大阪電気通信大学と東映が手掛ける「電ツークンプロジェクト」Web CMが公開
ベストカレンダー編集部
2025年4月15日 10:07
電ツークンプロジェクト公開
開催日:4月15日
大阪電気通信大学と東映株式会社ツークン研究所の産学連携プロジェクト「電ツークンプロジェクト」
学校法人大阪電気通信大学(以下、大電大)と東映株式会社ツークン研究所(以下、ツークン研究所)の共同プロジェクト「電ツークンプロジェクト」に関する新たな情報が発表されました。このプロジェクトは、両者の連携により、学生が実際にゲーム開発に取り組む機会を提供し、実学教育の一環として位置付けられています。
2025年4月15日、同大学の公式YouTubeチャンネルにおいて、プロジェクトに基づくWeb CMが完成し公開されました。このWeb CMでは、大電大の学生がバーチャルゲームのテストプレイ中にヒーローに“変身”し、仲間と共にゲーム開発を進める様子が描かれています。特に、実写パートには学生が役者として出演しており、リアルな体験を通じて学びを深めることを目指しています。
Web CMの制作背景と特徴
「電ツークンプロジェクト」は、ゲームエンジンやモーションキャプチャー技術を駆使して制作されたWeb CMです。このプロジェクトの一環として、学生たちは教育機関最大級のモーションキャプチャースタジオや音像スタジオなどの学内施設をフル活用し、ハイクオリティーな映像を実現しました。
特に注目すべきは、主人公が変身するキャラクターのデザインを学生自身が手がけ、教員の指導のもとで3Dモデリングを行った点です。これにより、実際の制作過程を通じて、学生たちは専門的なスキルを身につけることができました。さらに、東京と大阪間のコミュニケーションにはSlackやDiscordを活用し、効率的な工程管理が行われています。
制作メンバーの紹介
このプロジェクトには、デジタルゲーム学科およびゲーム&メディア学科の学生が参加しています。以下は、プロジェクトに関わった主なメンバーの一覧です。
- 企画・ディレクション:市田俊介(東映株式会社ツークン研究所)
- 制作進行:椎葉遥(大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科)
- キャラクターデザイン・主演:松永ひらり(大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科)
- 各種プロダクション・ポストプロダクションワーク:東映株式会社ツークン研究所、大阪電気通信大学、先端マルチメディア合同研究所 JIAMS
- モーションアクト:株式会社モーションアクター Mao、杉口秀樹、金子起也
- キャラクターボイス・ナレーション:イヅカ
- CGモデリング指導:和田真一
- マネジメント:松尾美華、高橋沙和実、森善龍
- 監修:ナガタタケシ
- プロデュース:寺山直哉
- 製作:大阪電気通信大学
Web CMの内容と視聴方法
完成したWeb CMは、大阪電気通信大学の公式YouTubeチャンネルにて公開されています。映像の内容は、バーチャルゲームのテストプレイを行う学生が、迫りくる敵キャラクターと戦いながら仲間と共にゲーム開発に挑戦するアクション満載のストーリーとなっています。このCMは、学生たちの創造力と技術力を存分に発揮した作品です。
視聴は以下のリンクから可能です:Web CM – 大阪電気通信大学公式YouTubeチャンネル
大学概要と今後の展望
大阪電気通信大学は、日本で初めて「ゲーム」を冠としたデジタルゲーム学科を有し、実学教育を実践しています。2026年4月には、デジタルゲーム学科が改組され、新たにデジタルゲーム専攻、ゲーム&メディア専攻、ゲーム・社会デザイン専攻(仮称・設置構想中)が設置される予定です。
現在、同大学には約5,748名の学生が在籍しており、工学部、情報通信工学部、建築・デザイン学部、健康情報学部、総合情報学部など多様な学部が揃っています。今後も、産学連携を通じて新たな教育プログラムやプロジェクトを展開し、学生たちの成長を支援していく方針です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| プロジェクト名 | 電ツークンプロジェクト |
| 関与機関 | 大阪電気通信大学、東映株式会社ツークン研究所 |
| 公開日 | 2025年4月15日 |
| Web CMリンク | 視聴はこちら |
| 設置予定学科 | デジタルゲーム専攻、ゲーム&メディア専攻、ゲーム・社会デザイン専攻(仮称) |
| 在籍者数 | 5,748名(2024年5月1日現在) |
以上の内容から、「電ツークンプロジェクト」は、学生の学びと成長を促進するための重要な取り組みであることがわかります。今後もこのような産学連携プロジェクトが増えていくことが期待されます。