F&LCが4月13日から大阪・関西万博で「スシロー未来型万博店」を出店

F&LC、海外事業で200店舗を突破

株式会社FOOD & LIFE COMPANIES（以下、F&LC）は、2025年4月8日、海外事業の拡大において重要なマイルストーンを迎えたことを発表しました。2025年4月8日、F&LCはマレーシアに1号店を開店し、海外店舗数が200店舗を超えました。この成果は、同社が「FY24-26 中期経営計画」において掲げた「海外事業の拡大継続」に基づく取り組みの一環として実現したものです。

F&LCは「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」というビジョンのもと、日本で磨き上げたブランドを世界のお客様に提供することに力を入れています。グローバルな外食企業としての成長を目指し、現中計では「FY26海外事業の売上比率35%、310-320店舗達成」を目指して、新たな社内方針「One Company」を掲げています。この方針に基づき、グループ全体が一体感を持ちながら、世界中のお客様により良い体験価値を提供し続けることに取り組んでいます。

大阪・関西万博への出店

さらに、F&LCは2025年4月13日から開催される「大阪・関西万博」において、「スシロー未来型万博店」を出店します。この店舗は「まわるすしは、つづくすしへ。―すし屋の未来 2050―」をコンセプトにしており、日本で創業40年以上の歴史を持つスシローが、回転すし業界において13年連続で年間売上高第1位を誇ることを背景にしています。スシローは、日本から世界へ、そして未来へと、すしの“うまさ”を繋げることを目指しています。

万博での出店は、F&LCが日本の食文化を世界に発信する重要な機会となります。スシローの未来型万博店では、訪れる人々に新しい寿司体験を提供し、ブランドの魅力を広めることが期待されています。

F&LCの海外事業のこだわり

F&LCの海外事業は、日本で磨き上げたブランドをそのままの形で再現し、世界のお客様に届けることに強いこだわりを持っています。このため、全店舗はF&LCの現地法人による「グループ直営」で運営されています。具体的には、日本で経験を積んだ社員が各国・地域で直接マネジメントを行い、現地のスタッフと共に日本のブランドを再現しています。

このような運営体制により、F&LCは日本の食文化を忠実に再現し、現地のお客様に満足していただけるサービスを提供しています。これにより、F&LCは国際的な市場においても競争力を維持し、ブランドの信頼性を高めています。

F&LC海外事業の店舗数推移

F&LC海外事業の歩み

F&LCの海外事業は、創業当初からの想いをもとに、国内外での展開を進めてきました。以下に、F&LCの海外事業の歴史を簡潔にまとめます。

1. 1984年 – 日本で現在の回転すし「スシロー」の前身となる事業が創業。創業者は「うまいすしを、より多くのお客さまに気軽に食べていただきたい」という想いからスタート。
2. 2011年 – スシローが日本の回転すし業界で売上第1位となり、以降13年連続で第1位を維持。12月には韓国に「スシロー 海外1号店」をオープン。
3. 2017年 – F&LCが東京証券取引所市場第一部に上場。新業態「杉玉」を創業。
4. 2018年 – 台湾にスシローが初出店。
5. 2019年 – 香港・シンガポールにスシローが初出店。
6. 2021年 – 株式会社 京樽の完全子会社化と同時に社名を「FOOD & LIFE COMPANIES」に変更。
7. 2022年 – 香港に「杉玉 海外1号店」を出店。
8. 2023年 – インドネシアにスシローが初出店。
9. 2024年 – 米国に「杉玉」業態が初出店。
10. 2025年 – マレーシアにスシローが初出店し、海外事業として200店舗を突破。
11. 2026年 – F&LC海外事業が310-320店舗を突破（計画）。

このように、F&LCは日本国内での成功を基に、海外市場にも積極的に進出し続けています。各国の文化や食習慣に配慮しながら、日本の食文化を広めることに尽力しています。

まとめ

F&LCは、海外事業の拡大を通じて、日本の食文化を世界に発信する重要な役割を果たしています。200店舗を超える出店は、その成果を象徴しています。今後もF&LCは、グローバルな成長を目指し、日本のブランドを忠実に再現し続けることで、世界中のお客様に愛される企業であり続けるでしょう。

F&LCの取り組みは、日本の食文化を世界に広めるための重要なステップであり、今後の展開が期待されます。