ASUKAとecforceが連携開始、翌日から不正検知サービス導入可能に

ASUKAとecforce連携

開催日:4月15日

ASUKAとecforce連携
ASUKAとecforceの連携って何ができるの?
ASUKAとecforceの連携により、EC事業者は開発不要で不正検知サービスを迅速に導入でき、不正対策の時間とコストを削減できます。
この連携の背景にはどんな問題があるの?
クレジットカードの不正利用が増加し、迅速な不正対策が求められる中で、ASUKAとecforceの連携はEC事業者の不正対策を支援します。

アクルの不正検知・認証サービス「ASUKA」がecforceと連携開始

2025年4月15日、株式会社アクル(所在地:東京都港区、代表取締役社長:近藤 修)は、同社が提供する不正検知・認証サービス「ASUKA」が、株式会社SUPER STUDIO(所在地:東京都目黒区、代表取締役 CEO:林 紘祐)によって開発・提供される統合コマースプラットフォーム「ecforce」とのシステム連携を開始したことを発表しました。この連携により、ecforceを利用するコマース事業者は、開発不要で、最短で申し込みの翌日から「ASUKA」を利用できるようになります。

この連携は、EC事業者にとって非常に重要な意味を持つものであり、アクルは「ASUKA」を通じて、より高い次元での不正対策を実現することを目指しています。

アクルの不正検知・認証サービス「ASUKA」、ecforceと連携開始〜最短翌日から不正検知サービスの導入が可能に!〜 画像 2

システム連携の概要

「ASUKA」は、クレジットマスター・大量アタック、第三者不正利用、カード決済以外の不正利用など、さまざまなリスクを検知し、EC事業者の売上を守るための総合的な不正対策ソリューションです。具体的には、以下のような機能を提供しています:

  • クレジットカード不正利用のリアルタイム検知
  • 大量アタックの防止
  • 第三者不正利用の防止
  • カード決済以外の不正利用の検知

このシステム連携により、ecforceを利用するコマース事業者は、開発の手間をかけることなく、迅速に不正検知サービスを導入できるようになります。これにより、事業者は不正対策にかかる時間とコストを大幅に削減することが可能になります。

システム連携の背景と必要性

近年、クレジットカードの不正利用は社会問題として深刻化しており、国内発行カードにおける番号盗用被害は2024年には513.5億円に達すると予想されています。このような状況の中で、2025年3月には経済産業省が「クレジットカード・セキュリティガイドライン」を発表し、ECカード加盟店が取るべき対策が明記されています。

不正利用は急激に増加する傾向があり、ECカード加盟店にとって、迅速かつシンプルに不正対策を実行することが課題となっています。このような背景から、アクルは「ASUKA」を通じて、EC事業者が安全にビジネスを運営できる環境を整えることを目指しています。

お申し込み方法とサービスの利用

本サービスの利用を希望する事業者は、以下の方法で申し込みが可能です。ecforceを導入している事業者は、専用のフォームからお客様情報を入力してお問い合わせいただけます。

  • ecforce導入事業者:こちらのフォームからお問い合わせください。
  • ecforce未導入事業者:本サービスは「ecforce」の利用が必須です。ecforceの導入を希望される方は、こちらのWebフォームからお問い合わせください。

これにより、事業者はスムーズに不正検知サービスを導入し、安心してECビジネスを展開することができます。

「ASUKA」および「ecforce」の詳細

「ASUKA」は、クレジットカード業界で必須とされる不正対策を提供するサービスであり、以下の機能を備えています:

  • クレジットマスター・大量アタック対策
  • 第三者不正利用対策としての属性行動分析
  • 不正配送先住所との照合
  • EMV 3-Dセキュアの本人認証サービス

このサービスは、物販ECをはじめ、旅行商材やサービス商材など、30,000サイト以上のECカード加盟店に導入されています。詳細については、アクルの公式サイトで確認できます。

また、統合コマースプラットフォーム「ecforce」は、コマースDX実現に向けたさまざまなプロダクトを提供しています。マーケティングや販売チャネルの強化、データの取得・統合管理・分析・活用を可能にし、コマースビジネス全体を最適化することを目指しています。詳細は、SUPER STUDIOの公式サイトで確認できます。

会社概要

以下に、アクルとSUPER STUDIOの会社概要をまとめます。

会社名 所在地 代表者 事業内容 URL
株式会社アクル 東京都港区六本木1丁目9番9号六本木ファーストビル14階 近藤 修 クレジットカード不正対策ソリューション、チャージバック保証サービス、集客支援サービス他 https://akuru-inc.com/
株式会社SUPER STUDIO 東京都目黒区下目黒2-23-18 目黒山手通ビル8階/7階 林 紘祐 統合コマースプラットフォーム「ecforce」の開発・提供/D2C事業 https://www.super-studio.jp

今回の「ASUKA」と「ecforce」の連携により、EC事業者はより安心してビジネスを展開できる環境が整います。今後の不正対策の強化が期待される中で、この連携がどのように活用されていくのか注目されます。