大阪・関西万博のシンガポールパビリオン「The Dream Sphere」完成!
ベストカレンダー編集部
2025年4月8日 13:13
万博シンガポールパビリオン
開催日:3月31日
大阪・関西万博のシンガポールパビリオン「The Dream Sphere」の建設が完了
エスリード株式会社のグループ会社であるイー・エル建設株式会社は、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシンガポールパビリオン「The Dream Sphere」の建設を担当し、2025年3月31日に引き渡しを完了しました。これは、シンガポール政府観光局が出展する公式パビリオンであり、「Where Dreams Take Shape(夢が形になる場所)」というコンセプトのもとに設計されています。
本パビリオンは、持続可能性や革新性をテーマにしており、シンガポールの都市づくりや技術、文化を体感できる空間としてデザインされています。特に、建物の象徴である赤い球体構造は、高さ約17メートルで、約17,000枚のリサイクルアルミニウム製ディスクで覆われている点が大きな特徴です。このように、環境への配慮が随所に施されています。
シンガポールパビリオン「The Dream Sphere」の詳細
シンガポールパビリオンの具体的な仕様については以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 敷地面積 | 1,003.96㎡ |
| 建築面積 | 681.23㎡ |
| 延床面積 | 1,846.92㎡ |
| 構造 | 鉄骨造(球体部分は球体鉄骨構造) |
このように、シンガポールパビリオンは、そのデザインと技術的な挑戦を通じて、来場者に新たな体験を提供することを目指しています。
施工のポイント
イー・エル建設がこのプロジェクトにおいて特に重視した施工のポイントは以下の3点です。
- 球体鉄骨の技術を持つパートナーとの連携
シンボルである赤い球体デザインを具現化するため、プラネタリウムなどの球体鉄骨構造に強みを持つパートナー企業と協力しました。この連携により、設計意図を忠実に再現し、高い精度を確保した安全かつ円滑な施工を実施しました。 - 作業効率・生産性を追求した現場運営
国際的なプロジェクトである万博において、高い作業効率と生産性を意識した現場運営を徹底しました。関係各所とのスムーズな情報共有や工程ごとの役割整理を事前に行い、現場の混乱を防ぎ、着実に工程を進める体制を整えました。 - 確実なスケジュール管理による期限厳守
開幕日に合わせた確実な完成が求められる中、日々の進捗を細かく可視化し、課題の早期発見と即対応を徹底しました。さらに、天候リスクや資材調達リスクも事前に想定し、柔軟に対応できる体制を構築しました。その結果、計画通りの完成・引き渡しを実現しました。
イー・エル建設株式会社の会社概要
イー・エル建設は、大阪府大阪市に本社を置く総合建設会社であり、エスリードグループの一員として、集合住宅、商業施設、オフィスビルなどの建築を手がけています。建物の用途や構造に応じた柔軟な対応力と地域に根ざした誠実な施工で、お客様の信頼に応える建設サービスを提供しています。
以下に、イー・エル建設の会社概要を示します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 社名 | イー・エル建設株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役 北川猛 |
| 所在地 | 大阪市北区大淀南一丁目5番1号 |
| 設立 | 1996年5月 |
| 資本金 | 2億円 |
| 事業内容 | 新築、増改築工事・大規模修繕工事・ハウスリフォーム・解体工事など |
コーポレートサイトのリニューアル
イー・エル建設は、今回のシンガポールパビリオンの建設事例を含め、各種施工実績や会社情報を分かりやすく掲載したコーポレートサイトを全面的にリニューアルしました。新しいサイトでは、最新のプロジェクト情報を確認することができ、訪問者にとっても利用しやすいデザインとなっています。
新しいコーポレートサイトは以下のリンクからアクセスできます。
まとめ
大阪・関西万博におけるシンガポールパビリオン「The Dream Sphere」の建設は、イー・エル建設がその技術力と経験を活かして実現したプロジェクトです。持続可能性や革新性をテーマにしたこのパビリオンは、来場者に新たな体験を提供することを目指しています。また、イー・エル建設のコーポレートサイトもリニューアルされ、最新の施工実績が紹介されています。
以下に、本記事で取り上げた内容をまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| プロジェクト名 | シンガポールパビリオン「The Dream Sphere」 |
| 引き渡し日 | 2025年3月31日 |
| 敷地面積 | 1,003.96㎡ |
| 建築面積 | 681.23㎡ |
| 延床面積 | 1,846.92㎡ |
| 構造 | 鉄骨造(球体部分は球体鉄骨構造) |
| コーポレートサイトURL | https://www.elkensetsu.co.jp/ |
このように、イー・エル建設の取り組みは、技術革新と持続可能な未来に向けた重要な一歩となっています。
参考リンク: