6月28日、京都でミードとフレンチの特別ディナーイベント開催

幻の古代酒ミードとフレンチの饗宴

2025年6月28日（土）、京都の「鮒鶴京都鴨川リゾート」において、世界最古のお酒であるミードをフレンチ料理とペアリングした特別ディナーイベントが開催されます。このイベントは、バリューマネジメント株式会社が展開する「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」によるもので、現代の食トレンドが再評価される中、伝統と発酵の新潮流を体験する機会です。

ミードは、蜂蜜を水で希釈し、酵母を加えて発酵させることで造られる醸造酒で、歴史は14,000年以上前に遡ります。中世ヨーロッパでは“神々の酒”として珍重され、神話や歴史に深く根付いています。近年では、発酵食品への関心やサステナビリティ志向の高まり、クラフト酒ブームにより、再評価が進んでいます。

イベントの詳細

本イベントでは、ミードの持つ多様性とフレンチの創造性を融合させた新たな味覚体験を提供します。ミードの魅力を知るための約30分のセミナーが行われ、その後、特別にペアリングされた6品のフルコースディナーを楽しむことができます。ミードの甘みや香りがフレンチ料理とどのように調和するのか、非常に興味深い体験となるでしょう。

具体的なスケジュールは以下の通りです：

• 18:00 受付開始
• 18:30 セミナー開始（ANTELOPE株式会社 代表 谷澤 優気氏）
• 19:00 料理スタート
• 21:00頃 終了予定

料金はお一人様15,000円（別途サービス料10%）で、ミードのセミナーやペアリングされたフルコースディナーが含まれています。予約は公式ウェブサイトから可能です。

ミードとは何か

ミードは、蜂蜜と水、酵母を発酵させて作られる醸造酒です。伝統的な製法に加え、さまざまなフルーツやスパイスを用いることで、幅広い味わいを楽しむことができます。一般的に、ミードは比較的低アルコールで、度数は6～14%のものが多く、ドライなものから甘口まで多様なスタイルがあります。

特に、ミードには結婚式の際に飲まれることが多く、「ハネムーン」という言葉の由来とも言われています。ゲルマン人は新郎新婦が1カ月間ミードを飲みながら祝う風習があり、これが「ハネムーン」の語源とされています。

ANTELOPEについて

ANTELOPE（アンテロープ）は、2020年に滋賀県野洲市で創業した日本初のクラフトミード専門の醸造所です。多様な蜂蜜や果実、ハーブを用いて少量生産・手作業にこだわった高品質なミードを醸造しています。ANTELOPEの社名は英語で「カモシカ」を意味し、「醸し家」として最高の酒を提供することを目指しています。

近年、欧米で再評価が進むミードの世界において、ANTELOPEはその先駆者として注目を集めています。名だたるシェフや食のプロフェッショナルからも高い評価を得ており、品質の高さが伺えます。

鮒鶴京都鴨川リゾートの魅力

鮒鶴京都鴨川リゾートは、かつて老舗料理旅館として愛されてきた「鮒鶴」をレストラン＆バンケットとして再生したユニークな施設です。明治3年に創業し、大正14年に現在の場所に移転しました。京都鴨川のランドマークとして100年以上の歴史を誇る純和風建築であり、2012年には国の登録有形文化財に指定されています。

建物内には、宮大工の技が光る折上格天井や美しい天井画があり、圧倒的な存在感を放っています。また、鴨川沿いに位置し、東山を借景としたロケーションは、まさに京都の特等席です。非日常的な感動と特別な時間を提供することが特徴です。

コースプランの詳細

特別なディナーイベントでは、以下のようなコース料理が用意されています：

このように、ミードとのペアリングを考慮した特別な料理が用意されており、料理人と醸造家による解説を交えながら、新しい美食体験を楽しむことができます。

以上の内容から、京都・滋賀発の特別なディナーイベントは、古代酒ミードとフレンチ料理の融合を体験できる貴重な機会であることがわかります。興味のある方は、ぜひご予約を検討してみてはいかがでしょうか。