クロスマート、4月8日に食品流通のDXを強化する新機能を発表
ベストカレンダー編集部
2025年4月8日 11:48
クロスオーダー機能拡充
開催日:4月8日
クロスマートが食品流通のDXを推進
2025年4月8日、クロスマート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:寺田 佳史)は、食品流通のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための新たな機能を発表しました。これまで提供していた請求書発行サービス「クロスオーダー請求書」に加え、新たに見積書・納品書の発行機能を追加し、「クロスオーダー帳票」の機能を強化しました。この機能拡充により、食品卸売会社と飲食店の取引の流れをよりスムーズに管理し、業務効率化を図ります。
背景と課題
近年、食品卸売業界をはじめとするBtoB取引において、請求書や見積書、納品書といった帳票管理の負担が大きな課題となっています。多くの企業が紙の帳票を使用しているため、手作業による転記ミスや処理の遅れが発生しやすい状況です。また、帳票の発行や管理に関わる作業は煩雑で、担当者の業務負担が増加する一因となっています。
特に食品卸売業界では、食材の価格変動に対応するための見積書送付作業や、取引先からの要望に応じた納品書作成に多くの時間と人手が割かれています。さらに、電子帳簿保存法の改正やインボイス制度の導入、郵送費の値上げなど、帳票管理に関する環境も変化しており、企業はより効率的かつ正確な帳票発行・管理の仕組みを求めています。
クロスオーダー帳票の機能
新たに追加された「クロスオーダー帳票」の機能には以下の特徴があります。
- 見積書・納品書の発行が可能
これまでの請求書発行機能に加え、見積書・納品書も同じシステム内で作成・管理が可能です。業界の商慣習にあったフォーマットで利用できます。 - シームレスなデータ連携
基幹システムの形式に合わせて、ワンクリックで見積書・納品書・請求書を自動作成できます。これにより、書類間の情報の転記ミスを削減し、業務負担を軽減します。 - 電子送付・データ管理機能の強化
作成した帳票は、ワンクリックで取引先に送付可能です。過去の書類をシステム内で一元管理し、検索性を向上させています。
ご利用企業様の声
株式会社柴田屋酒店の担当者は、導入前には請求書の出力に1~2時間かかり、請求業務に丸2日かかっていたと述べています。請求書のデジタル化によって、業務の効率化が図られ、他の業務に充てる時間が増えることが期待されています。
具体的には、導入後には請求書の確認履歴が残るため、お客様が請求書を確認したかどうかをすぐに把握できる点が便利だと評価されています。実際に1,002件の請求書データを送信したところ、3日以内に317件のお客様に確認してもらえたとのことです。
クロスオーダーの概要
クロスオーダーは、飲食店と卸売業者をつなぐプラットフォームです。FAXや電話が主流だった受発注業務をスマートフォン上のLINEに切り替え、業務効率化を推進しています。さらに、LINEを活用したオンライン販促機能や請求書・見積書・納品書のDX機能など、飲食店と卸売業者の間のアナログな業務をデジタル化する機能を展開しています。
2019年11月のサービス提供開始から5年で、当月のアクティブな利用店舗数は100,000店舗を突破し、2025年3月現在、110,000店舗を超える飲食店が日々発注でクロスオーダーを利用しています。
アライアンスパートナー募集
クロスマートでは、日本各地に根ざした営業活動を行うため、アライアンスパートナーを募集しています。興味のある企業は、下記の連絡先までお問い合わせください。
| 会社概要 | 詳細 |
|---|---|
| 社名 | クロスマート株式会社 |
| 設立 | 2018年7月24日 |
| 代表取締役 | 寺田 佳史 |
| 所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋1丁目2−19 日本橋ファーストビル9階 |
| URL | https://xmart.co.jp/ |
| お問い合わせ先 | Tel: 03-4500-8221 E-mail: info@xmart.co.jp 担当: 硲(ハザマ) |
クロスマートは、食品卸売業界のDX推進を支援し、企業の業務効率化と生産性向上に貢献していくことを目指しています。新たな機能の追加により、取引の流れを一気通貫で行うことができるようになり、より利便性の高いサービスを提供していくことが期待されます。
参考リンク: