また、「NISA、iDeCoなどの制度を知った」ことがきっかけで投資を始めた方も多く、税制優遇のメリットを活用することが重要視されていることがわかります。

知人や家族からの勧めも大きな影響を与えており、特に映画の優待券に惹かれて株を購入したというエピソードもありました。これにより、株式投資の楽しさを知り、長年にわたり投資を続けているというコメントも見受けられました。

日経CNBCの取り組みと今後の展望

日経CNBCは、マーケットや経済に関する情報を24時間提供する専門チャンネルであり、視聴者に向けて多様な投資情報を発信しています。特に、インターネット情報配信サービス「日経CNBC online」では、ライブやオンデマンドの動画コンテンツを提供しており、投資や資産運用に真剣に取り組む方々に向けたサービスが充実しています。

また、今回のアンケート結果を受けて、日経CNBCの番組内で調査結果やその背景についての解説が行われました。直居敦氏と岡村友哉氏がこれらの結果を分析し、投資の面白さや難しさについて語りました。視聴者にとって、投資を始めるきっかけやその後の経験を共有することは、今後の投資活動において重要な情報源となるでしょう。

まとめ

今回のアンケート結果から、投資を始めるきっかけは多様であり、メディアや個人の状況に大きく影響されることが分かりました。以下に、アンケートの主な結果を整理しました。

きっかけ 得票率
テレビや本、雑誌などで興味を持った 13.8%
老後の生活に不安を感じた 13.4%
まとまった資金ができた 10.6%
NISA、iDeCoなどの制度を知った 8.3%
知人や家族に勧められた 8.3%
SNS、YouTubeなどで興味を持った 8.3%
金融機関に勧められた 8.3%
その他 3割以上

このように、投資を始めるきっかけやその背景を理解することは、今後の投資活動において重要な要素となります。日経CNBCの取り組みや、視聴者からのフィードバックを通じて、より多くの人々が投資に興味を持ち、実際に行動に移すことが期待されます。

参考リンク: