4月16日開催！マイナビショードラアワード2025で「星の四谷三丁目シアター」が大賞受賞

「マイナビショードラアワード2025」の開催について

2025年4月16日（水）、東京都内にて「マイナビショードラアワード2025」の受賞式が盛況のうちに開催されました。このアワードは、誰もが動画づくりを楽しみ、発信できる時代において、斬新なアイデアや刺激的なコンテンツを生み出したショートドラマを表彰するものです。2024年に続く2回目の開催となる本年は、株式会社マイナビが特別協賛を行い、クリエイターたちの未来を応援することを目的としています。

受賞式の司会を務めたのは、元テレビ東京アナウンサーであり、現在は女優やタレントとしても活躍する森香澄さんです。彼女は自身のショートドラマの経験を交えながら、「近距離なので、お肌の細かいところまで見えるのが衝撃的でした(笑)」と振り返り、ショートドラマ特有の撮影スタイルについても言及しました。

受賞式の様子と特別ゲスト

受賞式は、昨年の「ショードラアワード2024」で大賞を受賞した「ウミガメごっこ」の大内唯さんと谷沢龍馬さんによる開会宣言でスタートしました。「素晴らしい作品とクリエイターたちを、一緒にお祝いしていきましょう！」という言葉で、アワードの雰囲気が一層盛り上がりました。

また、受賞式では、3月8日より配信が開始されたショートドラマ初の連続サスペンスドラマ『この顔であってる？』のダイジェスト映像が上映され、主演の松本まりかさんが登壇しました。彼女は役柄について「芸能マネージャー役でした。自分の経験を基に表現した作品です」と語り、作品への思いを伝えました。さらに、6月から配信予定のショートドラマに出演する髙嶋政伸さんもゲストとして参加し、「アイディアとやる気さえあれば誰でも参加できる新しいジャンルのエンターテインメントだなと感じました」と意気込みを語りました。

受賞作品の発表と各部門の受賞者

受賞作品の発表は、いくつかの部門に分かれて行われました。部門は「新人賞」「ABEMA賞」「マテリアルショートドラマPR賞」「クリエイター賞」「出演者賞」「マイナビ賞」「大賞」の7つです。

1. 新人賞
   ノミネート作品は「STU48」「今野雅夫Masao KONNO」「ただつわたなべ」「双葉タクシー ショートドラマ」の4作品で、受賞作品は「STU48」と「双葉タクシー ショートドラマ」となりました。受賞者は「現役アイドルの楽屋トーク」というユニークな企画が評価された「STU48」の久留島優果さんと、福岡の地域を活かした「双葉タクシー」の代表者です。
2. ABEMA賞
   ノミネートは「FYSS」「柄シャツ男リターンズ」「Coyane’s World」の3作品で、受賞作品は「Coyane’s World」です。監督の石川幸典さんは「縦型ならではの工夫がすばらしく、瑞々しい映像が印象的でした」と評価されました。
3. マテリアルショートドラマPR賞
   ノミネートは「【キッズアイ】」「グッとSubtitLe」「モブヨンドラマ【mov404】」で、受賞作品は「グッとSubtitLe」となりました。関航氏は「ショートドラマを活用し、企業やブランドの魅力を好感的に伝える観点で評価されました」と述べました。
4. クリエイター賞
   ノミネートは「大阪の棒人間鈴木」「多分こんな感じドラマ」「テラ・インコグニタ/TerraIncognita」などの8作品で、受賞作品は「大阪の棒人間鈴木」と「多分こんな感じドラマ」が選ばれました。
5. 出演者賞
   ノミネートされたのは「Coyane’s World」の三宅朱莉さん、「たかみちホラー」のショウゴさんなど5名で、受賞者は水島麻理奈さんです。彼女は「ショートドラマがますます発展することで、私のような人間がこういう場に立てるのかなと思います」と感謝の気持ちを表しました。
6. マイナビ賞
   ノミネートは「SHORT LAUNDRY」「毎日はにかむ僕たちは。」「miki_itou」で、受賞作品は「毎日はにかむ僕たちは。」です。
7. 大賞
   ノミネート作品は「FYSS」「#エモハルドラマ」「オトナのお悩み保健室」など9作品で、見事「星の四谷三丁目シアター」が大賞に輝きました。

大賞受賞作品「星の四谷三丁目シアター」について

大賞を受賞した「星の四谷三丁目シアター」は、朝日放送テレビでのドラマ制作権と賞金300万円が贈られました。作品の監督である谷口恒平さんは「このような賞をいただけると思っていなかったので驚いています」とコメントし、作品制作の背景を語りました。「ショートドラマが1つの文化として続いていけばいいなと思います」と、今後の展望を明かしました。

松本まりかさんはこの作品について「とってもおもしろかったです！　ドラマあるあるなんですよね。じわじわきました」と絶賛し、地上波ドラマへの期待を寄せました。

まとめ

「マイナビショードラアワード2025」は、ショートドラマのクリエイターたちの才能と情熱を称える素晴らしいイベントでした。各部門の受賞者は、独自の視点や表現で新しいエンターテインメントの可能性を示しました。今後もショートドラマの発展が期待される中、クリエイターたちの活躍に注目が集まります。

今回のアワードを通じて、ショートドラマという新しい表現の場が広がり、クリエイターたちの挑戦が続くことが期待されます。今後もこのような素晴らしいイベントが開催され、さらなる才能の発掘につながることを願っています。