Don't DisturbとLayerXが提携、4月16日からバックオフィス業務効率化を推進
ベストカレンダー編集部
2025年4月16日 14:06
バックオフィス効率化提携
開催日:4月16日
エンタメとスタートアップのバックオフィス業務を効率化する新たな取り組み
2025年4月16日、Don’t Disturb株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中川卓也)は、エンタメやスタートアップに特化したバックオフィスBPOサービスを提供する企業として、株式会社LayerX(本社:東京都中央区、代表取締役:福島良典)が提供する法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化クラウドサービス「バクラク」の認定パートナーとなりました。この提携により、両社はバックオフィス業務の効率化を加速させることを目指します。
スタートアップ企業が抱える課題は多岐にわたりますが、特に「請求書が届かない」「勝手な発注」「気づけばキャッシュが減っている」といった問題は、事業の成長を妨げる要因となります。Don’t Disturbは、これらの課題を根本から解決するための取り組みを行っています。
スタートアップのバックオフィスが直面する課題
エンタメ・スタートアップ企業では、プロダクトやサービスの開発、クリエイティブ制作が最優先されるため、バックオフィス業務の整備が後回しになることが多いです。創業当初は少人数での業務量が少ないため大きな問題にはなりませんが、事業が拡大するにつれ、次のような課題が浮き彫りになります。
- 稟議・承認フローの課題
経営陣や事業責任者の承認を得ずに契約や発注が進むことで、会社が把握していない支出が発生します。また、経理に契約・発注内容が共有されないため、支払い漏れや期限超過が起こり、営業やプロジェクトチームから経理へ売上情報の共有が行われず、請求書の発行漏れや遅れが発生し、入金が遅延することがあります。 - 予算・コスト管理の課題
事前に見積もりや予算確認をせずにプロジェクトを進めてしまうと、終了後に利益が出ない、または原価割れしていることに気付くことがあります。売上が伸びているにもかかわらず、コストや資金状況をタイムリーに把握できないため、資金繰りが悪化することもあります。
こうした課題を放置すると、本来サービスやプロダクト開発、クリエイティブ活動に回すべき資金が枯渇し、事業成長そのものにブレーキがかかることになります。
Don’t Disturbが提供する具体的な支援内容とその効果
Don’t Disturbは、今回の認定パートナーシップを通じて、エンタメ・スタートアップ企業における現場・経営の視点を取り入れたバックオフィス支援のノウハウを活かし、「バクラク」の導入から運用定着までをトータルでサポートします。これにより、企業が抱えるバックオフィスの混乱を解消し、さらなる事業成長を加速できるよう支援してまいります。
経理・財務領域における実務支援
請求書管理や経費精算を含めた日常経理業務のフローを整理し、「バクラク」の導入効果を最大限引き出します。社内の情報共有がスムーズになることで、支払い漏れや入金遅延を防ぎ、資金繰りの安定化をサポートします。
稟議・承認フロー構築に関するノウハウ
「バクラク」を活用した稟議・承認プロセスの整備や、法人カードの発行ルール、適切な上限設定により、経営陣や事業責任者が把握していない支出を防止します。これにより、正確な支出管理が可能となり、コストコントロールを実現します。
管理会計・予実管理の実践的サポート
管理会計や予実管理の導入を支援し、事業部やプロジェクト単位での売上、原価、販管費をタイムリーに把握できる環境を整えます。これにより、経営陣や事業部責任者が迅速かつ適切な意思決定を下せるようになります。
現場目線での業務フロー改善支援
経営やバックオフィス側の視点だけでなく、現場の業務や実情に合わせて、予算申請や売上・経費報告を現場担当者がスムーズに対応できるフローの整備・運用を支援します。システム導入後に現場で活用されず形骸化するリスクを防ぎ、経営陣やバックオフィス担当者が能動的に情報をキャッチアップできる仕組みを構築し、経営判断の精度向上に寄与します。
「バクラク」とは
「バクラク」は、稟議、経費精算、法人カード、請求書受取、請求書発行、勤怠管理などの業務を効率化するクラウドサービスです。最先端のAIを組み込むことで、手入力や紙の管理から解放され、従業員がコア業務に集中できる新しい働き方を創造します。現在、中小企業から大企業まで、15,000社を超える顧客の働きやすい環境づくりと事業成長を支援しています。
関連企業の紹介
株式会社LayerXは、「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、SaaS+Fintechを軸に、AIを中心としたソフトウェア体験を社会実装するスタートアップです。法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化クラウドサービス「バクラク」を中心に、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」や、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用した業務効率化・データ活用支援を行っています。
Don’t Disturb株式会社は、「起業家・クリエイター・アーティストの、本質と向き合う時間を邪魔させない」というミッションのもと、エンタメ・スタートアップ企業およびクリエイター・アーティストを支援し、設立から上場までのあらゆるフェーズをサポートするバックオフィスBPOサービスを提供しています。
まとめ
Don’t Disturb株式会社と株式会社LayerXの提携により、エンタメ・スタートアップ企業のバックオフィス業務が効率化されることが期待されます。具体的には、以下のような支援内容が提供されます。
| 支援内容 | 具体的な効果 |
|---|---|
| 経理・財務領域の実務支援 | 支払い漏れや入金遅延の防止、資金繰りの安定化 |
| 稟議・承認フローの構築 | 支出の正確な管理、コストコントロールの実現 |
| 管理会計・予実管理のサポート | 迅速かつ適切な意思決定の支援 |
| 現場目線での業務フロー改善支援 | 業務の効率化、経営判断の精度向上 |
このように、Don’t DisturbとLayerXの連携によって、エンタメやスタートアップ企業の成長がさらに加速することが期待されます。