本田技研工業がミツカリ導入でエンゲージメント向上を図る【4月17日発表】
ベストカレンダー編集部
2025年4月17日 10:38
ミツカリ導入発表
開催日:4月17日
本田技研工業がエンゲージメント向上にミツカリを導入
株式会社ミツカリは、2025年4月17日に本田技研工業株式会社の開発部門において、自社のエンゲージメントサーベイ「ミツカリエンゲージメント」を導入したことを発表しました。この導入により、エンゲージメントの可視化を通じて、従業員の変化に気づくことができる現場を実現し、マネジメント体制の構築に寄与することを目指しています。
本田技研工業は、急速な人員の増加に伴って管理業務が追いつかず、従業員へのマネジメントやフォローが困難になるという課題に直面していました。これを受けて、エンゲージメントの向上とマネジメント体制の強化を目的に、「ミツカリエンゲージメント」の活用が開始されました。
導入の背景
近年、急速な事業拡大や組織変革に伴い、人材の定着やマネジメントの高度化は、経営層にとっても重要な課題となっています。経済産業省が実施した調査によると、取締役会で議論されているテーマとして「将来的に重要となる事業領域の人材獲得・育成」や「従業員のエンゲージメント」が上位に挙げられており、これらは経営戦略の中核を成しています。
特に本田技研工業では、自動運転や先進運転支援システム(ADAS)などの最先端領域において、優秀なソフトウェア人材の確保と定着が大きな課題となっています。急速な人員増加により管理職の業務負荷が増大し、従業員一人ひとりの状態を細やかに把握することが難しくなる中で、早期の離職リスクに対する懸念が高まっていました。
活用方法や導入後の効果
本田技研工業では、「ミツカリエンゲージメント」を現場のマネジメント支援ツールとして活用しています。このツールを通じて、早期フォローの実現によるマネジメントの質向上と、離職リスクの低減が実現されています。
具体的には、7問を約1分で回答できるミツカリのエンゲージメントサーベイを通じて、従業員の心理的変化を定期的に把握する仕組みが整いました。回答者への負担が少ないため、高い回答率を維持でき、継続的な計測が可能となっています。
さらに、ミツカリの適性検査で取得した個人特性のデータを組み合わせることで、一人ひとりに応じた個別フォローも可能となりました。現場の管理職からは、以下のような声が寄せられています。
- 普段把握できていない部下の変化に気づくことができた
- 思い込みで逃していたモチベーション低下に気づけた
- 組織内の関係性も明確になり、マネジメントの指針となった
これにより、離職リスクの低下にも効果が見られ始めています。
ミツカリについて
ミツカリは、適性検査とエンゲージメントサーベイを用いて、個と組織の力を最大化するHR Techサービスを提供しています。採用候補者や従業員に約10分で計測できる性格適性検査を実施し、一人ひとりの人物像や特性、会社・部署の特徴を明らかにします。
このサービスは、経験や勘による判断が主であった人と組織との相性を定量的に分析することができ、人と組織の「合う」「合わない」を判断するだけでなく、具体的にどんな性格や価値観が合わないのかを指し示します。また、コミュニケーションを取るうえで注意すべき行動例なども具体的にアドバイスします。
さらに、約1分で計測できるエンゲージメントサーベイにより、従業員が活き活きと働けているか、個と組織の力が発揮できているかを可視化します。適性検査とエンゲージメントサーベイを掛け合わせることで、エンゲージメントが低下している原因を分析・予測し、性格・価値観をベースにした具体的なアクションを実施することで、エンゲージメントの向上を支援します。
2025年4月時点での導入者数は5,000社以上に達しており、東証プライム上場企業から中小企業・ベンチャー企業まで、幅広い業界で活用されています。
本田技研工業の概要
本田技研工業株式会社は、1948年に設立された企業で、二輪車、四輪車、パワープロダクツ製品の開発・製造を行っています。以下に会社概要を示します。
| 会社名 | 本田技研工業株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 三部敏宏 |
| 設立 | 1948年9月 |
| 資本金 | 86,000,000,000円 |
| 本社所在地 | 東京都港区南青山2丁目1番1号 |
| 事業内容 | 二輪車、四輪車、パワープロダクツ製品の開発・製造 |
株式会社ミツカリの概要
株式会社ミツカリは、2015年に設立され、HR Techサービス「ミツカリ」の開発・運営を行っています。以下に会社概要を示します。
| 会社名 | 株式会社ミツカリ |
|---|---|
| 代表者 | 表 孝憲 |
| 設立 | 2015年5月25日 |
| 資本金 | 100,000,000円 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿2丁目28番7号 サテライトフロア1422 |
| 事業内容 | 個と組織の力を最大化するHR Tech「ミツカリ」の開発・運営 |
本記事では、本田技研工業がミツカリを導入した背景や効果、ミツカリの概要について詳しく解説しました。エンゲージメント向上やマネジメントの質向上に向けた取り組みが、今後どのような成果をもたらすかに注目が集まります。
参考リンク: