4月11日から開始！AudiostockとCRI ADXが連携し音源自動インポートが可能に

ゲーム開発を支援する新たな連携

株式会社オーディオストック（以下「当社」）は、株式会社ＣＲＩ・ミドルウェア（以下「ＣＲＩ」）が提供するサウンドミドルウェア「CRI ADX」「CRI ADX LE」とのサービス連携を開始したことを発表しました。この連携により、ゲーム開発者がより効率的に音楽を活用できる環境が整備されます。

「CRI ADX」は、クロスプラットフォーム開発に最適なオーディオミドルウェアであり、世界中のゲームにおいて累計9,000超のライセンスが導入されています。特に、ゲーム開発において要求される多様なサウンド演出を手軽に実現できる点が評価されています。一方、「CRI ADX LE」はその無償版であり、インディーゲーム開発者を中心に広く利用されています。

自動インポート機能の導入

今回の連携の最大の特徴は、「CRI ADX」「CRI ADX LE」のユーザーがAudiostockの音源を自動的にインポートできるようになったことです。これにより、ユーザーは従来の手動でのインポート作業を大幅に削減でき、ゲーム開発の効率化が図られます。

具体的には、ユーザーはAudiostockで音源を単品購入または対象の定額制プランを契約することで、付属ツール上で音源をダウンロードし、自動的に音源がインポートされるという流れになります。この機能は、ゲーム向けのBGMや効果音など、90万点以上の幅広いジャンルの音源から選曲・試聴・ダウンロードが可能なAudiostockの利点を最大限に活かすものです。

連携に関する詳細

この新機能の導入により、ゲーム開発者は音楽選定からインポートまでのプロセスを一元化できるため、時間の節約とともに、よりクリエイティブな作業に集中できるようになります。特にインディーゲーム開発者にとっては、リソースが限られる中での効率化は大きなメリットとなるでしょう。

また、Audiostockの定額制プランには「エンタープライズプラン」と「スタンダードプラン」があり、これらを利用することで、さらに多くの音源を手軽に利用することができます。これにより、開発者は自身のゲームのテーマや雰囲気に合った音楽を簡単に見つけることができるようになります。

企業情報と今後の展望

株式会社ＣＲＩ・ミドルウェアは「音と映像で社会を豊かに」を企業理念に掲げ、音声・映像関連の研究開発を行っています。主にゲーム分野で磨かれた技術を基に、ユーザビリティやクオリティ向上のためのソリューションを提供し、開発者の課題解決をサポートしています。

一方、株式会社オーディオストックは、音楽クリエイターが制作した音楽を登録し、使用権を販売することができるサービスを運営しています。顧客は簡単な手続きで音楽を利用でき、映画やゲームなどの商用コンテンツに音楽を組み込むことが可能です。このような取り組みを通じて、クリエイターの持続的な創作活動を支援しています。

音楽市場の成長予測

ストックミュージック市場は、2028年までに約20.3億ドル（USD）に達すると予測されています。この市場の成長は、動画コンテンツの需要増加によるものであり、オーディオストックはテクノロジーを活用してクリエイターをサポートし、音楽ビジネスの革新に取り組んでいます。

まとめ

このように、新たな連携により、ゲーム開発者はAudiostockの豊富な音源を手軽に利用できる環境が整いました。音楽の選定からインポートまでのプロセスが簡素化されることで、開発の効率化が期待されます。今後の音楽市場の成長にも注目が集まります。