UTAGE3.0が著名投資家から資金調達、音楽ファン体験を革新へ
ベストカレンダー編集部
2025年4月16日 11:42
資金調達完了
開催日:4月16日
UTAGE3.0、スタートアップファクトリー及び著名投資家からの資金調達を実施
音楽ファン体験のアップデートを目指す次世代デジタルプロダクトを展開するUTAGE3.0株式会社は、2025年4月16日10時02分に、シードラウンドにて複数の著名な個人投資家より資金調達を実施したことを発表しました。今回の資金調達には、音楽、テクノロジー、カルチャー、ビジネスの第一線で活躍する投資家が参画しており、UTAGE3.0は今後のプロダクト強化、グローバル展開、組織体制の強化に向けた基盤を構築していく方針です。
UTAGE3.0の概要
UTAGE3.0は、ライブという“一夜限りの熱狂”に寄り添い、その瞬間を「記録」と「つながり」に変える新しい音楽ファン体験を提供しています。現在は、ライブ参加の思い出を残せるデジタルパスや、コレクション・活用ができる特典付きデジタルトレカを中心にプロダクトを展開中です。
同社は、ファンとアーティストの距離を近づけるために、新しいプロダクトを様々な形で展開していくことを目指しています。これにより、音楽の楽しみ方をより深く、豊かにする未来を創造していく予定です。
著名投資家の紹介
今回の資金調達には、以下のような著名な投資家が参画しています。
- スタートアップファクトリー(鈴木おさむ氏代表)
- SKY-HI 日高光啓氏(株式会社BMSG 代表取締役CEO)
- 片石 貴展氏(株式会社yutori 代表取締役社長)
- 倉田 将志氏(株式会社ウタイテ 代表取締役)
- 奥田 遼介氏(元Preferred Networks 取締役 最高技術責任者)
- 前原 正宏氏(元ZOZO取締役)
- Sean Liu氏(エンジェル投資家)
- その他(著名音楽アーティスト・元上場企業創業者CEOなど)
これらの投資家は、UTAGE3.0のプロダクト開発や体制強化を加速させるために重要な役割を果たすことが期待されています。
資金調達の背景と目的
近年、音楽業界ではライブ体験のデジタル化が急速に進んでおり、アーティストとファンの新たな関係性を築くためのエンゲージメント手法が求められています。UTAGE3.0は、デジタルパスやデジタルトレカを通じて、リアルな熱狂をデジタルに拡張し、ライブの余韻を「記録」と「価値」としてファンの手元に残す新しい体験を提供しています。
特に、来場者限定のデジタルトレカの配布や販売は、ライブの熱や思い出を“持ち帰れる”実感を届けるものとして、多くのファンに楽しんでいただいています。UTAGE3.0では、こうしたトレカに加えて、もう一つの柱であるデジタルパスの価値にも注力しています。“参加の証”として、より心に残る体験に進化させていく予定です。
今後の重点領域
今回の資金調達により、UTAGE3.0は以下の重点領域を強化していくことを発表しています:
- デジタルパス・トレカ機能の高度化
- 参加アーティスト・IPとの提携強化
- グローバル展開に向けた採用・体制構築
- 新プロダクトの開発
これらの取り組みにより、UTAGE3.0は音楽ファン体験をさらに向上させていくことを目指しています。
投資家からのコメント
投資家の方々からも多くの期待の声が寄せられています。以下は一部のコメントです:
- 鈴木おさむ氏(スタートアップファクトリー代表)
- 「今回、OZworldさんからお話をいただき、最初に考えを聞いたときは驚きましたし、とてつもなくワクワクしました。」
- SKY-HI 日高光啓氏(株式会社BMSG 代表取締役CEO)
- 「アーティスト、特にラッパーは事業主の素質がある人も多く、OZの発案の時点で胸躍りました。」
- 片石 貴展氏(株式会社yutori 代表取締役社長)
- 「音楽は鳴り続けてるのだ!踊らされるな!踊ろう!」
- 倉田 将志氏(株式会社ウタイテ 代表取締役)
- 「新たなライブ体験やファンコミュニティの進化にとても期待を感じました。」
- 奥田 遼介氏(元Preferred Networks 取締役 最高技術責任者)
- 「ライブ体験を進化させ、アーティストとファンの間に新たな関係性を生み出す可能性を秘めています。」
- 前原 正宏氏(元ZOZO取締役)
- 「若者にしか思い付かないアイデアに可能性を感じています。」
- Sean Liu氏(エンジェル投資家)
- 「初心を忘れずに頑張ってください。」
代表からのコメント
Co-Founder/CEOの鶴田拓夢氏は、ファンとアーティストの関係性がこれからの時代の中核になると感じていると述べています。彼は、音楽とエンタメに対する情熱、そしてテクノロジーの可能性を信じる姿勢が、UTAGE3.0の新しい形を生み出していると強調しました。
また、Co-Founder/CCOの奥間玲央氏は、音楽とテクノロジー、そして人とのつながりが融合した新しい祭りごとの重要性を語り、ファンとアーティストの関係が進化するべき時代であると述べています。
UTAGE3.0の今後の展望と採用について
UTAGE3.0は、これまでにクラブツアーやZepp東京・大阪などでリアルなライブ現場での検証を重ね、累計約2万枚のデジタルトレカを発行・配布してきました。この取り組みを通じて、ライブ体験に持続する価値とつながりをもたらすデジタル施策の可能性を実証しています。
今後は、国内外のアーティストやイベント主催者との連携を拡大し、幅広い音楽体験の中にUTAGEの価値を浸透させていくことを目指します。また、UTAGE3.0は現在、プロダクトの拡張と事業拡大に向けて、ビジネスインターンやエンジニア、グラフィックデザイナーなどを幅広く募集しています。
まとめ
UTAGE3.0は、音楽ファン体験の革新を目指し、デジタルパスやデジタルトレカを通じて新しい価値を提供しています。著名な投資家からの資金調達を受け、さらなるプロダクトの強化やグローバル展開を進めていく予定です。以下は、今回の内容を簡潔にまとめた表です:
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | UTAGE3.0株式会社 |
| 資金調達日 | 2025年4月16日 |
| 主な投資家 | 鈴木おさむ氏、SKY-HI 日高光啓氏、片石 貴展氏など |
| 提供するプロダクト | デジタルパス、デジタルトレカ |
| 今後の展望 | プロダクトの高度化、グローバル展開、採用強化 |
UTAGE3.0は、音楽とテクノロジーが交差する新しい時代を迎え、ファンとの関係性をより深くしていくことを目指しています。今後の展開に注目が集まることでしょう。