PKSHA Technologyが新サービス「PKSHA AI Agents」を発表、AIエージェントで企業体験を革新

新サービス「PKSHA AI Agents」のローンチ

株式会社PKSHA Technology（パークシャテクノロジー）は、2025年4月7日に新サービス「PKSHA AI Agents」を発表しました。このサービスは、社内及び顧客接点で働くAIエージェントを、ソリューションとプロダクトの2つの形で提供するもので、企業オペレーションを強化し、従業員体験・顧客体験の向上を支援することを目的としています。

PKSHAは、これまでに多様なAIソリューションやプロダクトを開発し、提供してきましたが、昨年度からはそれらをより能動的に動くAIエージェントとして機能強化を進めています。具体的には、従来のチャットボットやボイスボットにAIエージェントとしての機能を追加し、人事や営業領域などに導入する取り組みを行っています。このような取り組みを通じて、PKSHAグループ全体でのAIエージェントの利用を拡大しています。

PKSHA AI Agentsの機能と背景

新サービス「PKSHA AI Agents」は、7000体を超えるAIエージェントが47都道府県で稼働しており、国産AIエージェントNo.1を確立しています。AIエージェントは、従来のAIから進化し、より高度な自律性と問題解決能力を持つシステムです。これにより、単に質問に答えるだけでなく、ユーザーの目標や状況を理解し、複数のタスクを連携させて自律的に行動することが可能となります。

例えば、スケジュールの調整や情報収集、タスクの実行などを、専属の助手としてサポートします。近年の大規模言語モデル（LLM）や生成AIの急速な進化に伴い、AIエージェントの導入が進んでいる背景には、AIが個人や企業の生産性を飛躍的に高める重要な技術であるという社会的な認識の広がりがあります。

AIエージェントの実績と影響

PKSHAは、自然言語処理技術を基盤に、AIソリューションやAI SaaSを多様な領域に展開しています。2025年3月現在、国内時価総額上位100社のうち70%以上にPKSHAのAIソリューションやAI SaaSが稼働しており、企業の様々な課題に対して実効性のある実装方法や人とAIの協働の実現方法についての知見を蓄積しています。

• ナレッジマネジメント
• タスク管理
• 営業活動
• 採用活動
• コンタクトセンターにおける要件分類やVoC分析

これらの領域でAIエージェントの機能を実装することにより、より多くの人が恩恵を受けられる状態を目指しています。PKSHAのミッションである「人とソフトウエアの共進化」を実現するために、今後も取り組みを続けていく方針です。

代表取締役 上野山 勝也のコメント

PKSHA Technologyの代表取締役である上野山勝也氏は、AI技術の進化が想像を超えるスピードで進んでいると述べています。特に、大規模言語モデルや生成AIの登場により、AIエージェントは単なる効率化支援に留まらず、複雑なタスクを自律的に実行し、人とAIが共働する新たな社会を切り拓く可能性を秘めていると強調しました。

また、PKSHAは創業以来培ってきた自然言語処理技術と7000体以上のAIエージェントの現場実装を通じて得られた知見を基に、この変革を牽引していくとしています。AIが単なるツールではなく、未来のソフトウエアとして個々のニーズに応じた最適な助手となり、社会全体の発展に貢献することを目指しています。

PKSHA Technologyの会社概要

PKSHA Technologyは、「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに掲げています。企業と人の未来の関係性を創るために、自社開発した機械学習や深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発やAI SaaSの提供を行っています。具体的には、自然言語処理技術を用いた自動応答や画像・動画認識、予測モデルなど、多岐にわたる技術を基に顧客の課題に応じた解決策を提供しています。

また、共通課題を解決するAI SaaSの展開を通じて、ソフトウエアの社会実装を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指しています。

PKSHA AI Agentsの要点まとめ

PKSHA AI Agentsは、企業オペレーションの強化や従業員・顧客体験の向上に寄与する新たなサービスです。AIエージェントの導入により、企業は業務の効率化を図り、より良いサービスを提供することが期待されます。今後の展開にも注目が集まります。