5月7日、ビョークの映画『コーニュコピア』が日本で特別上映開始！

映画『ビョーク：コーニュコピア』特別上映のお知らせ

2025年4月16日、カルチャヴィル合同会社より発表された映画『ビョーク：コーニュコピア』が、5月7日（水）から日本での上映を開始することが決まりました。この映画は、アイスランドの伝説的アーティスト、ビョークによるコーニュコピア・ツアーのパフォーマンスを基にしたもので、世界25カ国以上での劇場公開と同時に、東京・大阪に加えて名古屋や神戸などの劇場でも上映が行われることとなりました。

特に、名古屋や神戸の劇場が追加されたことに対して、多くのファンからの期待の声が寄せられていました。今回の上映は、東京・大阪以外では非常に限られた日程での特別上映となり、5月7日（水）1日のみの上映が予定されています。この貴重な機会をお見逃しなく、映画館でビョークの圧倒的な世界観に浸る体験を楽しんでください。

映画『ビョーク：コーニュコピア』の内容について

『ビョーク：コーニュコピア』は、ビョークによる約5年間のコーニュコピア・ツアーの一環として、2023年にリスボンのアルティス・アリーナで行われたパフォーマンスを収めた作品です。監督はイーソルド・ウッガドッティルが務め、没入感のあるライブ映像を通じて、ビョークのアルバム『フォローラ』（2022年）、『ユートピア』（2017年）、『ヴァルニキュラ』（2015年）の楽曲が、独自のステージデザインとマルチメディア要素で表現されています。

映画では、すべての歌詞がビョーク自身の手書きによる英語で字幕表示され、観客は彼女の音楽とビジュアルアートを一体化させた圧倒的な体験を味わうことができます。特に注目すべきは、21世紀のVR映像を19世紀の劇場空間へと変貌させる演出であり、音楽的革新や環境活動、感情表現を融合させたビョークの世界観がスクリーンに描かれています。

上映情報と料金について

映画は、以下の劇場で上映されます：

鑑賞料金は3300円一律で、本編の上映時間は約1時間39分です。また、ビョークがキュレーションした3本のミュージックビデオも特別上映される予定です。この映画は、圧倒的な映像体験を通じてオリジナル公演の魔法を余すところなく体験できる貴重な機会となります。

映画に寄せられたレビュー

『ビョーク：コーニュコピア』は、数多くの業界誌から高い評価を受けています。以下は、いくつかのレビューの抜粋です：

• ニューヨーカー誌：「変革のためのファンタジー」
• ニューヨーク・マガジン：「この街のステージに上がった中で最も信じがたい光と音のショー」
• Vulture誌：「『ビョーク：コーニュコピア』は、私がこれまで見た中で最もワイルドなビジュアル演出のあるコンサートだった」
• インディペンデント紙：「これまで体験した中で最も没入的で陶酔感のある映像体験」
• バラエティ誌：「100分間にわたる圧倒的な音と映像の饗宴。五感を刺激する歓喜の詩。」

これらのレビューからもわかるように、本作はビョークのアートがこれまで以上に大胆であり、観客に強い印象を与えることが期待されています。

関係者のコメント

映画の公開に際して、関係者からのコメントも寄せられています。エイミー・フレッシュウォーター（マーキュリー・スタジオ VP コンテンツ・アクイジション）は、「視覚アーティストのコンサートを映画館の大画面で観ることは、ただのライブではなく、アーティストの構想そのままに、その芸術世界へ没入する体験です。」と述べています。

また、マーク・アレンビー（世界配給トラファルガー・リリーシング CEO）は、「この伝説的なコンサートを世界各国の映画館で上映できることを非常に嬉しく思います。ビョークのミュージックビデオも特別上映されるこの機会に、世界中のファンとともにこのユニークな体験を共有できることを楽しみにしています。」と語っています。

作品概要とビョークについて

映画『ビョーク：コーニュコピア』の原題は「Björk’s Cornucopia」で、約2時間弱の上映時間を予定しています。監督はイーソルド・ウッガドッティルが務め、ビジュアル共同クリエイティブディレクターはジェームズ・メリーが担当しています。ビョークは、彼女の世代で最も革新的かつ影響力のあるアーティストの一人として知られ、音楽、ビジュアルアート、パフォーマンスを融合させ、常にその枠を超え続けてきました。

『コーニュコピア』では、音楽・演劇・ビジュアルアートを融合させたパフォーマンスを通じて、21世紀のパフォーマー像を再定義し、環境への希望と回復力のメッセージを届けています。

まとめ

映画『ビョーク：コーニュコピア』は、ビョークの圧倒的な世界観を体感できる貴重な機会です。以下に、上映情報をまとめます：

この作品は、ファンはもちろん、初めての観客にも見逃せない内容となっており、ビョークの芸術的な才能を存分に楽しむことができるでしょう。